この記事では、Windowsコンピューターを使った基本のEXEファイルの作成方法と、そのファイルを他のコンピューターにインストールするためのインストーラーの作成方法を紹介します。EXEファイルはWindowsコンピューターにプログラムをインストールしたりファイルを追加するときに使われるものです。EXEインストーラーを作るには、IExpressというWindows標準搭載の機能を使います。

パート 1
パート 1 の 2:
EXEファイルを作成する

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    スタートにメモ帳と入力する メモ帳アプリを検索します。
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    メモ帳をクリックする スタート画面の上部にある、メモ帳の形をした青と白のアイコンです。
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    EXEのコードを書く 1行に1つのコードを書きます。すでにコンピューター内のどこかにコードを書いている場合は、それをメモ帳にコピー&ペーストします。
    • コードの書き方がわからない場合、誰かに書いてもらいましょう。
    • オンラインで基本的なプログラム用のEXEファイルコードを調べることも可能です。
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    ファイルをクリックする メモ帳画面の左上にあります。ドロップダウンメニューが開きます。
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    名前を付けて保存…をクリックする ファイルドロップダウンメニュー内にあります。
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    「ファイルの種類」のドロップダウンボックスをクリックする 画面の下の方にあります。
    • 「ファイルの種類」のデフォルトはテキスト文書 (*.txt)になっています。
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    すべてのファイルをクリックする ドロップボックス内にあります。
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    EXEファイルの名前を入力する 「ファイル名」に名前を入力し、.exeと付けます。EXEとしてファイルが保存されます。
    • 例えばEXEファイルを「bananas」と名付けるには、bananas.exeと入力します。
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    保存場所を選ぶ 画面左でフォルダをクリックして、ファイルの保存先を選択します。
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    保存をクリックする 画面右下のボタンです。指定した名前、保存先にEXEファイルが保存されます。

パート 2
パート 2 の 2:
EXEインストーラーを作成する

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    スタートにiexpressと入力する iexpressコマンドを検索します。
    • iexpressを表示するには、 iexpressとすべて入力しなければなりません。
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    iexpressをクリックする グレーのファイリングキャビネットのアイコンです。スタート画面の上部にあります。
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    「Create new Self Extraction Directive file」にチェックを入れる 画面中央にあります。通常デフォルトでチェックが入っていますが、そうでない場合はチェックを入れましょう。
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    次へをクリックする 画面右下にあります。
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    「Extract files only」にチェックを入れる 画面中央にあります。
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    次へをクリックする
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    EXEインストーラーのファイル名を入力する 画面中央の入力欄に名前を入力し、次へをクリックします。
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    ポップアップ画面を表示するかどうか決める ポップアップ画面を表示しない場合、次へをクリックします。表示したい場合は「Prompt user with」にチェックを入れて、入力欄に言葉や文章を入力し次へをクリックします。
    • ポップアップ画面を使うと、入力した言葉や文章を記載した画面がEXEファイルのユーザーに向けて表示されます。
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    ソフトウェアライセンス(使用許諾契約書)を使うかどうか決める EXEファイルユーザーが読んで同意すべきソフトウェアライセンス同意書を表示する必要がない場合、次へをクリックします。ソフトウェアライセンス同意書を表示したい場合、まず「Display a license」にチェックを入れてBrowseをクリックします。それから、ソフトウェアライセンス同意書を含むテキスト文書を選択し、開くをクリックします。次へをクリックして進みます。
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    Addをクリックする 画面中央のボックス下にあります。ファイルエクスプローラーの新しい画面が開くので、EXEインストーラーに追加するファイルを選択します。
    • EXEインストーラーに追加したファイルは、EXEインストーラーを開いた人全員のコンピューターにインストールされます。
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    追加するファイルを選ぶ ファイルエクスプローラーの左側でファイルの保存先をクリックし、クリック&ドラッグで使いたいファイルをまとめて選択しましょう。
    • Ctrlを長押ししながらクリックすることで、複数のファイルを1つずつ選択することも可能です。
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    開くをクリックする 画面右下にあります。EXEインストーラーにファイルが追加されます。
    • ファイル追加後でも、再度Addをクリックすればファイルをさらに追加できます。
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    次へをクリックする
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    「Default」にチェックを入れて次へをクリックする 画面1番上のチェックボックスです。
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    完了メッセージを表示するかどうか決める EXEインストーラーが作業を完了したとき、ユーザーに向けてメッセージを表示するかどうか決めましょう。表示する場合は「Display message」にチェックを入れて、表示したいメッセージを入力し、次へをクリックします。
    • 完了メッセージを表示しない場合は、何もせず次へをクリックします。
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    インストールするプログラムを追加する 前のセクションで作成したEXEプログラムです。Browseをクリックしてファイルの保存先を表示し、ファイルを選択したらSaveをクリックします。
    • 「Hide File Extracting Process Animation from User」にチェックを入れると、ユーザーに向けてEXEのインストール過程が視覚的に表示されません。
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    次へを3回クリックする  EXEインストーラーが作成されます。EXEインストーラーに追加したファイル数によって、数秒から数分かかります。
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    完了をクリックする 画面下にあります。クリックするとファイルが保存され、これでEXEインストーラー作成が完了しました。

ポイント

  • EXEの起動にはEXEインストーラーは不要ですが、EXEインストーラーがEXEファイルとその他必要な文書(例:ReadMeファイルや必須フォルダーなど)をコンピューターにインストールします。
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注意事項

  • EXEファイルのプログラミング方法がわからない場合、コード入力手順はプログラミングができる人に頼みましょう。

このwikiHow記事について

JL
共著者 ::
IT専門家
この記事の共著者 : Jack Lloyd. テクノロジーマニアのジャック・ロイドは、wikiHowのテクノロジーライター兼編集者です。2年以上にわたりIT関連記事の執筆と編集を行っています。英語教師としても活躍しています。 この記事は11,315回アクセスされました。
カテゴリ: PC/Windowsシステム
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