第5回 俺のギター自慢シリーズ
どうも、ZONO SATOです。
今回も引き続き私のギター紹介をしてまいります。
第5回目にご紹介するのはこちら
VANZANDTのストラト STV-R3です。
こちらを購入したのは忘れもしない20歳の誕生日に24回ローンで渋谷の石橋楽器で購入しました。
当時、どうしてもストラトが欲しい衝動に駆られ自分の成人祝いに思い切って買ってやろうと思い見つけたのがこのギターです。
このギターをゲットするにあたりFenderのフレイムメイプルトップのストラトや同じくVANZANDTのアルダーボディーのストラトを3本試し弾きしました。
3本比較する中でFenderは即論外となりアルダーボディーの粘りのあるトーンに魅力を感じ迷いましたがアッシュボディのこのモデルを購入したのです。
主な使用を説明します
ボディ:アッシュ、
ネック:1ピースメイプルネック&ハカランダフィンガーボード
ピックアップ:全部vanzandt製
フロント BLUES
センター TRUE VINTAGE
リア BLUES
となります。
この使用をみるかぎり結構個性的なトーンをイメージされる方は多いのではないでしょうか?
アッシュボディー&メイプル指板じゃなかったり、ピックアップが50年代トーンじゃなくて60年代ストラトの中域をプッシュしたピックアップがついてたり…
そうなんです!
こいつは想像通りなかなかやんちゃな曲者ギターなのです。
通常の生産モデルとは異なり石橋楽器オーダーモデルのようでショップオーダーモデルならではのワンアクセント利いた通好みのギターとなっております。
ではでは実際のサウンドの印象ですがアッシュボディーとこのVANZANDT BLUESの愛称は非常に暴れまくってかっこいいのです。
Fender のピックアップで言うところのTexas Specialですね!!
このギターではアッシュという明るくタイトで引き締まったトーンを持つボディを組み合わせることでピックアップで中音域を補いながらピックアップの特性をストレートに弾き返す感じになり
にぎやかで派手目なトーンになっているといます。
きっとアルダーボディーだとこの60年代ストラトピックアップの弾けるようなワイルドなトーンを吸収しすぎてしまい中音域が図太いだけで少し暗めでまとまったトーンのギターになっていると思います。
音がただ派手に暴れまくるというわけではなくこのトーンをカバーしてくれるのが…
ハカランダのフィンガーボートです!!
こいつは嘘じゃなく間違いなくハカランダが使われています!!
12年前ぐらいだとヴァンザントもまだまだハカランダ使ってました。
このハカランダ指板が適度にバランスよく暴れるトーンのコンプレッションして芯を残してくれています。
またローズウッドよりも音の立ち上がりがクリアで早いのが特徴です。
きっと普通のローズウッドではもう少し中音域がもったりし音の立ち上がるスピードが遅いと考えられます。
またこれがメイプルネックだと中音域がスカスカでピックアップのパワーを抑えきれず飽和したじゃじゃ馬わんぱくギターで終わっていた事でしょう。
さすがショップオーダーモデルだけあって色々と考えられているわけだと納得!!
当時はこのギターの拘りをまったく理解できず購入したわけですから選んだ自分を褒めてやりたいです。
今のヴァンザントのスペックはわかりませんがこのギターのフレットはヴィンテージタイプの小さめのフレットが使用されています。
そしてフィンガーボードは結構アールが強めですフィンガリングが少し私にはストレスを感じ弦高調整も難しいです。
いまミディアムジャンボぐらいのフレットに打ち換えようか迷ってます。
アームですが最初はフローティングさせて使っていましたが弦高を下げるため今はこのブログでおなじみの「Raw Vintage RVTS-1」を使用しスプリング5本&ベタ付けして弦高を可能な限り下げています。
ネックもボディも塗装はかなり薄く触り心地は気持ちがいいです。
この塗装の薄さが鳴りにもしっかり影響していることでしょう。
あとこのブランドの特徴なのですがこの薄い塗装なのでクラックはでますしぶつけたらしっかり塗装が剥げます。
購入してから2か月目の冬にもうクラックがでてきましたからね。
私のは12年も使っているので結構ボロボロになって色も結構アイボリーからオフホワイトになってきたなーと感じております。。
ネオヴィンテージというのがキャッチコピーなのでともに歴史を歩んでいける生の楽器という感じでそこが可愛らしくて私は好きですがね。
というわけで以上がVANZANDT STV-R3の紹介となります。
色々とこれ以ストラトを購入しましたが私の一番のストラトはこいつです!
20歳の自分の記念に買ったギターですから一生ギターライフを共に歩んでいこうと思います。
もし最後まで読んでいただけた方いらっしゃいましたら誠にありがとうございます。
また気ままにMY GUITAR達を紹介していけたらと思います。
ではでは、ZONO SATOでした。