ガーシーで話題に…現役アテンダーが語る”アテンドの見返り”とは
ガーシーの暴露によって、その存在が明らかとなった”アテンダー” 彼らが芸能人と繋がる方法とは.......
ガーシーこと、暴露系YouTuberで、参議院議員の東谷義和氏(50)の出現によって、にわかに注目を浴び始めた人たちがいる。いわゆる“アテンダー”と呼ばれる人たちだ。
「最近は芸能人に女の子と遊びたいと言われたら、キャバクラに連れていきますね。それだと撮られても問題ないでしょう。女の子とこれまでのような遊び方はもうできないと思います」
そう語るのは複数の飲食店を経営する福岡在住の“アテンダー”X氏だ。X氏は十数年前より福岡県を中心に飲食店の経営を行なっており、芸能人が福岡に来た際には、食事や酒席の手配をしたり支払いをしてあげる、いわゆるアテンダーの一人である。
「ガーシーさんが使うまでアテンダーという言葉を聞いたことはありませんでしたが、芸能人のお世話をする僕みたいな人たちは昔からいました。食事や酒席に同行し、支払いをしてあげる、言ってみればタニマチみたいな存在です。ただ、タニマチとちょっと違うのは、“お財布”の役目だけでなく、そこから発展して、芸能人との長い付き合いの中で自然とお店だけでなく、打ち上げや女の子、旅行の手配など細かいところまで世話をするようになった人たちのことで、見返りもしっかり求めます」(X氏)
ガーシーの著書『死なばもろとも』にも書いてあるように、アテンダーは全国にいるという。芸能人が地方に行けばその土地その土地のアテンダーが彼らの世話をするようになっている。当然、芸能事務所は黙認していた。なぜなら、それが一番、芸能人にとって安全に遊べる方法だったからだ。
「僕の場合は、大物芸能人ではなくて、自分のお金で遊ぶほど稼げてない子たちの面倒をよくみていました。飲み屋やパーティの場などで東京から来た芸能人の子と知り合ったら、『今度、福岡に遊びに来たらご飯でも食べさせてあげるから』と、声をかけて仲良くなります。そうすると、彼らはお金を持ってないので、『美味しいもの食べさせてください』って連絡が来るんです。一人、二人で来る時もあれば、10人くらいで来る時もあります。もちろん、足代も含めて全部、僕がお金を払います。
食事の後は、たいてい高級キャバに連れて行ってあげるんです。彼らは売れてなくてもイケメンですからモテる。自分で勝手に口説くし、キャバ嬢もアフターで彼らと遊びたい。
そして、3軒目で僕のバーに連れて行きます。バーと言っても外見はマンションの一室なのでお店には見えません。きっちり会員制なので一見の客は入れません。だから週刊誌の記者が潜入することはないです。そこにキャバ嬢や彼らが呼んだ女の子がやってきて、思い切り羽を伸ばして遊んでもらうという感じです」(X氏)
ガーシーが“別格”と言われていたのは、彼が即座に用意できる女の子のレベルと数が他のアテンダーを遥かに凌いでいたからなのだが、アテンダーが手持ちの女の子を増やす方法は様々だ。
「こういっちゃなんですが、“港区”と違って地方には高レベルの女の子がそんなにいるわけじゃないです。だから地方でお店を経営しながらアテンダーをしている人の中には、黒服みたいな連中が店の外に出て、可愛い女の子が歩いていたら“タダで飲ませてあげる”と言ってナンパしちゃうんです。そうやって女の子を集めて飲ませていると、“可愛い女の子の客がたくさん遊びに来ているお店”という口コミが広がります。
噂は地方のテレビ局や支局から中央に届き、やがて芸能関係者が知ることになります。“〇〇市に行ったときはあの店に行くといいよ”という具合ですね。自然と芸能人がやってくることになり、女の子が足りないときは声をかけて集めることができますし、女の子たちもお店で接待するわけじゃなくプライベートで芸能人と飲めるわけですから願ったり叶ったりですよ。芸能人にとっては、女の子がたとえキャバ嬢であったとしてもこっちのほうがリラックスできますからね。しかも、この方がキャバクラを経営するより全然効率がいいですから」(X氏)
ここで一つの疑問が湧く。キャバ嬢や街で声をかけた素人の女の子たちと芸能人を遊ばせることで、情報が外に漏れることはないのだろうか。