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全国中学生ビーチバレー クラブレリーフ日本一 創設3年で初の栄冠

スポーツ

掲載号:2022年9月2日号

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(左から)遠藤美波さん、水口恒愛さん、片野杏さん、遠藤幸さん
(左から)遠藤美波さん、水口恒愛さん、片野杏さん、遠藤幸さん

 中学生による4人制ビーチバレーボールの全国大会「第13回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会 ビーチバレージャパンU―14」が8月17日と18日に藤沢市の鵠沼海岸で開催され、女子の部でクラブレリーフ(中野剛代表=人物風土記で紹介)が創設3年目で初の全国制覇を成し遂げた。

 クラブレリーフは7月31日に藤沢市で開催された第16回神奈川県中学生ビーチバレー大会女子の部で38チームの頂点に立ち、全国への切符を手にした。

 コロナ禍を経て3年ぶりの開催となった全国大会には予選を勝ち抜いた男女69チームが参加し、女子の部では36チームが熱戦を展開した。大会は、予選の3チーム総当たり戦と順位ごとの決勝トーナメントが行われ、1位トーナメント優勝が日本一となる。

 クラブレリーフからは、主将の遠藤美波さん(綾瀬市立綾北中3年)と幸さん(同1年)姉妹、水口恒愛さん(海老名市立海西中3年)、片野杏さん(座間市立座間中2年)が出場した。ボールを落とさず、拾いまくる粘りのチームで、サイドからの攻撃が必勝パターンだ。

 予選グループ戦では大分サヴァスパ(大分県)を25-14、津市立久居中学校(三重県)を25-6で破り、決勝トーナメント1位グループに進出した。2日目の決勝トーナメントでは前半、強風や大雨の影響で1時間の中断を余儀なくされるなど、悪天候の中でのスタートとなった。強風の中で行われた敷島ノイジー(山梨県)との初戦では、ボールが流され、うまく攻撃が組み立てられないゲームとなったが、粘り強くボールを拾い続け、25-21でからくも勝利を手にした。続くGTO(福井県)との準決勝では選手らに緊張がみられ、2-9と押され序盤でリードを許す展開となったが、サーブが決まりだすと次第にペースを掴んで逆転、25―18で決勝進出を決めた。

 岩手県代表のOWLSとの決勝ではこれまでの練習の成果が発揮され、サーブやブロック、スパイクが次々と決まり、25―11と圧倒的な強さで勝利し、コートに歓喜の輪が広がった。

 中野代表は「レシーブ力が勝ったこと、全体的にミスの少なかったことが勝因。試合運びやどうしたら得点に繋がるかを4人でしっかり共有できていた」と選手らを称えた。遠藤主将は「全員で作戦や目標を立てて試合に臨めた。中野代表も私たちの考えを尊重してくれて、自分たちのバレーをやりきることができた。日頃からサポートし、応援してくれた保護者にも感謝している」と語った。

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