渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

トリさんとハーロックとトチローと刀鍛冶

2022年09月03日 | open
 
野球中継を観るトリさん。

トリさんにもいろいろある。
松本零士先生の名作『キャプテン
ハーロック』に出て来る
トリさん
は、ハーロックの無二の
親友である
トチローと共にいるトリさん
だった。




そして、トチローの昭和期の先祖は
男おいどん
であり、九州に住した。
おいどんの安アパートにトリ
さんは
住んでいた。





宇宙浪士トチローとおいどんの先祖
大山の苗字を名乗った刀鍛冶の
一族であり、幕末に
高杉晋作と出会
った大山蜻志郎は高々
と名乗りを
上げている。



一方ハーロックの先祖はドイツ人の
探検家パイロットのファントム=F=
ハーロックだった。スタンレーの魔女
と呼ばれたアジアの高山を超えられず
失敗した。


ハーロックの先祖はそれ以前は
アメリカにいて、西部開拓時代の
ガンマンであり、アメリカに移住
した日本人の刀鍛冶の一族の一人
トチローと旅を続けていた。
その大西部のガンフロンティアで
出て来るトチロー
とは、幕末には
日本にいた大山
蜻志郎である可能
性が高い。

大山一族は集団で合衆国に移住
した様子が描かれている。
日本では明治10~20年にあたる。


これらはスターシステムではなく、
血脈者であると松本零士先生は
ファンとの交流会で語っている。
その交流会の中で私の知人が
「大山という苗字は安芸国大山
鍛冶と関連があるのか」との質問
を松本先生に向けた。
すると、松本零士先生の直の答え
は「それもあるかも知れない」と
の事だった。



織田信長が死ぬ2年前に作られた
大山鍛冶の刀。私の差料だ。
この刀掛けは自作。


銘「安芸國大山住仁宗重作 天正八年二月吉日」






大山鍛冶に関する過去記事(一部)
日本刀の変遷 ~鐵と鉄を探す旅 その2~ - 渓流詩人の徒然日記

日本刀の変遷 ~鐵と鉄を探す旅 その2~ - 渓流詩人の徒然日記

旧山陽道である。この区間は古代山陽道とも同一で、安芸国大山峠を下った地点、旧大山駅家(うまや)の付近からさらに西に数キロ進んだ地点だ。江戸期に開けた広島城下から...

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