試験概要

弁理士試験の合格者はどんな人?合格者の層を解説

弁理士試験の平均合格率は、6〜7%といわれています。12〜13人が受験して、受かるのは1人だけという、超難関な国家資格です。

どれほど難しい試験なのかを把握しておけば、具体的な勉強計画を建てられ合格に向けた試験対策を行えます。

そこで今回は、弁理士試験の合格率と勉強方法のコツを詳しく解説していきます。

最短合格を目指す最小限に絞った講座体系

1講義30分前後でスキマ時間に学習できる

現役のプロ講師があなたをサポート

20日間無料で講義を体験!

弁理士試験の合格率は一桁台

知的財産のエキスパートである弁理士は、司法書士や行政書士などと並ぶ超難関の国家資格です。

特許庁が発表している「令和3年度弁理士試験の結果について」では、合格率は6.1%となっています。前年度の合格率は9.7%となっており、いずれも10%に満たないのが現状です。

受験者100人のうちたった6~9人しか合格できないことを考えると、弁理士試験がいかに難しいのかがわかります。

関連コラム:【2022年最新】弁理士試験の試験概要・試験科目など

弁理士試験の合格者は30〜40代の会社員

令和3年度弁理士試験の結果について」を参考に、弁理士試験の最終合格者の職業別・年齢別内訳を見てみましょう。

合格者の約8割が働きながら弁理士資格を取得

職業別内訳をによれば、弁理士試験最終合格者の51.6%が会社員という結果です。次いで特許事務所27.9%、公務員5.6%となっており、全体の8割近くが働きながら試験に合格していることがわかります。

弁理士は、合格率が低く難しい試験ではありますが、頑張り次第では合格できるチャンスは十分にあるでしょう。

関連コラム:弁理士資格を働きながら取得|隙間時間の有効活用が鍵

合格者の平均年齢は働き盛りの30〜40代

弁理士試験に合格している半数以上が30〜40代の男性です。

30代といえば、専門性を磨いたり、管理職に就いて部署のマネジメンを任されたり、キャリアの分岐点ともいえる年齢です。

早いうちに弁理士の資格を取得し経験を積むことで、実績が評価され昇格できたり、希望条件に合った転職先と出会えたりするかもしれません。

弁理士試験に合格する勉強方法のコツ

弁理士試験の合格を目指すなら、「短答式筆記試験の対策を徹底する」「隙間時間を有効活用する」といったコツをおさえて、効率的に勉強を進めましょう。

短答式筆記試験の勉強に時間をかける

弁理士の試験科目は、「短答式筆記試験」「論文式筆記試験(必須科目)(選択科目)」「口述試験」を含めた3種類あります。

試験の難関といわれているのが、最初に受ける短答式筆記試験です。出題範囲が非常に広く、例年の合格率は10%未満となっています。

過去問を繰り返し解いたり、オンライン講座で出題頻度の高い分野を集中的に勉強したり、短答式筆記試験の勉強に時間を費やすことが、合格への近道です。

隙間時間を有効活用する

弁理士試験の合格に必要な勉強時間の目安は、約3,000時間といわれています。毎日8時間勉強しても、1年近くかかる計算です。

社会人の場合は、働きながら勉強時間を確保し続けるのには限界があります。移動中や仕事休憩の合間など、隙間時間を有効活用しながら勉強しましょう。

移動中は、講座の音声を聞いたり、単語帳で専門用語を覚えたり、暗記する勉強がおすすめです。

最短合格を目指す最小限に絞った講座体系

1講義30分前後でスキマ時間に学習できる

現役のプロ講師があなたをサポート

20日間無料で講義を体験!

20日間無料で講義を体験!