公務員試験における女性優遇について解説します
東京都や特別区の職員、裁判所事務官をはじめ
他の自治体などでも女性優遇が行われているようです
具体的には二次試験において女性が男性よりも合格率が異常に高くなっています
公務員試験における女性優遇の背景
公務員試験の女性優遇は国家公務員の
女性比率30%目標が関係しているようです
公務員試験の受験生は民間の就職活動はせず
公務員一本に絞っている人が多いので
男子受験生に過度なストレス・負担にならないように配慮すべきではないでしょうか
女性活躍社会ではなく一億総活躍社会を目指すべきです
東京都職員の女性優遇
都庁採用ではそもそも女性応募者が全体の29%と少なすぎる上に
公正な1次試験で男性29%女性23%と女性が男性に大きく差をつけられ
それを2次試験で人数調整して最終的に女性比率を36%にするというのは
あまりに醜い状況です
面接試験である2次試験通過率は男性38.4%女性64%
女性が男性の1.5倍超で到底容認できません
東京都特別区の女性優遇
平成30年の東京都特別区の採用試験です
1次試験合格率は男性34.9% 女性36.2%でほとんど変わらないのに
2次試験合格率(面接)では男性53.9%、女性76.5%となっています
明らかに面接で不正が働いているとしか思えない状況です
これでは東京医大の不正入試どころではありません
これがニュースにならないのが不思議です
裁判所事務官
公務員試験の中で最も女性優遇だと言われているのが裁判所事務官採用試験です
裁判所事務官の女性優遇についてはこちらの弁護士の方が色々調べているようです
平成30年は2次試験の男性合格率29.4%に対して女性合格率46.1%
男性倍率が女性倍率の1.5 倍を超えています
これでも以前より改善されているらしいです
最終合格者を男女半々にしようとする結果男性が犠牲になっている有様です
改善すべき課題
このような女性優遇に対し、受験生から精神的苦痛の声も受けています
公務員試験受験生は不合格になると民間への就職が非常に厳しくなります
国には是非とも早急に改善をしてもらいたいものです
具体案としては、
面接における第三者機関の傍聴・面接官を男女半々にする
小論文のおいて採点者が性別の確認を不可にする措置をとり採点基準を公表する等、
透明性の向上と差別禁止の徹底をお願いしたいところです
アファーマティブアクションでも容認できない
昨今ではアファーマティブアクションは水戸黄門の印籠のように使われることがありますが
入社試験や採用試験などでの数値目標には慎重になるべきでしょう
特に公務員試験では人数調整は極力控えるべきです
公務員試験の受験生は民間の就職活動をせず
公務員試験一本に絞っている人が非常に多い状況です
1次で通過して2次の面接で落ちたら
男性受験生は他に新卒で行き場がありません
その後の人生に莫大な影響を与えます
放置するわけにはいきません
アファーマティブアクションをする際に問題なのは
女性採用者を増やせば次年度以降の女性応募者が増えると
国が何ら根拠なく希望的観測をしている点です
実際には次年度以降の女性応募者は増えておらず、
単に毎年男性受験生が数の暴力の元に犠牲になっているだけです
女性採用者と次年度以降の女性応募者の相関係数を
しっかり計算して検証すべきです
女性採用者と次年度以降の女性応募者との間に相関関係がなければ
アファーマティブアクションなど無意味な取組です
女性採用者を増やしたいなら女性応募者を増やすべきです
効果がないアファーマティブアクションを直ちに廃止し、
女性応募者がどうすれば増えるのかを考えるほうが賢明です
まとめ
上記のように公務員試験の2次試験において
女性優遇が行われている事例を解説しました
問題の根本的な解決になっておらず
男子受験生が犠牲になるだけの女性優遇は極力控えてほしいですね
今回はここまでです
最後までお読み頂きありがとうございました
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