5万枚のパネルに囲まれ メガソーラーから濁流 「命の危険感じて転居」

【動画あり】福岡県飯塚市 転売の末、外資が進出

 土がむき出しの斜面に約5万4000枚(総出力2万1600キロワット)もの太陽光パネルが並び、住宅地を取り囲んでいる。

 福岡県飯塚市のしらはた山(標高約160メートル、約150ヘクタール)の裾野に広がるしんあい地区。パネルに囲まれて暮らしているのは、約50世帯100人。元々は森林に囲まれた宅地だった。2014年に大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開発計画が持ち上がって19年末に着工され、今春ほぼ完成した。

 6月に本社ヘリで上空から見ると、山の大部分は伐採され、住宅地近くに太陽光パネルが延々と並ぶ異様な光景が広がっていた。

住宅の近くに並ぶ大規模太陽光発電所。雨期には山の雨が住宅地に勢いよく流れ込むこともある=6月23日、福岡県飯塚市(本社ヘリから、撮影・帖地洸平)

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