島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura昔、ロンドンの空港で、荷物の超過料金が払えず途方に暮れていた。ハンガリーで本を買いすぎて、イギリスの学会が終わって帰国の日のこと。手荷物のリュックに20㎏ほどの本。スーツケースにも40㎏ほどの荷物が入っていた。当時の僕は、ポスドクで収入が少なかったのでクレジットカードをつくれなかっ6:46 AM · Sep 3, 2022·Twitter Web App2,390 Retweets1,615 Quote Tweets8,205 LikesWho can reply?People @ippeishimamura follows or mentioned can reply
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23hReplying to @ippeishimamuraた。手元には50ポンドほどの現金。超過料金は約120ポンドだ。「これは、大事な本なんです!見逃してもらえませんか!」私の懇願に対して、アエロフロートのカウンターのブロンドのお姉さんは、「お金が払えないなら、あちらから去りなさい」と入り口を指す。目が冷たい。22631,538
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23h僕は同じロンドン発モスクワ経由成田行に乗る日本人と思われる人に声をかけた。「日本の研究者なのですが、本を買いすぎて超過料金を払うお金が無くなりました。少しだけ本をもっていただけないでしょうか?」50代くらいの二人のマダムは、「私たち荷物がたくさんあるので、ごめんねえ」どうも見ても52501,426
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23hかの女たちの荷物は軽そうだ。次に大学生らしき3人組に声をかけた。「いや、無理ですよ」その後、何人かに声をかけたが同じ結果。せめて服でも捨てて荷物を軽くしよう。日本人に助けを求めるのをあきらめた僕は、ヒースロー空港の広いロビーでスーツケース開けた。そしてビニール袋に服を詰め始めた。12211,323
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23h服を捨てたらその分、本を持ち帰れると思ったからだ。そんな矢先、ふと顔を見上げると向こうから見慣れた民族衣装を着た人々が。しかも著名人。モンゴルの名優S氏だった。とりあえず、声をかけてみた。「サインバイノー!(こんにちは)」相手も返してくる。21951,406
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23hイギリスでモンゴル語を話す日本人に興味を示したのか、しばらくおしゃべりをした。彼らは劇団の公演でイギリスを訪問していた。S氏のほかに劇団員やスタッフなど総勢20人ほどのご一行。ロンドンで公演を終えて、モスクワ経由でウランバートルへ帰国しようとしていた。つまりモスクワまでは同じ飛行11841,343
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23h機だ。ふと、S氏は私を見て尋ねた。「で、君はここで何をしているんだい?」 「僕はモンゴル研究者ですが、本を買いすぎて現金がなくなり、超過料金を払えなくなったんです。仕方ないから服でも捨てて荷物を軽くしようかと」「じゃ、私が持ってあげるよ。チェックインを済ましたら、君に中で本を返すか11911,437
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23hら」座長のS氏がそういうと、他の俳優やカメラマンといったスタッフが次々、「俺はこの本を持つな」「私はこの三冊」と少しずつ持ってくれた。あっという間に30kg本を分散してもってもらうことになった。僕は胸を張ってチェックインカウンターに行った。いじわるいカウンターのお姉さんは、32321,562
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23h私にきいた。「あなたの重い荷物はどうしたのよ?」「それが友人たちが持ってくれることになりまして。。。」そう答える僕に、彼女は「何だって?」と声を少し荒げた。そして「何か、問題が起こっても私たちは一切、責任をとりませんからね!」と言って、発券してくれた。22041,575
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23hチェックインを終わると、モンゴルの劇団の人々は私に次々と本を返してくれた。そして飛行機を待つ間、彼らと楽しくお酒を飲みながら過ごした。さてこのストーリーで別に僕はモンゴル人はやさしくて日本人は冷たいといいたいわけではない。日本では、12411,878
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23h「外国に行くと他人の荷物を持ってはいけない」と教えられる。麻薬などを持たされる可能性があるからだ。だから、マダムや大学生は私の本を持ってくれなかった。その情報は、モンゴルの人々も同じように知っている。 問題は45262,758
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23hその情報を鵜呑みにするか、自分の頭で判断するかの違いだ。おそらくモンゴル人の俳優は、日本人の私がモンゴル語を話し、学術書を大量に持っているのを見て、犯罪と関係のある人物ではないと「判断」した。だから持ってくれたのだと思う。長年、モンゴルの146692,968
島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura·23h人々と付き合っていて思うのは、新聞やニュース、本といった情報を頭ごなしに信じずに、自分で判断する人が多いという点だ。どっちがいいか、悪いかではない。ただ思考パターンが異なる彼らに救われることもあった、という話。 おしまい。836445,299
五位鷺3@goisagi3·4hReplying to @ippeishimamura初めまして とにかく、ご無事で良かったです 海外に出たことが無いので 自分が同じ立場に立ったらどうなるかは 想像もつかないですが そのようなトラブルがある事は参考になりました。 ありがとうございます1120
M.M@神奈川@MM_Kanagawa·4hReplying to @ippeishimamura国際便の料金については調べないとわからないけど、本を別便で日本へ送れば良かったのでは? 本屋で手配しても良かっただろうし。 手持ちが不足していたのであれば、本屋に取り置きしてもらい、後日発送の手配をする方法もある。 他に色々とやりようはあったと思うなぁ。229433
@m09536347·3hReplying to @ippeishimamuraこれ読んで「判断」で人の荷物預けようと思った人に忠告です。 海外の空港では絶対に 他人の荷物を預かってはいけません。91,1044,754
日々@aaa29xx·2hReplying to @ippeishimamura and @ToshiHASEGAWA考えさせられました。最後にあった解のようなものは普段から実践している事なので尚の事、自分を持とうと思いました。貴重なお話をありがとうございます。18
ちょびきんた@chobikinta·1hReplying to @ippeishimamura私が日本人なら,超過料金を払ってあげようかな、もしくは貸してあげようかな。 荷物はやっぱり預かれないね。 あ、わたし?日本人26118
深山@Huka_yaMa·1hReplying to @ippeishimamuraこの場合、 「モンゴル語の読み書き会話ができる人だからこそ島村さんの話は真実で本も学術書だと分かったから判断ができた」 ので、単純な「人柄で」とか「内容はわからないけど本なら問題ないと思った」レベルの判断とは違う為、やはり残念ながら海外の空港での荷物は断るが基本になると思います。121166
てん@SssYaga·1hReplying to @ippeishimamura他の方も書いていますが、絶対に絶!対!に!他人の荷物預かりはNG 腕のいい詐欺師ほど相手を油断させる方法を心得ていますし、本やぬいぐるみ、その他諸々の中身をくり抜いてマズい物を仕込むなんてあるあるです。隙きを見せず断りましょう。42359
めぐぐ(8/13~10/1、6カ国を旅するよ)@OnzK0fxnWFWgjRB·1hReplying to @ippeishimamura海外で他人の荷物を預かるなんて、絶対にダメ。でも実は、私も似たようなことをやってしまったことがある泣きつかれて断りきれんかった。モロッコで出会った日本人に、ドローンを運んでほしいと(受け取りは日本で)。問題は起きなかったが後悔はしている。もう二度とやらない。865
やっくる@tabby_yackle·56mReplying to @ippeishimamuraこの一連のツイートを読んでると、ツイート主は"私は信頼される人物だ"という(何を根拠にしてるのかさっぱりわからない)確固たる信念をお持ちのようだけど、「あまり信頼出来る人物じゃないな…」というのが正直な感想。 断られた方もそう感じたんじゃないかな…。Quote Tweet島村一平‗新著『憑依と抵抗』(晶文社)好評発売中!!@ippeishimamura · 23h昔、ロンドンの空港で、荷物の超過料金が払えず途方に暮れていた。ハンガリーで本を買いすぎて、イギリスの学会が終わって帰国の日のこと。手荷物のリュックに20㎏ほどの本。スーツケースにも40㎏ほどの荷物が入っていた。当時の僕は、ポスドクで収入が少なかったのでクレジットカードをつくれなかっShow this thread45307
自由気まま@jbqAULiWR4c3qCg·55mReplying to @ippeishimamura空港で他人の荷物を自分の荷物として預かることは絶対にやってはいけないことです。本をどうしても日本に持って行きたかったら、実行されたように衣服、靴、洗面道具、お土産など捨てられるものを全て捨てるべきです。861
とっと@llmv4o7LojpknGa·44mReplying to @ippeishimamura・空港で荷物を預かることは絶対にしてはいけない。 ・海外で日本語を話す人を安易に信じると痛い目に遭う。 この2つは渡航する際にみんなに知っておいてほしい。 荷重制限は常識だし、お金がないなら事前に船便で送る手続きをすべきだったと思います。51192
Kazuya U@KazuyaUjihara·41mReplying to @ippeishimamura and @oxt23自分がかつて旅行していた時には機内持ち込み手荷物だけで旅行していたので、時々、そういう話は持ちかけられたなあ1
桜花@趣味垢@kk732_8·21mReplying to @ippeishimamuraすごい結果論 そうならなかった時のケースを考えて受け取らないのが頼まれた側の常識だと思います。 ここまで長々と書き込める人が本を買いすぎることがそもそも「判断」を間違えてると思います。338
Niodori@Niodori4·15mReplying to @ippeishimamuraF外失礼します。 30余年ほど前、半官半民の国際センターで2人の白人がスタッフに「荷物を預かって欲しい」と言ってきました。フランスへ留学経験があるスタッフが対応したのですが答えは「預かれない」と。2人は諦めて出て行きました。理由を聞いたら、中身が爆弾だったら?衝撃的な思い出です。26