渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

安彦良和

2022年09月03日 | open



漫画家・アニメ作家としては安彦良和
が好きである。
彼が弘前大占拠闘争を闘った全共闘
の闘志だったからというのではない。
まして、1979年に開始されたガンダム

が私より年下の世代の世界観を変えた
のは確実だが、私は安彦が手掛けた
ガンダムのオタ
でも宇宙戦艦ヤマト
マニアでもない。
だが、オタでなくともアムロの「な、
殴っ
たなぁ」の有名なくだりはアニメ
や表現作品を
観る者なら誰でも知って
いる事だろ
う。
私は安彦の描画のタッチとプロット、
展開の描き方が好きなのだ。ごく単
純に。




こうしたある事物が好きか嫌いかは

完全に個人のアイデンティティとし
ての嗜好性に類するものであり、
それは何人たりとも否定したり揶揄
中傷する権利はない。
今の破滅前の日本では、心得違いの
慮外者
がウィルスのように蔓延して
いるが。

映像作品、描画作品というものは、
観る者の態様には関係なく独立し
ている。
ゆえに観る者が何を好み、どのよう
に感じるかについては他者は口出し
などできないのだ。
それは心はその人本人のものだから
だ。
それを人から獲り上げ、思考を奪い、
洗脳して人間を破壊するカルトは
宗教の枠を外れた社会悪なのだ。
そして現実に社会悪として法を
犯し、刑事犯罪を重ねる。

採用された最初の筆は『ムーミン』

のOPの逆立ちシーンだった。
1980年代には特筆すべき活躍と

足跡を安彦良和は残した。



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