もし無人島に1人置き去りにされたら? 誰でも一度は想像してみたことがあると思います。そしてそんなとき、1つだけ何かを持って行くことが許されるとしたら、あなたは何を選びますか?
社内でアンケートをとってみたところ、こんな結果になりました。
1位…ライターや虫メガネなどの火おこし系
2位…サバイバルナイフ
3位…浄水器や2Lのペットボトルなど飲料水系
4位…アルミシートや毛布、テントなどの暖房系
5位…釣り竿(ざお)や罠、銃などの捕獲系
こうして結果を見ると、必要なものっていろいろありますね…(ちなみに、珍回答ではノートパソコン、タバコ、TOK○Oのメンバーなどがありました)。今回は、筆者なら絶対これを持って行くというアイテムをご紹介します。
こちらは多機能スコップ。文字どおり、いろいろな機能が付いたスコップなのですが、よくあるマルチツールと違ってかなり実用的なチョイスなのが特徴。その機能を余すところなくご紹介しましょう。
大人が使いやすいほどよい大きさ
全長45.5cmでスコップ部分の幅は10.8cm。重さは610gと軽量で、片手でも楽々振り回すことができる、扱いやすい大きさと重さです。それでは1つずつ機能を見ていきましょう。
スコップ
穴を掘る! 一番オーソドックスな本来の使い方ですね。無人島では穴を掘って罠を作ったり、畑を耕したりと重宝しそうです。
ブレード
小型の斧のような感覚で使うことができます。
ジャングルなどで道なき道を切り開くときにも最適ですし、猛獣に出会ったときには武器として使えそうです。木を割ったり折ったりして薪にするときにも便利ですね。
ノコギリ
無人島で家を建てたり、脱出のためのイカダを作ったりするときに重宝しそうです。
六角レンチ
2種類の大きさの六角レンチが付いています。
サイズが合えば強力に締めることができます(無人島にボルトがあればですが…)。
栓抜き
もし栓付きのビールなどを発見したときに使えます。
スコップ中心部が平らになっているので
ハンマーとしても使えます
スコップ裏側の中心部分で岩を砕いたり釘を打ったり、ハンマーの代用としても使えそうです。また、地面をならすのにも便利。高炭素鋼を素材に使っているので、強度は抜群です。
スコップ本体には6種類の機能が付いていますが、実は柄の中にもう1つのツールが隠されているのです。
スコップの柄の中から秘密のアイテムが!
それは、マルチツールナイフ!
ナイフとして!
釣った魚をさばくなど、ナイフとして使えます!
ウロコ落とし
ブレードの反対にウロコ落とし! こんなに気の利いた機能が付いているなんて、感動ものです。
針外し
先端に魚の針外しが付いています。これなら、釣りで魚を捕まえるときも安心。
栓抜き機能
スコップにも付いていましたが、こちらのツールにも栓抜き機能があります。
缶切り
画像の缶詰のように、最近はタブを引っ張れば簡単に開けられるタイプが主流ですが、昔ながらの缶を発見したときにも使えます!
さあ、いよいよ次が最後の機能です。これは本当にうれしい機能ですよ。
冒頭のアンケートで1位になった、火おこしができるアイテムです!
ファイヤースターター
ナイフの柄の中にはファイヤースターターが隠されていました! もうロシアの人形、マトリョーシカ状態です。
これで簡単に火をおこすことができます!
ナイフにこすり火花を散らすことで点火します。ウロコ落としの部分や栓抜き部分で擦るのがベターかと思いました。実際に火を付けてみたので動画をご覧ください。
素人でもこんなに簡単に火をおこせました
以上、全部で12種類もの機能が付いている多機能スコップ、すごくないですか? どう見ても無人島用だろうと個人的に思っています。柄の部分にヒモが付いているので、島に着いたら常にベルトに付けて肌身離さず生活しようと思います。
もちろん日常生活でも、キャンプやアウトドアで大活躍するはずです。もし次に「無人島に何を持って行く?」と聞かれたら、このアイテムを答えてくださいね。
一人暮らしで妄想に耽る日々が続いてます。趣味は競馬で勝ったお金でアイデアグッズや気になるグッズを買い漁っています。本業は自称ギャンブラー、副業はブログ運営。得意科目は社会と算数です。よろしくお願いします。