琴浦璃音の休憩部屋

…認められたい、愛されたい、必要とされたい、誰かのためになりたい、嫌われたくない、流されたくない…

色んな思いがぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。

混ぜて、混ぜて、混ぜて、混ぜて…
そして、何もかもが消えていく。

感情なんてない、生きる価値なんてない、助けはない、変化もない。


…何が現実。何が架空。
……所詮は何処にいても逃げたと捉われる。
実際そうなんだろうね。…僕は現実から逃げた。
逃げて逃げて逃げて…気持ちに素直になって逃げ続けた結果が今だ。

後悔はしてない。反省もしてない。
「楽しいならいいじゃないか」…そう。確かにそうだ。

でも違う。…何かが違う気がする。
僕が求めてたのはこれであってこれじゃあない。

…そりゃあ、今は楽しいし、交流も深まった。
僕の存在を見てくれる人だっていてくれる。それはなによりも嬉しいことだって思ってる。


けど…何かが足りないんだ。人気とかじゃない。人気は欲しいけど割とそれほどでもない。


…何が足りないのか分からない。

モヤモヤとした感情が消えてはくれない。


…強欲なんだろうね。
何かが足りないが故に、その何かがわからないまま欲する。

…僕は臆病だ。
…人と関わるのが怖いのに、関わりを欲するただの人だ。

そんな普通の人が…何かを欲してる。

理由も欲しいものもわからないまま…今日もまた、思いは彷徨い続ける…




これはただの…僕が抱える謎の思い。
闇の一部についての…ちょっとした語りだ。

…また、次があれば続くかもしれないよ…