ちはっす。
糖尿病を治したい人が最初にやるべきたった一つの重要なこと
という記事の中で、糖尿病を正しく理解するには図書館へ行こう!というお話をしました。
これは「糖尿病」というだけに限らず、どんな分野においても、新刊本やネットの記事・ブログでは、物事の基礎や正しい知識は身に付かず、適当な嘘やデタラメが多いということです。
例えば、次の記事をお読みください。
「せかいがおわる」?よげんしゃたち
この記事を読めば、如何に新刊本というものが適当なデタラメに満ち、買って読むだけ金と時間の無駄ということがご理解頂けるのではないでしょうか?(笑)
私は自慢ですが、20代後半以降、専門書や論文等を除き読書などしたことがありません。
(週刊大衆とかヤングマガジンとかは別。笑)
そもそも「読書」というのは、自分の代わりに他人に物事を考えてもらうことなのです。
30過ぎたおっさんやおばはんが、自分で物事を考えられないというのは、かなり恥ずかしいことと自覚した方が良いです(笑)
そんなことは20代前半までで済ませておかねばなりません。
そういうことをやってこなかったおっさん連中が、新刊本なんかを読んで解ったつもりになり、居酒屋で能書きを垂れるのです。
ま、敢えておっさんやおばはんになっても読書をしたいと言うなら、中央公論社の世界の名著シリーズ全80巻(ぐらい)を読めば、とりあえず世の中の何たるかが解ります。
私は10代から20代の頃これらを全て読破し人類の知に触れた時、「もうこの先、何を読んでも得るものはない。」と読書をやめました(笑)
今でも何年かに一度ぐらい読み返すのは、ショーペンハウエルの「意思と表象としての世界」ぐらいです。
ま、そんなこんなで前口上が長くなりましたが、今回は
糖尿病預言書のご紹介
です。
預言書というのは、ノストラダムスの大予言みたいなインチキ予言書とは訳が違います。
「神から与えられた言葉を人類に伝える書」という意味です。
糖尿病の世界にも、神から授かった言葉を我々人類に伝えて下さるありがたい預言者がいらっしゃるのです。
ちなみに、私はほとんどタイトルぐらいしか読んでませんが、まぁ、私ぐらいともなるとタイトルを読んだだけで神の啓示が頭に現れるのです(笑)
注意点としましては、間違って買っちゃう人がいるといけないので、アマゾンとかにリンクはしていません。
どうしても買って読みたい!と言う人は、古本屋へ行けば20円ぐらいで売っていると思います。
■炭水化物が人類を滅ぼす 【夏井 睦 (著)】
タイトルが神がかり的でいい感じです(笑)
私個人的に一番気に入っているタイトルです。
ツッコむ気にもなれないといいますか、ソッとしておいて上げようと、思わず見て見ぬ振りをしたくなるような、そんな威光を感じます。
こういう本は絶版にすることなく、子々孫々まで残し、末代まで恥をかかせてやりたいですね(笑)
あ、滅びちゃうから無理か(笑)
■糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食 【江部 康二 (著)】
ご存じ、我らが教祖の迷著中の迷著です。
糖尿病がどんどんよくなるらしいです。
教祖自ら十数年続け、その効果は実証済みです。
あれ?確か、教祖は玄米食べたら高血糖になるんですよね?
それって糖尿病が良くなってるんですか?・・・。
なんて疑問に思う人は、まだ信心が足りません。
祈りなさい。
御心が天にある如く地にもなさせたまえ。
■糖尿病は歯ブラシで治せる 【栗原 毅 (著), 栗原 丈徳 (著)】
パンチが効いたタイトルだったので、思わず取り上げてしまいました。
私のブログを読んで、バーベルとかダンベルを買った皆さん、すいませんでした。
歯ブラシで治るそうです。
■ココナッツオイルで糖尿病が治った 【白澤 卓二 (著)】
何かを飲んだり食べたりして病気が治った、という話はその時点で駄目なんです。
ココナッツオイルなんか飲まなくても、歯ブラシで糖尿病は治っちゃうんですから、「コントロールがない」ということなんです(笑)
対照実験をキッチリやらなきゃ本当に効いたかどうかは解らないということです。
順天堂大学の教授ならそんな初歩の初歩ぐらいは知っているはずですが、知ってて書くんですから読者を馬鹿にしてますよねぇ。
こんなのは活字にする話じゃなくて居酒屋でする話なんです。
■心を変えれば健康になれる! ―アドラー心理学で病気も良くなる 【江部 康二 (著)】
さすがは我らが教祖です。
アドラー言うところの器官劣等性の克服を「糖尿病を治す」という正攻法対峙ではなく、「糖毒真理教を世に広める」という「劣等性の補償」で克服した訳ですね!
ただその場合、信者は自分を守ってくれる他者に完全に依存してしまい、「器官劣等性への反応として最もふさわしくない」とアドラーは言っていますが、まぁ、どうせ誰も治らないんだからどうでもいいですよね、そんなこと(笑)
■一生使える毎日の糖尿病献立 【塩沢 和子 (著), 鈴木 吉彦 (監修)】
治りもしないくせに「治る」とか「良くなる」などと大法螺を吹くインチキ本が多い中、この本は良心的です。
「一生使える」というタイトルから一生治らないことが前提なのです。
こういう良心的な本の方が遥かに実用的であるのは間違いないです。
■主食を抜けば糖尿病は良くなる! 【江部 康二 (著)】
だから、主食を抜いた教祖自らが、玄米食べて血糖値が爆発してたら全然糖尿病が良くなってないじゃないですか!
と、思った人はやはり信心が足りません。
祈りなさい。
信仰心があなた方を救ってくれます。
■我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある 【宮本 輝 (著), 江部 康二 (著)】
糖尿病で痩せ衰えたモヤシ老人二人から「元気です!」と言われても、何だかなぁ・・・という感じです。
糖尿病という時点で元気から程遠いだろ!と思うのは、健常者の皆さんの一致した意見だと思います。
ま、しかし、本人達は元気だと言い張るんですから、それはそれでいいじゃないですか。
「イワシの頭も信心から」なのです。
■なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか 【江部 康二 (著)】
またお前かよ(笑)
てめぇが治してから言え、このモヤシ。
■「糖尿病治療」の深い闇 【桐山秀樹 (著)】
著者の桐山秀樹氏は、ノンフィクション作家だと知ってアゴが外れそうになりました。
だって本の紹介に「米国糖尿病学会も認める効果抜群の食事療法を、日本ではなぜ認めようとしないのか」って書いてあるんだもん!
米国糖尿病学会は糖質制限なんて認めてないよ(笑)
調べろよ、それぐらい。
ノンフィクション作家なら、せめて米国糖尿病学会のサイトぐらい読め、タコ。
他にどんな著書があるのか知りませんが、甚だ怪しいですね(笑)
王城先生、だんだんお疲れのようなので、今日の所はこの辺で。
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2型糖尿病の完治を目指す会
糖尿病の完治を目指す人と完治した人が集まってます。
モンスターファクトリー・オンラインショップ
おまえら、たまにはここで何か買って下さい。