ウマ娘 ワールドダービー 凱旋門レギュ『4:25:00』 ミホノブルボンチャート 作:ルルマンド
虐待一歩手前の調教がはじまるRTA、はーじまーるよー。
前回は見事、ミホノブルボンのスカウトに成功しました。これはネイチャが若駒ステークスで1位をとることに相当する快挙です。
まず、ここで現状を説明します。ミホノブルボンは現在入学前ですが、入寮を済ませた状態です。
つまり前回、ほもくんの見事なコミュ力によってスカウト成功したことにより、スマホ版シナリオよりも10数ターン早く調教を開始できることになります。これは当然ながら、大きなメリットです。
しかしそのメリットの代わりに、現在のブルボンは中距離適性、長距離適性が共にE。なかなかに絶望的ですが、これはパート2で説明したとおりスタミナの上昇とともに上がっていきます。
なので現状の最低目標は皐月賞が開催される4月3週までに中距離適性がAとなるスタミナCにまで上げることです。
では、スタミナCまでどう上げるか。答えは1つ、練習です。
なぜ愛嬌×、スカウト下手などという地獄のコンボを持っているこのほもくんで開始したのか。それはひとえに、初期ステータスが天才型の理論値に近い高さだったからです。
パート1でも触れましたが、育成力A、分析力Bは上振れた凡才型の凱旋門制覇時の能力並。育成力は高ければ高いほど練習時の消費体力が減り、分析力は高ければ高いほど練習時に上がる能力が増えます。
現在のほもくんのステータスをわかりやすく言えば、永続消費体力半減、練習レベル4での育成スタートということになります。しかも実際の練習レベルは1。伸びしろですねぇ!
で、練習はどう選んでいくのか。これは答えが決まっています。
坂 路 練 習 し か し ま せ
ん 。
坂路練習とはなんぞや?となると思われますので説明します。
スマホ版ではスピード練習、スタミナ練習、パワー練習、根性練習、賢さ練習という単純明快な5つの練習しかありませんでしたが、このワールドダービーなるゲームにはオリジナル練習というものがあります。
シンボリルドルフだと賢さと体力とやる気が上がるダジャレ百連発、テイオーだと体力を回復させつつスタミナとパワーを上げる水中遊泳、マックイーンだと体力・根性・スタミナを上げる野球観戦。
要は、それぞれのウマ娘にあった個別練習を、このゲームではオリジナル練習というわけです。
オリジナル練習は相当な練習効率を誇りますが、欠点もあります。それが、トレーナーの分析力がBを超えないと解放されない、ということです。
ここまで説明したらおわかりでしょう。そう、ほもくんは最初から分析力がBなのでオリジナル練習が解放されています。その解放される練習こそが、坂路練習。スピード、スタミナ、パワーという三種の神器を万遍なく上げてくれる神練習です。
皇帝チャート、帝王チャートではどうしても、いちいち練習を覗いて確認する必要があります。どこが1番効率的かを見極め、その都度目標値に達成するように計算する。
これは『データ引き継ぎなし、最初から、因子継承なし』というステータスを伸ばしにくいことこの上ないレギュレーションの中で凱旋門を勝つには必要なことです。半端なステータスだとあっさり負けるので。
しかしRTA的には、とんでもないロスです。いちいち練習を見て、最効率を考える。これを36×4+α繰り返すのは、端的に言って地獄です。
ですがこのチャートだと、ボタンを連打するだけで済みます。少なくとも計算上は、3年目の凱旋門までにスピード・スタミナ・パワーがSSS(1500)にまで上がっていることになっています。タイムもまあ、順調に行けば42.114514分くらい縮まるんじゃないすかね(テキトー)。
ということで、(坂路練習に)イクゾー!
「ファーストオーダー、受け取りました。ミホノブルボン、坂路練習に向かいます」
タイムのことしか頭にない悪いトレーナーに騙されてスカウトされた健気なブルボンが走ったり走ったり走ったり走ったり休んだりしてる間に、もうひとつ説明をします。
それはつまり、特殊能力はどうすんの?ということです。スマホ版ではサポートカードに編成したキャラからコツをもらうパワプロ式で習得していましたが、この坂路練習連打法ではそういったことが望めません。なにせ連打しかしないので。
ですが特殊能力なしのすかんぴんウォークでは凱旋門は勝てないのもまた事実。なので本チャートでは、購買部を利用して特殊能力を取得していきます。
わかりやすく言えば、ブルボンがレースに勝って得てきた賞金で特殊能力本を買い、ブルボンを強くします。無限ブルボンシステムですね。
あとはまぁ、コミュで集めます。対象は二人。どちらも近々出てくるはずなので、説明はそのときに。
そうこうしている間でも怒涛の64倍速で坂路練習とちょっとしたイベントが映されていますが、さしあたってプラスにもマイナスにもならないイベントなので64倍速。
中身を要約するとブルボンの従順さに甘えて無理をさせすぎるな、ということですね。なんのこったよ……(体力限界まで坂路練習させながら)
この警告をあんまりにも無視し続けるとトレーナーの評判が下がったり愛嬌×が付いたりします(3敗)。
が、このほもくんには下がる評判も愛嬌もないので無視して全く問題ありません。
評判が下がるとどうなるかと言えば、はじめてのウマ娘との最初の3年間が終わったときにクビにされやすくなったり、4年目からはじまるイベント『チーム結成』時に事故りやすくなります。
どのみちほもくんに4年目はないから問題はないな! ヨシ!
と言うことで、無視して練習を続けます。休みも最小限にして、コミュも取らずにひたすら練習を続けます。
なぜこんなに練習漬けにしているかといえば、メイクデビュー→朝日杯FS→スプリングSと続く強制出走レースのマイル3連戦が本RTA最大の事故ポイントだからです。
ミホノブルボンはスタミナを上げることによって中距離適性と長距離適性を上げることができますが、この3連戦に必要とされるのはマイル適性。このマイル適性は、いくら練習してもBからピクリとも動きません。
逃げウマ特有の安定感でゴリ押ししようにも、シンボリルドルフ(サウジアラビアのすがた)のようにコロッと負けるときがあります。
だから、無理をしてでもここでステータスを上げる必要があったんですね。
負けたらどうなるか?
負けたらリセです。本RTAでは回復スキルを無敗で三冠バになると得られる、とある特殊能力に依存することになります。それがゲットできないということはつまり、そういうことです。
ということでメイクデビューはマイルでイクゾー!(甚だ不本意)
「オーダー、受領いたしました。ミホノブルボン、発進します」
マイル適性Bというのは、結構微妙な値です。このゲームではスマホ版と変わらず逃げという戦法がとにかく強いのですが、それでも事故はゼロではありません。
メイクデビューは相手の能力が弱いということもあり、逃げでの事故は極めて起こりにくくだいたい体感、50回に1回はミホノブルボンでも事故を起こします。
《ああっとミホノブルボン、大きく出遅れた!》
そう、こんな風にね。何よりもスタートが大事な逃げという戦法をとったにも拘わらず、スタートに出遅れてバ群に呑まれて負ける。稀によくあります。
…………あああああああもうやだああああああ!!
あぁぁあ!負ける!負けちゃう!チャートが壊れる!再走しなきゃいけなくなる!マジでホント勘弁してくださいリセマラは嫌です神様仏様biim様ぁぁぁあ!
……なんてね。スキップボタンを押したところ、最終コーナー付近ではぶっちぎりでミホノブルボンが先頭に立ってました。
ええ、信じてましたよ。はい(震え声)。
チャートと心が壊れかけたところで、今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
123G兄貴、感想ありがとナス!
りゅーど兄貴、評価ありがとナス!