滅葬のクロスソウル:The pilot version — 残照の墓標 —

雅彩ラヰカ/絵を描くのが好きな字書き

【序章】神と竜への誓い

プロローグ 

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 天に黒々と伸び上がるような雄叫びは、邪竜ミラスファーヴニアが解き放った邪悪な魂でした。

 断末魔が轟く中で、邪竜は言います。


 ——遠い未来の地で、余は必ず舞い戻ってくる。死と、破滅が満ちたそこで、余は再びこの破滅の翼を羽ばたかせるだろう。


 人々は二度と争わぬことを星霊神ステラミラと、星霊竜ミラスラグナに誓いました。

 以来、種族も性別も年齢の垣根も超えた平和な世界を作ろうと、人々は努力を重ねるのでした。

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