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また、「派閥親分より自分の当選 今回の総裁選は『死ぬか生きるか』の選択」(同6日、TBS系「あさチャン!」)は、同じく田﨑氏の「総裁選の歴史でおそらく初めてのことだが、派閥に所属する人間が別々の候補者に投票することになる」との見方を取り上げています。「総選挙で自分が当選するために誰がいいか、という発想になるから、生きるか死ぬかという選択だ」とあります。

結局、9月29日に岸田氏が新総裁に決定し、10月4日から第100代内閣総理大臣となりました。

あれからほぼ1年。現在、旧統一教会問題や国葬の是非を巡り、内閣支持率が低下しています。旧統一教会と自民党の関係について国民から疑念を抱かれているとして、岸田首相が自ら「自民総裁として率直におわびします」(22年8月31日記者会見)と謝罪するとは、当時は思いも寄らなかったことでしょう。

(コムギ)