みんな、文章が書けなくなったことってありますか?

私はバリバリあります。
「もう書けません」って、思わず口から出た
院生だったころに、
大学院で書いている論文も、仕事で書いている文章も
プライベートで書いている文章(エッセイとかね)も
ぜーぜん書けなくなったことがありました。



理由は全くわかりません。今でもわからん。
で、文章の師匠に相談したんです。
「もう書けません」って。
そしたらこういわれた。
壁にぶち当たったんだね。大丈夫。書き続けてきた人だからこそ、そうなるもんだから。
って、いろいろ言葉を受け止めてもらった後、どうすればいいか聞いたら
文章を書いていて壁にぶち当たったら、
その壁に文章を書きなさい。



って言われたの。
継続こそが、すべて
なんという残酷なことを言うんだこの人は
と、初日は思ったものの、でも思いなおした。
文章のプロである以上、やっぱり書き続けることが大切だよなって。



やっぱりね、良い物書きって、全員そうなんだけどずーっと書き続けてるんだよね。
でも、続けることって大変だよね。
継続とは、諦観とのたゆまぬ闘争を意味するから。
家訓「逆境をこそ楽しめ」
でさ、私まっ先に思った。今まさに私は逆境にいるわけなんだけど
どーせなら楽しんじゃえ!
って。


うちの家訓なのこれ。「逆境をこそ楽しめ」って。
誰だっけ。マイリー・サイラスさんでしたっけ?
人生でつらいことが身にふりかかったら
「なんでわたしなの?(Why Me)」じゃなくて
「かかってきなさいよ(Try Me)」って言うんだ
って言った人。


かっこいいな
ぶちあたった壁に文章を書くために
いろーいろ試したよ!
また文章を書けるようになるために。
・好きなテーマで「だけ」書いてみたり
・頭に浮かんだ散文をすごく自由に書き散らしてみたり
・論文とか小説とかエッセイとかビジネス書とかいろんな種類の文章を書いてみたり
あと環境も変えてみた。
・貯金を崩して、少しだけ高いキーボードを買って執筆時のタイピングを心地よくしてみたり
・フットレストを置いて執筆時の姿勢をよくしてみたり
・執筆のお供に大好きなジャズをかけたり
・スタバで背伸びして買ったフラペチーノを飲みながら書いてみたり
どれが効果を発揮したのかはわからんけど、
でもなんかガムシャラにやってるうちに
書けるようになったんだよね。


「また元通り書けるようになるか」よりも、そうなるように努力することが、心の支えになったのかも
ただし、体調不良は別
あ、でもここまで書いといてなんだけど
「もう、書けない」って思った原因が
完全に体調不良なら話は別だと思う!


寝不足とか、大きな病気をしちゃったとか、メンタルがやられちゃったとか。
そういう時に無理して書こうとすると
「結局、今日も書けなかった」
っていう挫折感だけが残っちゃうから!


ちゃんと治療して、ゆっくり休んで、回復してから書いたほうが絶対にいいと思う!
表現者としての苦悩は、あって当たり前
ライターとして、ブロガーとして、物書きとして、そして表現者として
文章を書き続けてたら、
苦悩はあって当たり前だと思うんだ。


そう思っておけば、「もう書けない」って状態に陥っても慌てなくて済む
みんな、書いてて辛いこともあるかもしれないけど、
どうか筆を折らないでね。
あ、でもずっと前に
「筆を折ったら2本に増えるじゃん!やったー!倍書ける!」
ってツイートだかブログだかを見たことがあって笑っちゃったけど。
筆を折ってもいいから折った筆でまた書いてね!