(敬天新聞 令和4年9月号 3面)
人気ユーチューバーが所属する大手事務所で知られている㈱kiii(キー)の前社長であった高田樹が、親会社にあたる㈱ITIの今川龍一社長から、一方的に首にされたので新会社を立ち上げたところ、高田樹を支持するユーチューバーたちが個々にkiiiを辞めて、高田樹の下に移籍したことでトラブルに成っているという話の続報である。
高田樹を支持して退所した元社員達にITI今川社長が送った通知書(クリック)
㈱ITIは、高田樹に対して損害賠償請求の訴訟を起こしたり、辞めたユーチューバー(ITI元社員)たちに対しても、未払い分の給与は「払いません」とか、既に払った分の一部給与に関して「返還を求めます」と主張し、「損害賠償請求を行う予定」などと警告し、トラブルに拍車をかけていた。
それが恫喝的な物言いだったので、労働基準監督署がITIに対して「指導」を行ったという話であった。その指導を今川龍一社長が蹴ったというから、ますます話がややこしくなっていた。要するに、人気ユーチューバーを抱えていたkiiiの内紛問題であったのだ。
そこに後日談として、警察を名乗る男が高田樹に面会を求め、「ITIとの仲介役をしたい」と名乗り出て来たという話がある。更に「今川龍一や、その後ろにいる今井貴則はいつでもパクれる。奴らは薬もやっている。背後に暴力団も付いている」と言っていたというのだ。これらは全て高田樹からの情報だった。
普通、警察は民事不介入の原則から言って、こういうトラブルに介入はして来ない。それに、いつでもパクれるなら何でパクらないのだろう。これが本物の警察であったなら、大問題になるだろう。
㈱ITI 今川龍一 CEO |
秘密を握られた?今井貴則会長 |
呆れた手打ち男 |
高田樹を追い出して、今川龍一がkiiiの社長に成ったのは、実質的なオーナーであるTHKホールディングス㈱今井貴則会長の意向であるという。今川龍一社長は、A氏という人物から資金を騙し取った前があるそうだ。
今井貴則会長は、このことを以前から知ってはいたが、「今川龍一社長が、コカイン、大麻などを今井貴則会長に差し入れている」という関係から、「弱みを握られているので、強く出れないのではないか」と、もっぱらの噂である。
弊紙が記事にしたきっかけは、マスコミ各誌が報じていたユーチューバーたちの主張を見ても、高田樹の解任は突然であり理不尽だと感じたし、今井&今川側の横暴さを感じたからだった。しかも、話を持って来たのが、高田樹本人が相談したS氏だったということから、信じたのである。
ところが弊紙がブログで連載していたところ、kiiiの内紛で敵対していた高田樹と今井貴則・今川龍一連合が和解(手打ち)したらしいという情報が入ってきた。それが何故か和解条件の中に、弊紙の記事削除が入っていたらしい。
なんで弊紙が和解の中に巻き込まれるわけ? 筆者が知らないところで、勝手に名前を使われても大変迷惑である。
高田樹は、今井貴則・今川龍一連合に対して「和解は絶対にしない」と豪語し、被害者ぶって同情を買いながら、周囲を煽っていたではないか。
それなのに、勝手に条件を擦り合わせ、和解したというのだから、いい加減な奴である。そのうちドバイにでも逃避するつもりなのだろう。
おまけに「警察が『今井貴則・今川龍一は薬もやってるし、いつでもパクれるけど、仲良くやれるなら、やってくれよ』と介入してきた」とか言っていたのは、高田樹である。
そうやって、「今井貴則・今川龍一が違法薬物をやってる」とか、「暴力団に金を払っている」とかの話は、全て高田樹が自身で言い触らしていた事なのである。
それで手のひら返して勝手に和解するとは、箸にも棒にも掛からない、呆れた男である。
麻薬及び向精神薬取締法違反被告事件の保釈許可決定(クリック)