沖縄市議の大城隼(はやと)氏(40)が8月下旬、同月死去した指定暴力団旭琉會幹部の沖縄市内の自宅を訪れ、幹部の家族に香典を渡していたことが分かった。大城氏は本紙取材に事実関係を認めた。同市は暴力団排除条例を定めている。
大城氏が訪れたのは指定暴力団旭琉會山久一家の総長の自宅。8月24日の初七日の日で、家族に香典の2千円を渡したという。
大城氏は総長の子どもと小学生の頃から友人で、総長とも顔見知りだった。これまでに複数回、総長宅へ行ったことがあるが、最後に総長と会って話したのは約2年前だという。
大城氏は本紙の取材に対し、総長と深い付き合いはなかったとした上で、香典を渡したのは「あくまでも私人として行ったこと。問題はない」と答えた。
刑事訴訟法などに詳しい近畿大学の辻本典央教授は「暴排条例が定められている中で、市議は模範を示さなければならない存在だ」と指摘。「当該の議員は会見や議会で、香典を渡した経緯や日常の交際関係を明らかにするべきだ」と話した。











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