小物用日本刺繍台の張り方 その2
先日ご紹介した
「その1」の続きです
筥迫工房さんの「筥迫用刺繍台」や 本来の日本刺繍台を使ったことがある
ということを前提として説明いたします
これくらいの太さなら1本でも大丈夫かもしれません
(まだ試したことがないので推定)
【5】刺繍台に付属されてる「張り方のプリント」の通りに「仮止め」をします
まわりをかがった糸(白カタン糸)を
間違えて切らないようにするために色を変えました
付属プリントにも書いてありますが
各辺のかがり終わりは「糸止めの用の溝」(赤の点線部分)に
3〜4周くるくると かがり糸を巻いてから糸を切ります
一般的な日本刺繍台では
最後の針穴のところで結び目を作り 糸を切ります
そして木片などを使い 布の張り具合を調節します
この刺繍台では「糸止めの用の溝」が その役目をします
(もし布がたるんできた場合でも目打ちなどで糸を引き締め直した後
再度 溝にくるくると糸を巻き直せます)
完成!
・軽い
・リーズナブル
・本来の日本刺繍台にくらべてコンパクト(約半分くらいの大きさ)
・反物の幅の布を張ることができる
・本来の日本刺繍台の張り方の応用で布を張ることができる
・布が緩んだ時に張り糸の調節だけで再度締め直すことができる
理想の「小物用日本刺繍台」 みなさんも使ってみませんか?
*刺繍台には張り方のプリントが付属されています
また、筥迫工房さんのブログでも張り方が解説されています
筥迫工房さんブログ
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いち桃の日本刺繍 お稽古 大阪市内に3教室
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Japanese embroidery artist
Ichimomo