「日本人を道連れにしてやろうぜ」…東京・池袋でHIVをバラまく中国人たちが言い放った、ヤバすぎる「悪意と手口」
そして、その身勝手な行いが、女性たちの未来を奪うことになった。
前編に登場したカレンさんと同様に、来年春に都内の美大を卒業する予定だったミレイさん(仮名・24歳)もその被害者だ。
「風俗は一度始めると、なかなか縁の切れない職業です。1日に10万円以上稼ぐことも簡単です。私はもともと、山口県出身で高校卒業後は都内の美大に入ることが目標でした。けれど、シングルマザー家庭で、当然そんな余裕はない。
だから、高校を卒業してから2年間、派遣型の風俗で働きながら、美大予備校に通って、授業料を支払い、入学金も貯めていました。その後、無事に美大に合格しました。しかし、普通のアルバイトだけで、美大の授業料を払うのは無理だった。だから、進学後も風俗を続けていたのです」
彼女は五反田や新宿など、都内の繁華街を転々としながら、'21年10月から事件が起きた店で働くことになったという。ミレイさんが続ける。
「当時、私はカネを稼ぐことに躍起になっていました。美大の卒業制作で忙しかったし、出費もかさんでいた。一回の出勤で少しでも多く稼ぎたかった。だから、その点で中国人客はオイシイ存在だったんです。彼らは生で本番行為をしたがるし、プレイも雑だけど、とにかくカネ払いがいい。私にHIVをうつした中国人たちもそうでした。
だから、精液を無理やり飲ませられるなど乱暴されても、我慢できた。そういう変態はちゃんと欲求を満たしてあげると、リピートしてくれる。だけど、まさかHIVをうつすためだとは思いもしなかった。本当に後悔しかありません」