RaspberryPi 2のNTSC コンポジットVideo信号
意外と知られていないコンポジット信号出力。
初代RaspberryPiには、独立したRCA端子があったのでVideo信号が出るという事を知っている人は沢山いました。
ところが、B+以降、RPi 2 も含めて3.5mmミニジャックに統合されているという事を知らない人が多数を占めているのでしょうか? 某、雑誌記事にもビデオ出力がなくなりました、と書いてあったりします。 以前、B+が出たときに、こちらの記事の後半でちょっとだけ触れていましたね。
ところで、amazonで激安で販売している3.5インチ液晶モニターはご存知でしょうか?
私が購入したときは1800円。 今、見てみると送料含みで1700円です。
では、早速、試してみましょう。
おもむろに、ぶちっと 切ります。
この配線、赤はDC12V入力。 白と黄は両方ともVideo入力です。
何も考えずに、黄色を切りました。 こちらがVideo-1だったのは後で気が付きました。
3.5mm端子のご覧の所に配線をハンダ付けします。 一番根元がGNDではない点に注意が必要です。
RPi 2の3.5mmジャックに挿して、電源を投入します。
結果はご覧のとおり。
カメラで「パチリ」とフラッシュを焚くと、RPi 2 はクラッシュしてしまいました(笑 そういえば、そんな不具合がありましたね。
気を取り直して、今度は OpenELECを起動。
こんな感じですね。
ハッキリ言って、標準の文字サイズだと読みにくいです。コンソール画面などは実用的に使うには難があります。
ですが、ビデオを再生すると画面サイズが小さいこともあって、解像度の低さはあまり気になりません。 視野角の方はお世辞にも広いとは言えず、色も若干青が強いように感じます。 ビデオ映像として本格的にレビューするほどの品質ではありません。
応用例として、簡易的なキオスク端末やデジタルサイネージ をデモするくらいには耐えられるかもしれません。 あとは、Gameエミュなどでしょうか。
この液晶モニター、1700円にしては、なかなかの優れものだと思います。 Video入力がなくなると、自動的にバックライトも消灯します。 元々車用(バックモニター等)に作ってあるので、必要のないときにバックライトを消すという仕様はさすがです。
こういった小型Linuxボードでコンポジットビデオ出力があるのも珍しいですから、利用のしかた次第ではとても便利に使えると思います。
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