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とうもろこしの茹で方は、レンジでチンが一番美味しいです。
皮ごとならそのまま。皮なしならラップで包んで。
普通のゆで方よりもずっと甘いですし、栄養も逃さず摂れます。
しかもまったく手間がかかりません。
1本につき、レンジで5分ほどで完成します。
とうもろこしの味と栄養にこだわるなら、レンチンが断然おすすめです。
ただ、複数本のとうもろこしを一度に電子レンジで加熱すると、加熱ムラが出やすいというデメリットがあります。
そのうえ、本数に応じて加熱時間が増えるので、時短にもなりません。
複数本をまとめてレンチンするメリットは全くないので、1本ずつ加熱するのがいいですよ。
また、複数本を調理したいのなら、鍋やフライパンで一気に茹でるという方法もあります。
調理時間は、湯が沸騰するまでの時間を含めて8分〜10分くらい。
味や栄養の面では電子レンジに劣りますが、とうもろこしの本数が増えても、ゆで時間はあまり変わりません。
1本・2本・3本くらいなら電子レンジ、それを超えたら鍋、というふうに使い分けるのもアリです。
鍋やフライパンでとうもろこしを茹でる場合は、記事の最後で紹介している2パターンを試してみてください。
皮付きと皮なし、それぞれの、もっとも甘みが出やすい茹で方を紹介しています。
皮付きをチン(レンジで5分)イチオシ!
まず、とうもろこしを皮付きのまま加熱する方法をご紹介します。
とうもろこしは、皮付きのまま電子レンジで加熱すると、旨みが凝縮されてとても美味しくなります。
もし皮付きのとうもろこしが手に入ったら、皮を剥かずに加熱するこの食べ方がおすすめです。
ちなみに、皮なしのとうもろこしのレンチン方法は、後ほどご紹介します。
皮なしでも、じゅうぶんに美味しく仕上がります。
材料
トウモロコシ | 1本 |
作り方
- トウモロコシの茎が付いている場合は切り落とし、皮が多すぎる場合は少しむく。トウモロコシを皮つきのまま電子レンジ(500〜600w)で5分加熱する。
- 加熱が終わったら、茎と葉のつけ根から2センチほどの部分を切り落とす。(切り落とす場所は、下の写真を参考にしてください。)
- 皮の先端を持ってトウモロコシを振る。実だけがツルンと落ちたらできあがり。好みで塩(少々)を振っていただく。
【工程1】
まず、トウモロコシの茎が付いている場合は切り落とし、皮が多すぎる場合は少しむきます。
写真の下に写っている、収穫されたままのような、茎付きで皮でしっかりと覆われているトウモロコシは、加熱に時間がかかります。
ですから、茎を切り落としたうえで、上のトウモロコシくらいに皮を少しむいてください。
イメージとしては、スーパーで売られているようなトウモロコシ。
スーパーのトウモロコシは、すでに茎が切り落とされていて、皮も少しむかれているので、そのまま使えます。
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トウモロコシ(1本)を皮つきのままレンジに入れます。ラップはしません。
そして、500〜600wで5分加熱します。
普通サイズのトウモロコシの場合は500w5分で十分火が通ります。
私はいつも500w5分で加熱しています。
でも、サイズが極端に大きかったり、あるいは日にちが経ったトウモロコシだと、もう少し加熱が必要な場合があります。
特に、収穫してから日数がかなり経過したトウモロコシは、水分が少なくなるため、電子レンジの性質上、火が通りにくいです。
とうもろこしをレンジで何分チンするかは個体差もあるので、500w5分で様子をみて、もし足りないようでしたら追加で加熱してください。
トウモロコシを皮つきのままレンジでチンする場合は、皮がラップの役目をするので、ラップで包む必要がありません。
【工程2】
次に、トウモロコシの実の部分を切り落とします。
包丁を入れる場所は、つけ根から2センチほど上です。
ここで敢えて実の部分を切る理由は、あとで皮を簡単に取るためです。
実の部分をカットしてしまうのは、ちょっとモッタイナイようにも思いますが、思い切って太い部分を切り落とした方が、あとで実を取り出すのがラクです。
ちなみに、トウモロコシをすぐに食べない場合は、切らずに皮つきのまま冷ました方が、シワシワになりにくいです。
【工程3】
最後に、皮の先端を持ち、トウモロコシを振ります。
このようにすると、トウモロコシの実だけがツルンと落ちます。
トウモロコシの皮の先端を持って振ると、ほんの一瞬で皮から実が落ちます。
実がスルッと落ちない場合は、皮の切れ目から切り込みを入れて開くと、生よりも簡単に皮を剥くことができますよ。
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電子レンジでとうもろこしを加熱すると、茹でるよりもダンゼン美味しくなります。
とうもろこしを茹でると、旨味や栄養分が湯に溶け出してしまうため水っぽい味になりがちですが、電子レンジを使うと、旨みや栄養がたっぷり詰まった美味しいとうもろこしになります。
しかも、茹でるよりも簡単。
美味しくて栄養たっぷりで簡単なので、とうもろこしの調理法のなかで一番おすすめできる方法です。
続いて、皮なしのとうもろこしをレンジでチンする方法をご紹介します。
皮なしをチン(レンジで5分)オススメ
スーパーなどで、とうもろこしが皮なしで売られていることも結構あります。
そんな場合は、ラップをしてチン。
ラップが皮の代わりになって、ジューシーに仕上がります。
材料
トウモロコシ | 1本(300g) |
作り方
- トウモロコシの皮とヒゲを取り除き、水洗いする。
- ラップで包み、電子レンジに入れ、600wで2分30秒加熱する。途中でひっくり返し、再び600wで2分30秒加熱する。(トータルの加熱時間は5分)
- ラップをしたまま粗熱をとったらできあがり。好みで塩(少々)を振っていただく。
調理のポイントは3つあります。
水分が少ないと上手く加熱できない場合がありますが、あらかじめ水分でコーティングすることでムラなく加熱できます。
加熱ムラを抑えることができます。
ラップをしたまま冷ますと、水分の急激な蒸発を抑えることができるので、表面がシワシワになりにくいです。
この方法で加熱したとうもろこしも、旨味と栄養がたっぷり。
皮付きに引けを取らない美味しさです。
しかも、皮を剥く手間がない分、さらに簡単です。
この方法もおすすめです。
ぜひお試しください。
2本・3本のレンジの加熱時間
複数のとうもろこしを一度に電子レンジでチンすることも出来ますが、それはあまりおすすめしません。
とうもろこし自体にかなり個体差があるうえに、加熱ムラも出やすくなることから、加熱時間の調整がとても難しいためです。
ただ、それでも同時に加熱したいという場合には、とうもろこしの量に比例して加熱時間を増やすのがおすすめです。
サイトによっては1〜2分増やすと書いてあったり、少し増やすと書いてあったりするので、私もそのやり方で試してみたのですが、生のままになる可能性が十分にあります。
ですから、重さ(本数)に比例して加熱時間を増やした方が確実です。
例えば、皮なしのとうもろこし2本(600g)を加熱する場合は、次のとおりです。
1本ずつラップをして少し離して置き、加熱時間の半分、5分が経過したら、一度ひっくり返して場所を入れ替えます。
そして、再び5分チンします。
そうすると比較的加熱ムラが少なくなります。
皮なし3本(900g)の場合はこうです。
とうもろこし1本1本にラップをして、お互いが触れないように少し離して置きます。
加熱時間の半分、7分30秒が経過したら、ひっくり返したうえで場所を入れ替えます。
加熱ムラがでないよう、真ん中のとうもろこしは確実に入れ替えます。
そして、再度7分30秒加熱します。
とはいうものの、2本3本を同時に加熱するのは、まったくメリットがありません。
調理時間の短縮にはならず、また、加熱ムラも出来やすいからです。
加熱時間は、本数に比例して単純に伸びるだけです。
2本なら2倍、3本なら3倍という具合に。
ですから、基本的には1本づつ加熱するのがおすすめです。
複数本を一度に調理する場合は、電子レンジではなく、次に紹介する鍋やフライパンで茹でる方法がおすすめです。
本数 | 600wの場合 | 800wの場合 |
---|---|---|
2本 | 10分 | 7分30秒 |
3本 | 15分 | 11分30秒 |
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皮なしのゆで方(茹で時間3分)
複数本のとうもろこしを一度に調理する場合は、鍋やフライパンで茹でる方が時短になります。
ここからは、簡単に甘みが出る、とうもろこしの茹で方をご紹介します。
まずは、皮なしとうもろこしの場合です。
皮なしのとうもろこしは、皮付きと比べて、栄養や甘みが湯に流れ出やすいので、湯に浸ける時間を極力短くするのがおすすめです。
沸騰した湯に入れてから、3分くらいの短時間で引き上げると風味が失われにくくなります。
材料
トウモロコシ | 好みの本数 |
湯 | たっぷりめ |
塩 | 湯1Lにつき小さじ2(※) |
※塩の量は湯の1.2%
茹で方
- 鍋(もしくは深めのフライパン)にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら、塩とトウモロコシを入れ、3分茹でる。
- 1が熱いうちに、氷水にくぐらせる。もしくはラップで包んだらできあがり。
【工程1】
まず、鍋(もしくは深めのフライパン)に水を入れ、沸騰させます。
そして、塩を加えます。
塩の量は、水が1リットルだったら小さじ2(12g)、2リットルだったら小さじ4(24g)。
水の重量の1.2%の塩を使います。
(上の写真は水2リットル、塩小さじ4を使用。)
ちなみに、トウモロコシが鍋に入らない場合は、あらかじめ適当な長さに切ってください。
1.2%の塩を湯に加えると、トウモロコシの甘みを感じやすくなります。
次に、トウモロコシを入れて、3分茹でます。
火加減は、強めの中火くらいです。
トウモロコシは湯に浮くので、菜箸などでたまに返しながら茹でるといいですよ。
一度にたくさんのトウモロコシを茹でる場合は、トウモロコシを入れた瞬間に湯の温度が下がりやすいので、再び沸騰してから3分茹でてください。
また、湯の量を多めにしておくと、トウモロコシを入れた後に温度が下がりにくくなります。
湯が沸騰してからトウモロコシを入れると、水から茹でた場合と比べて、食感がよくなります。
また、湯につける時間が短くなるので、トウモロコシの旨味や栄養が溶け出しにくくなります。
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【工程2】
トウモロコシが茹で上がったら、熱いうちに氷水(冷水)にくぐらせます。(写真右)
もしくは、ラップでぴったり包みます。(写真左)
どちらか好きな方を選んでください。
ちなみに、氷水に浸すと少しかために、ラップで包むと柔らかめの仕上がりになります。
トウモロコシが茹で上がったら、すぐに冷水に浸けるか、ラップでぴったり包みます。
どちらかの作業をすると、トウモロコシの表面がシワシワになるのを防ぐことができます。
茹でたてのトウモロコシは、水分が蒸発しやすい状態なので、そのままにしておくと表面がシワシワになってしまいます。
そうなると見た目が美味しそうではありませんし、味も落ちてしまいます。
でも、冷水に浸したり、ラップで包んだりすると、水分の蒸発を抑えることができるので、しっとり美味しく仕上がります。
茹で上がったトウモロコシは、ほど良い食感があり、みずみずしくて甘みがあります。
続いて、皮付きトウモロコシの場合を紹介します。
皮付きのゆで方(茹で時間5分)
皮付きトウモロコシは、薄皮を1枚だけ残して茹でるのがポイントです。
また、皮なしと比べて旨味や栄養が逃げにくいので、水からじっくり茹でるのがおすすめです。
トウモロコシを水から茹でると、温度を少しずつ上げながら加熱できるので、甘みが出やすくなります。
沸騰してから5分で完成です。
材料
トウモロコシ | 好みの本数 |
水 | たっぷりめ |
塩 | 水1Lにつき小さじ2(※) |
※塩の量は水の1.2%
茹で方
- トウモロコシの皮を剥く。ただし薄皮を1枚だけ残す。(下の写真参照。)
- 鍋(もしくは深めのフライパン)にトウモロコシと水と塩を入れて火にかける。
沸騰してから5分茹でる。 - 皮付きのまま粗熱を取ったら出来上がり。
【工程1】
まず、トウモロコシ(適量)の皮をむきます。
ただし、この時、上の写真のように薄皮を1枚だけ残すようにします。
トウモロコシの薄皮を1枚だけ残して茹でると、甘みが出やすくなります。
トウモロコシには、甘み成分のもとになるデンプンが多く含まれており、茹でると甘みが増しますが、皮をすべて剥いてしまうと、デンプンが一気に流れ出てしまいます。
でも、薄皮を1枚残すと、デンプンをあまり逃さずに茹でられるので、甘いトウモロコシに仕上がります。
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【工程2】
次に、鍋(もしくは深めのフライパン)にトウモロコシと塩と水を入れて、火にかけます。
水の量は、トウモロコシが完全に浸るくらいです。
また、塩の量は、水が1リットルだったら小さじ2(12g)、2リットルだったら小さじ4(24g)。
水の重量の1.2%の塩を使います。
(上の写真は水2リットル、塩小さじ4を使用。)
トウモロコシを水から茹でると、温度を少しずつ上げながら加熱できるので、甘みが出やすくなります。
また、1.2%の塩を湯に加えると、トウモロコシの甘みを感じやすくなります。
そして、沸騰したら、そこから5分茹でます。
これで完成です。
トウモロコシの基本の茹で時間は3〜5分ですが、皮付きだったら5分くらい茹でる方が良いと思います。
トウモロコシは水に浮くので、菜箸などでたまに返しながら茹でるといいですよ。
【工程3】
茹で上がったらザルに上げ、そのまま粗熱を取ります。
茹で上がったトウモロコシは、皮付きのまま冷ますとシワシワになりにくいです。
この方法で茹でたトウモロコシも、ジュシーで甘みがあり、十分美味しいです。
とうもろこしの調理法を4つご紹介しましたが、1本づつ調理するなら電子レンジがおすすめです。
レンジでチンすると、デンプンの流出がゼロなので、その分甘みも出やすいですし、栄養もムダなく摂れます。
そして、何よりも調理がラクです。
でも、たくさんのとうもろこしをまとめて調理する場合は、鍋やフライパンを使ったほうがむしろ時短になります。
今回ご紹介したやり方であれば、湯で茹でても十分美味しくなるので、状況に応じて使い分けてください。
ところで、当サイトでは、とうもろこしを使ったお料理を他にもご紹介しています。
「焼きとうもろこし」と「とうもろこしご飯」と「コーンスープ」のレシピもおすすめですよ。