お気に入りの映画の話から、気になるあの人の心の中を少しだけのぞき見る【かけがえのない1本】シリーズ。今回は、映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)に主人公・成瀬司(阿部寛)の一人娘・法子役で出演する見上愛が登場。「かけがえのない1本」に選んだのは、寺山修司監督の『田園に死す』(1974年)だった。
映画『田園に死す』は、詩人・寺山修司が自らの同名歌集を映画化した自伝的作品。青森県下北半島、少年は母の過剰な愛から逃れようと、イタコに亡き父の口寄せをしてもらったり、隣に住む嫁と駆け落ちしようとしたりする。そして、少年が大人になった現在、映画監督をしており、過去を美化するか否かで悩む…。
「中学2年生ぐらいの時にケラリーノ・サンドロヴィッチさん作・演出の『百年の秘密』という舞台を見て、それ以降ケラさんの作品は全部観に行っているくらい好きになって、将来は演劇に携わる仕事に就きたい、と思うようになりました。高校で寺山修司や別役実ばかりを演じるような少しトガった演劇部に所属して、脚本を書いたり演出をしたりしていた」という見上。
寺山修司に興味を持ち、探究していく中で、映画『田園に死す』を観たそう。「自分の表現の幅が広がりましたし、(観る)映画の幅も広がった」と、世界を広げるきっかけになったと話している。
見上が出演した映画『異動辞令は音楽隊!』(公開中)は、犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部寛)が、突然異動を命じられることから始まるストーリー。異動先はまさかの警察音楽隊。犯罪撲滅に人生のすべてを捧げてきた成瀬は、居場所を失い、失意のどん底に。そんな彼に手を差し伸べたのは、音楽隊の仲間たちだった。さらに音楽隊の演奏に救われる人たちがいることを知り、練習に励む成瀬と隊員たち。ところが、彼らの心と音色が美しいハーモニーを奏で始めた時、音楽隊の廃止が宣告される。成瀬たちはどうなるのか!? 人生大転換エンターテインメント。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
映画『田園に死す』は、詩人・寺山修司が自らの同名歌集を映画化した自伝的作品。青森県下北半島、少年は母の過剰な愛から逃れようと、イタコに亡き父の口寄せをしてもらったり、隣に住む嫁と駆け落ちしようとしたりする。そして、少年が大人になった現在、映画監督をしており、過去を美化するか否かで悩む…。
「中学2年生ぐらいの時にケラリーノ・サンドロヴィッチさん作・演出の『百年の秘密』という舞台を見て、それ以降ケラさんの作品は全部観に行っているくらい好きになって、将来は演劇に携わる仕事に就きたい、と思うようになりました。高校で寺山修司や別役実ばかりを演じるような少しトガった演劇部に所属して、脚本を書いたり演出をしたりしていた」という見上。
寺山修司に興味を持ち、探究していく中で、映画『田園に死す』を観たそう。「自分の表現の幅が広がりましたし、(観る)映画の幅も広がった」と、世界を広げるきっかけになったと話している。
見上が出演した映画『異動辞令は音楽隊!』(公開中)は、犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部寛)が、突然異動を命じられることから始まるストーリー。異動先はまさかの警察音楽隊。犯罪撲滅に人生のすべてを捧げてきた成瀬は、居場所を失い、失意のどん底に。そんな彼に手を差し伸べたのは、音楽隊の仲間たちだった。さらに音楽隊の演奏に救われる人たちがいることを知り、練習に励む成瀬と隊員たち。ところが、彼らの心と音色が美しいハーモニーを奏で始めた時、音楽隊の廃止が宣告される。成瀬たちはどうなるのか!? 人生大転換エンターテインメント。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2022/09/04