福井県は３１日、新型コロナウイルスに県内で新たに１０歳未満から９０代までの合わせて１２３９人が感染し、入院中の高齢患者３人が亡くなったと発表した。患者の死亡が確認されるのは１週間連続で、累計は８月だけで２９人に上っている。（８月３１日）


新規感染者のうち、３つの高齢者福祉施設では、利用者と職員合わせて２８人の感染が確認された。

今年７月以降のいわゆる第７波で亡くなった人のうち、新型コロナウイルスによる肺炎が原因で亡くなった人はいないものの、持病が悪化して亡くなるケースが多いということで、県は基礎疾患がある人やその周りの人に対し、感染予防の徹底を改めて呼び掛けている。