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【WITH CORONA】新型コロナワクチンのデマに注意

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京都府福知山市

正確な情報は厚生労働省や首相官邸のWebサイトで確認を

■正しい情報をもとに、接種の判断を
新型コロナワクチンに関する様々な情報の中には、正しくないものも存在します。
特に、ツイッターなどのSNSでは、科学的根拠や信頼できる情報源に基づいていない不正確な情報も飛び交っています。発信者が不明な場合もあり、注意が必要です。
厚生労働省や首相官邸Webサイトなどの公的機関では、複数の専門家のチェックを受け、科学的根拠に基づいた情報を公開しています。
正しい情報をもとに、接種の判断をしましょう。

◇新型コロナワクチンに関するデマの一例
×治験が途中のため安全性が確認されていない
臨床試験では、健康な人や患者の協力で、開発中のワクチンをヒトに投与して、有効性・安全性などのデータを収集します。その後、試験の結果などに基づいて、ワクチンの有効性、安全性、品質の審査が行われ、ワクチンが承認されています。
厚生労働省のホームページでは、国内で薬事承認されている新型コロナワクチンについて、臨床試験の結果のほか、接種後の副反応疑いの報告や健康状況調査を公開しています。

×人の遺伝情報であるDNAに影響がある
現在使用されているmRNAワクチンは、接種後数日以内で分解されます。
また、人の遺伝情報であるDNAに変化を加えることはありません。身体の中で、DNAからmRNAがつくられる仕組みがありますが、逆にmRNAからDNAがつくられることはありません。
こうしたことから、ワクチン接種により、その情報が長期間残ったり、精子や卵子の遺伝情報に取り込まれることはないと考えられています。

×ワクチン接種で不妊が起きる
mRNAワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響をおよぼすという報告はありません。妊婦の場合は、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染した場合に重症化リスクが高くなるという点で、ワクチン接種にメリットがあります。
アメリカでは、すでに10万人以上の妊婦がワクチンを接種しています。妊娠中に接種をした約3.5万人の女性の追跡研究では、発熱や倦怠感などの副反応の頻度は、妊娠していない女性と同程度で、胎児や出産への影響も認められませんでした。 妊産婦の接種は、日本産科婦人科学会などで認められています。

×心筋炎や心膜炎を発症するので接種しない方がよい
mRNAワクチンの接種後、ごく稀に軽症の心筋炎や心膜炎の事例が報告されています。
専門家は、ワクチン接種で心筋炎になる場合よりも新型コロナウイルス感染症の方が高い頻度で心筋炎がみられること、軽症の心筋炎・心膜炎は治癒する病気であることなどから、ワクチン接種により重症化を予防するメリットの方が圧倒的に大きいという見解を示しています。

・厚生労働省では、様々な疑問への回答をまとめたWebサイト「新型コロナワクチンQandA」を公開しています
・新型コロナウイルス感染症に関する最新情報や支援情報は、市ホームページの特設サイトで随時更新しています。

新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談・お問い合わせは、新型コロナウイルスワクチン接種コールセンターまで
【電話】45-8566【FAX】45-8576【メール】c-vaccine@city.fukuchiyama.lg.jp

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