あるコンテンツのDPSチェックは統計上のDPS上下差ではっきり計測する事が出来ます。あるコンテンツで特定ジョブが出せる最大火力は決まっており、
「その何%以上を出さないとクリアできない」というのがDPSチェックだからです。
DPSチェックが厳しく、想定最大火力に近い数字を出さなければならなくなるほど、DPSの低い人やジョブをカバーできる幅も狭くなり、DPSの上下差も狭まります。
4層初期はILが低いと高水準のDPSを出すのが困難で、ロットが弱いと中の下程度しか出せないので、その中で上下差を計算したのがこの数値ですけど。
● 共鳴4層 実装後6日まで(初週)
竜騎士の中 14,433.17
下 14,121.39 上下差2.207%
召喚の中 14,993.92
下 14,644.28 上下差2.387%
● 再生4層前半 実装後6日まで(初週)
竜騎士の中 20,341.66
下 19,832.13 上下差2.569%
召喚の中 20,340.19
下 19,874.88 上下差2.341%
● 辺獄4層前半 実装後6日まで(初週)
竜騎士の中 7,554.39
下 7,367.53 上下差2.536%
召喚の中 7,401.32
下 7,243.36 上下差2.180%
● 煉獄4層前半 実装後6日まで(初週)
竜騎士の中 9,751.21
下 9,575.43 上下差1.835%
召喚の中 9,088.54
下 8,926.78 上下差1.812%
多少ジョブの操作難易度により上下差は出ますが、コンテンツ要求DPSによる上下差の影響の方が遥かに大きいので、DPSロール全て似た傾向になります。
いつの拡張もそれなりに席がある竜召を例として貼りますが、はっきりと各零式のDPSチェックの厳しさがDPS上下差に表れてます。
画期的なギミック処理法が開発されればPTDPS上限が上がって上下差が広くなる事はありますが、知っての通り共鳴4層初週は「暴走あやとり」「ぼよんアーサー」の開発前の記録です。
それでも、ここまで明確に煉獄4層のがDPSの上下差狭いんです。
そうみると、煉獄4層前半初週は、概ねDPS上下差1.8%という狭さであり、共鳴の同条件で上下差約2.3%だった時より明らかにDPSチェックが厳しくなっています。
そして、このDPS上下差0.5%厳しくなってる部分は、綺麗に極バルバリシア武器と因果RE武器の差と一致します。
今までワールドレースは新式フル禁断で挑まなければならなかったのが、1週間の準備期間が出来て全チームが極蛮神武器と一人分の因果RE武器を揃えられたので、
それ基準でDPSチェックが引き上げられているという事です。
そもそも煉獄4層ワールドレースは極武器と因果450と因果RE武器の分緩和してたはずなのに、共鳴4層も煉獄4層も4層突入してからW1st出るまで同じく24時間かかってるの見たら、
その時点で「1週遅れ分DPSチェックを厳しくする事はしていない」というのが嘘だと分かりますよね。
問題なのはワールドレースに参加していない他の99.99%の一般プレイヤーです。今までレースに参加しなければ初週から極蛮神武器を使うのが当然でしたので、
単純に極蛮神武器と因果RE武器の分だけDPSチェックを引き上げられた事になります。
ワールドレーサーは元々新式フル禁断でやってたわけですから体感的にも条件変わらなかったでしょうけど。
● 共鳴4層 実装後18日まで(3週目)
竜騎士の中 14,425.80
下 14,033.34 上下差2.796%
召喚の中 15,138.32
下 14,729.15 上下差2.777%
更に、共鳴実装18日後(3週目)のDPS上下差もせいぜい0.4%位しか増えてないので、IL上がってもなかなかDPSチェックは緩くならないというのが分かります。
IL上がっても逆にプレイヤースキルの問題でPTDPSは下がるので、未クリア勢のDPSチェックはそれほど緩和されないというのは体感的に知られてますけど、統計的にも合ってるわけです。