女性客に睡眠薬を入れた酒などを飲ませ、店内で性的暴行を加えたとして、大阪市浪速区の日本料理店主、榎本正哉容疑者(46)を準強制性交等の疑いで大阪府警が逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかった。大阪地検が8月までに2件の準強制性交等の罪で起訴している。

 捜査関係者などによると、榎本容疑者は昨年12月下旬の夜、自身が経営する同区戎本町1丁目の店内で、睡眠薬を混ぜた酒などを女性客に飲ませて抵抗できない状態にし、店内で性的暴行をした疑いがある。これとは別に今年2月下旬の夜にも、別の女性客に同様の手口で性的暴行をした疑いがある。