心理学者や精神医学に携わる人
たちは、現今のネット脳の人たち
の症例にある種の同一性の現出が
みられることを見逃してはいない
かも知れない。
私が見る限りでは、明らかに同種
同型の偏執の現象が見られる。
それの代表的なものに、ネット
サイコパスの粘着者たちは、
「~は全員がそう思っている筈」
とか「広島県民はみんなそう
思っている」とか、そのように
人々全体の気持ちを自分が掌握
しているかのような誤認を「誤認」
としてではなく本気でそれが事実
であると妄信している事が挙げら
れる。
つまり、事実を厳密に冷静に
客観的に精査しての統計的な
データを基準とはせずに、すべて
自分の脳内で発生した私念を
全部「真実である」とする思考
の働きだ。
精神病である。
大抵は、一見健常者のような
礼儀正しそうな言葉遣いもする
が、その発言の節々にその質性
のボロが出ていることも特徴的
だ。なので、即それと感知できる。
そして、コメント欄やネット書き
込み欄で執拗にその場の管理者に
粘着して己の脳内妄想に基づいて
人を揶揄して言い返し続ける。
これは相手をすると延々に続ける。
境界例患者に対する医師の対処
方法などが正しい対応の仕方だ。
その言動パターンは、その例を示す
者たちは全員同じ同型のパターン
の言動として現出している。
そして、自分がサイコパスであり、
精神疾患であるのを自覚する事は
一生無い。
その者たちに必要なのはインター
ネットではなく、医者であり薬
であり医療機関による保護と治療
だ。
ただ、マインドが悪魔に持って
行かれた人間というのは、たとえ
医療の治療継続により医学的な面
での心身の回復兆候があったと
しても、まず元通りにはならない
し、そもそもその元が歪み切って
質性がまともではなかったら、
「元に戻る」事そのものが危険な
事になる。
現代人の多くが抱えるストレスに
よる人間の心身症とは根本的に
大きく異なるのだ。
ネット世界は、その人たちにとって
は安住の地なのか、極めて非常に
そうした異常性を示す人間たちが
多く「表」に現代は登場している。
承認欲求のみは異様に強いので
非常に厄介なのだが、今はかなり
よい薬も出ているそうなので、
治療に専念したほうが、本人と
社会の為だと思う。