一応私の使っている XP は SP3 にしてあります。
幸運にも特に不具合もなく使えております。
聞くところによると、一部では再起動を繰り返すような不具合もあるらしいですね。 (参考:ITmedia)
また、Internet Explorer 7 をSP3適用前にインストールしていると、SP3適用後はアンインストールが出来なくなるらしいです。 (参考:ITmedia)
自動更新も開始されましたが、導入までにはまだ様子見の人もいらっしゃるかもしれません。
ところで、[スタート] - [終了オプション] を押して出てくる "コンピュータの電源を切る" ダイアログに、通常の3つのボタン (スタンバイ・電源を切る・再起動) とともに [休止状態] のボタンが一番左に表示される端末を見たことがありますか?
どうやら富士通製のPCには表示されるようなのですが (AzbyClub)、詳細はよく分かりません。
もしこれと同じ状態にしたい場合は、以前は Microsoft からホットフィックスを入手する必要がありました。 (KB893056)
ですが、なんと SP3 を適用すると、もれなくこの表示に切り替えることができるようになります!
その方法とは・・・
レジストリ エディタから、以下のキーを作成します。
HKEY_CURRENT_USER
Software
Policies
Microsoft
Windows
System
Shutdown
ここに ShowHibernateButton という DWORD 値を作成し、値のデータを"1"とします。Software
Policies
Microsoft
Windows
System
Shutdown
あるいはもっと簡単に [スタート] - [ファイル名を指定して実行] ダイアログから以下の REG.EXE コマンドを実行します。
(コマンド プロンプト上でも実行できます)
そして [スタート] - [終了オプション] を押すと・・・
う~ん、Microsoft もなかなかやってくれますね~。
でもこれに関して公式なサポート情報はまだ出ていないみたいですね。
(私が探せていないだけかもしれません。もしご存知の方は教えてください。)
小訂正:
というより、Windows XP Service Pack 3 に含まれる修正の一覧に書かれているのでこれがその「サポート情報」なんでしょうね。
元に戻すには、レジストリエディタで上記の "ShowHibernateButton" 値を削除してください。
さらに!
フォルダオプションから簡単に表示・非表示を切り替えられるようにしてしまおうではありませんか!
ではこちらをどうぞ。
「終了オプションに休止状態ボタンを表示する」 にチェックを入れると休止状態のボタンが有効になります。
元に戻すには、レジストリエディタで上記の "ShowHibernateButton" 値を削除してから、
HKEY_LOCAL_MACHINE
SOFTWARE
Microsoft
Windows
CurrentVersion
Explorer
Advanced
とたどり、"TurnOffComputer" のキーをばっさりと削除してください。SOFTWARE
Microsoft
Windows
CurrentVersion
Explorer
Advanced
※補足※
上記の設定はあくまでもログオンしているユーザーのみに適用されるように構成されています。もしその端末にログオンするすべてのユーザーに適用したい場合、HKEY_CURRENT_USER ではなく HKEY_LOCAL_MACHINE に ShowHibernateButton 値が設定されるように構成してください。
"HKeyRoot"=dword:80000001 を "HKeyRoot"=dword:80000002 に変更すると、
HKEY_LOCAL_MACHINE
SOFTWARE
Policies
Microsoft
Windows
System
Shutdown
に "ShowHibernateButton"値が設定され、すべてのユーザーに休止状態ボタンが適用されます。SOFTWARE
Policies
Microsoft
Windows
System
Shutdown
- "H"キーを押す
- "→"キー (または "↓"キー) を3回押したのち、Enter キー (または スペース キー) を押す
・・・ん?犯人は↓これか?