スーパーカブ110/プロ 概要 世界生産累計1億台を超えるワールドワイドなベストセラー。’18年に丸みを帯びたデザインに回帰し、丸目のライトはLED化。次ぐ’22年のモデルチェンジではグロム/モンキー125/スーパーカブC125が採用する”スマートエンジン”の調整版を搭載した。足まわりはホイールをキャストタイプに変更し、フロントブレーキをディスク化、ABSを搭載した。
停車時のみロータリー式になる自動遠心クラッチの4速ミッションなど利便性も抜群。実用一辺倒と思いがちだが、ポップなカラーもラインナップする。前後14インチタイヤ/フロントバスケット/大型リヤキャリア装備の「プロ」も用意。
’22 スーパーカブ110 【’22 HONDA SUPER CUB 110】 ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.9kg-m/7500rpm ■車重101kg(装備) シート高738mm 4.1L ■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 ●色:グリントウェーブブルーメタリック タスマニアグリーンメタリック パールフラッシュイエロー バージンベージュ クラシカルホワイト●価格:30万2500円 ●発売日:’22年4月14日
カラーバリエーションは青/緑/黄/ベージュ/白の5色。
’20 スーパーカブ110 【’20 HONDA SUPER CUB 110】 ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.87kg-m/5500rpm ■車重99kg(装備) シート高735mm 4.3L ■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 ●色:グリントウェーブメタリック アーベインデニムブルーメタリック クラシカルホワイト パールフラッシュイエロー タスマニアグリーンメタリック バージンベージュ ●価格:28万500円 ●発売日:’20年5月22日
カラーバリエーションはブルー/イエロー/ホワイト/ベージュ/グリーン/デニムブルー/サマーピンク(※受注期間終了)の7色展開。
足まわり 乗り心地は良好で、路面からのショックをしっかり吸収してくれる。前後ともドラムブレーキだが主速度域に対する制動力は十分。
主要装備 王道の丸目ヘッドライトはLEDを採用しており夜道も安心だ。カーブを多用する凝ったデザインのメーターにはスーパーカブのロゴが入る。
風雨からライダーの足まわりを守ってくれるレッグシートもカブの特徴。シート素材はウレタンで座り心地がいい。
センタースタンドとサイドスタンドをいずれも標準装備。頻繁に乗り降りする場合にもセルフメンテナンス時にも、様々なシーンで便利だ。
キックスターターを備えており、どちらでもエンジン始動が可能。万一バッテリーが上がってしまったときにも安心だ。
’22 スーパーカブ110 プロ 【’22 HONDA SUPER CUB 110 PRO】 ■車重109kg(装備) シート高740mm ■タイヤサイズF=70/100-14 R=80/100-14 ●色:セイシェルナイトブルー ●価格:34万6500円
’22 スーパーカブ110[タイ仕様]
タイで発表された新型110エンジンのボア×ストロークは47.0×63.1mmで、ストロークは新型グロムと同一。腰下のカバー類の形状も激しく近似しており、同じベースエンジンのボア/ギヤ数違いバージョンと思われる。
’22モデルとしてニューカラーも発表済み。日本仕様車への導入が待たれる。
【’22 HONDA SUPERCUB|THAI MODEL】 ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109.5cc ■車重98kg シート高744mm 4.2L ■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 ●価格:4万7700バーツ(約16万4000円@2022年1月7日時点) ※スペック&価格はすべてタイ仕様
カラーバリエーションは黒/白/青×白/赤×白の4色展開。
カラーバリエーションは黒/白/青×白/赤×白の4色展開。
エンジン 最新のエンジン技術により開発された110ccホンダスマートエンジンを搭載。電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を採用し、燃費/経済性/耐久性に長ずる。
最新のエンジン技術により開発された110ccホンダスマートエンジンを搭載。電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を採用し、燃費/経済性/耐久性に長ずる。
足まわり ホイールトラベル量を大きく取った前後サスペンションで荒れた路面の凹凸を吸収、スムーズな走行を可能とする。シートは一体型のロングタイプで、クロームメッキを施したグラブバーを設置する。
ホイールトラベル量を大きく取った前後サスペンションで荒れた路面の凹凸を吸収、スムーズな走行を可能とする。シートは一体型のロングタイプで、クロームメッキを施したグラブバーを設置する。
主要装備 レトロな印象の丸目ヘッドライトだが、LEDを採用して光量は十分。
レトロな印象の丸目ヘッドライトだが、LEDを採用して光量は十分。
指針式の速度計と、その上部にLCDディスプレイを採用。ギヤポジション/燃料消費量/消費率/時計/オド/トリップを表示する。
指針式の速度計と、その上部にLCDディスプレイを採用。ギヤポジション/燃料消費量/消費率/時計/オド/トリップを表示する。
’21 スーパーカブ110[タイ仕様]
【’21 HONDA SUPER CUB 110】 ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ ■車重98kg(装備) シート高744mm 4.2L ■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 4万7400バーツ(約15万8000円) ※スペック&価格はすべてタイ仕様
’20 スーパーカブ110 プロ
【’20 HONDA SUPER CUB 110 PRO】 ■車重109kg(装備) シート高740mm ■タイヤサイズF=70/100-14 R=80/100-14 ●色:セイシェルナイトブルー ●価格:30万2500円
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
スーパーカブ110/プロに関連する記事 「燃費が良いバイク」の代表選手・ホンダ スーパーカブ110。前回の航続距離テストでは、ガソリン満タンで東京→浜名湖間の完走に成功したバイク系YouTuber・DIY道楽テツ氏。今回は低燃費を叩き出すためのコース選定に加え、走らせ方にも工夫を凝らしてさらなる燃費アタックに挑戦する。特殊なオイルやパーツなどを使わないフルノーマルの状態にもかかわらず、異次元の数値を達成した。 スーパーカブ110はやれば […]
昨今のライダーなら意識しなくてはならない環境性能。特に燃費の良さは、地球環境の保全のみならず、我々の財布の温かみにも直結する重大な問題だ。バイクメンテナンス系YouTuber・DIY道楽テツ氏が体当たりで検証を行なうべく、取り上げたのは燃費性能の高いバイクの筆頭、数々の伝説を残してきたホンダの名車「スーパーカブ110」だ。実測値として、カブのタンクとエンジンでどこまでの距離を走ることができるのだろ […]
ホンダモーターサイクルジャパンは、2020年にオンラインイベントとして開催、2021年は開催見送りとなっていたカフェカブミーティングを、3年ぶりのリアルイベントとして2022年10月15日(土)・16日(日)に開催すると発表した。 古今東西、ありとあらゆるカブファミリーが集まるイベントとして全国で開催されている「カフェカブミーティング」。ホンダの本社1階にあるホンダウエルカムプラザ青山での開催は聖 […]
国民的バイクのスーパーカブ。その中でも、原付2種のシリーズでもっともレトロ&スタンダードなスーパーカブ110が大幅リニューアルを遂げた。新型エンジン/キャストホイール+フロントディスク/ABSなどの現代的な装備を入手したのだ。本記事では、新たなスーパーカブが前モデルとどこが変わったのか、各部を比較して紹介する。 スタイリング:ひと目でわかるスタイルは踏襲するが、ビミョーな違いも LED丸眼ヘッドラ […]
ホンダは、6月11日~30日の日程で、ウエルカムプラザ青山にて「Honda MOTORCYCLE SHOW 2022 in Aoyama」を開催する。2022年春に大阪・東京・名古屋で開催された「モーターサイクルショー」で展示された車両の一部と、各モデルが持つ世界観に合わせたHondaライディングギアのトータルコーディネートを展示するという。 モーターサイクルショー各会場で話題沸騰だった機種のほか […]
国民的バイクのスーパーカブ。原付2種のシリーズで、最もレトロ&スタンダードなスーパーカブ110が大幅リニューアルを遂げた。新型エンジン/キャストホイール+フロントディスク/ABSと現代的な装備を入手したのだ。それはいいけど、カブらしい持ち味がどうなったのか気になるところ。従来型を買ったばかりのオーナーが興味津々でネチっこく新型と比較インプレッションしてみた! “カブみ”は残しつつ高速巡航が得意にな […]
言わずと知れた国民的2輪…いや、いまや名実ともに”世界の足”であるスーパーカブが、’22年に歴史的進化を遂げた。レトロな車体に新型エンジンを積み込んで、足まわりもキャストホイール&ディスクブレーキに変更、ついにABSを搭載してみごと現代化を果たしたのだ。新型発表の4ヶ月前に従来型スーパーカブ110を購入していた(!?)フリーライターの沼尾宏明と、ヤングマシン編集 […]
ホンダは、スーパーカブ110のビジネス仕様「スーパーカブ110プロ」をモデルチェンジし、2022年5月19日に発売すると発表した。ロングストローク設定の新エンジンを搭載し、新排出ガス規制に適合するほか、前後14インチのキャストホイールなどを採用し、タフネスと利便性を追求している。 チューブレスタイヤと前輪ディスクカバーも嬉しい タフネスとビジネスにおける利便性を追求したスーパーカブのプロ仕様、その […]