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こんにちはメルモです。
先日の、「着物の会」の参加者様の
素敵な着物コーデを一部ご紹介させて頂きます。
 
「一部」・・・と言うのは、今回のお食事会は
忘年会だったのでお酒を頂いてしまって
酔ってしまって、全員の着物コーデを写真に撮影するのを
スッカリ忘れてはしゃいでしまっていたからです(笑)
 
 
 
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では、こちらの80才のマダム様の着物コーデから。
いつも紬をメインに着こなされている
大変お洒落で元気なマダムさま。
今年5月に私は卵管が爆発して手術を受けたのですが
こちらのマダム様も乳がんで手術を経験されましたが
本当お元気でいつもその姿に励まして頂いています。
 
この日は、藍染の小紋に紬の染め帯と言う
とってもシックで素敵な着こなしでした。
 
私も母に作ってもらった藍染があるのですが
まだ上手に帯合わせが出来なくて・・・・と御話しすると
あなたと年齢から藍染なんて早すぎるわ。
もっと年を取ってからでいいのよ。
今着られる着物をどんどん楽しんで
シックな着物は、60を越えてからの楽しみに取っておくといいわ・・と
貴重なアドバイスを頂きました。
 
 
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いつも会食の席順はくじ引きで行われるのですが
4年の間こちらのマダムと1度も同じ席につけなかったのですが
いつも誰よりも目立つ、そして素人とは思えない
素晴らしい数々のお着物と、いつもガン見るしたくなる程の
大きな宝石と本物の宝石の帯留めをされる
マダムさまで、毎回一体何者なのかしら~と思うほど
凄く高価な全身の着物コーデで
まるで高級着物雑誌から飛び出た様なスタイリングでいらっしゃるマダムです。
 
今回初めてお隣の席につかせて頂いて
沢山この憧れていたマダムと御話しさせて頂きました。
 
 
いつもダーク系のお着物をお召しのマダムさま
この日は、珍しく明るい紬とのコーデでした。
 
白地のスワトウ刺繍の立派な帯に
本物の紫色の宝石がついた帯留めを合わせていました。
写真ではわかりにくいのですが
こちらのマダムは、白地のビーズの半衿でした。
上の藍染のマダムも、水色のビーズの半衿で
ビーズの半衿は、襟汚れがしなくて
とっても便利で、それでいてとってもお洒落に見える
お勧めアイテムなのよ~とおっしやっていました。
 
どちらのマダムも、毎日着物だそうですが
全て手持ちの帯は2部式の帯に切って作り変えているそうです。
 
 
こちらのマダムは、この日ショートのウイッグでした。
御話しを聞くと46才の時に、この会の仲間とお買い物を
楽しまれている時に突然意識をうしなって倒れて
くも膜下出血で手術をされたそうです。
お仲間が病院に付き添ってくれたそうでその時のお話も色々と
聞けました。
手術の時に頭蓋骨を外して手術した頭の傷の処から
髪の毛が生えて来なくて、それでウイッグで色々とお洒落をされているとの事。
でも、ウイッグだと言われなければ
全然分らない程素敵なんですよ。
 
こちらの会には、何人かウイッグをいつもかぶられている方がいますが
皆さん全然言わないと分りません。
私も60を過ぎたらウイッグ生活にしようかと思います。
 
 
 
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とある処の会長婦人のマダム様は、80代近いと思いますが
いつも必ず・・・と言っていいほど
ハッとする様な綺麗なお色のお着物をお召しです。
真っ赤なお着物もピンクも全然違和感無く着こなされます。
 
御話しを聞けば、若いころは背伸びして
大島だ結城だ・・・と地味な紬ばかりだったそうですが
60才を越えてから、どんどん明るい派手な色を着るようになったとか。
 
この日もとても綺麗なお色の小紋に、
華やかな袋帯を合わされていました。
 
年齢が行っているから地味でなくてはいけない・・と言う事は
まったく無いのだと、着物の達人に教わりました。
 
 
 
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先日私のこの日のいでたちをご紹介させて頂きましたが
沢山のマダムさまに、
『あなた最近地味過ぎるわね~』と言われました。
 
2回程続けて地味目な紬で出かけたので
今回は、藤色の小紋で出かけたのですが
それでも40代では、まだ地味過ぎると言うのです。
 
 
お着物の世界では、まだまだ40代の私なんて
ひよっこです。
なので、皆さん私の事を
『お嬢ちゃん』・・・と呼んでくれるんですよ。
 
 
まだまだ40代は、華のある着物を着なさい・・とアドバイス頂きました。
 
 
 
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この日は、大島をお召しのマダムが多かったです。
大島は帯合わせで、普段感覚にも
ちょっとしたお出かけ感覚にも変る着物なので
いつも大島を着こなされているマダム様達の
帯合わせは凄くお勉強になります。
 
 
 
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こちらのマダムさまは、雀の柄の
紬の訪問着に赤い帯を合わせて。
60代のマダムさまですが、真っ赤な帯でも
全然おかしくないんですよ。
・・・と言うよりもお洒落な方だな~と。
 
そして、お嬢さまがお誕生日のプレゼントにくれたと言う
お目目にルビーの石が入った
とっても可愛い兔ちゃんのシルバーの帯留めをされていました。
凄く可愛くて私悲鳴をあげそうでしたよ(笑)
 
 
 
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こちらのマダムさま。
右から、シックな紬の訪問着。
まん中のマダム様は、絞りと染めの豪華な訪問着。
そして、紬が大好きでいつも羨ましくなる程の
瑞品と呼ばれる紬ばかりをお召しになる
ちよっと普通の着物好きさんとは、また違った素敵な
センスの持ち主で、いつも注目の的のマダム様は
叔父様が最近亡くなられたそうで
その叔父様から形見分けで古い泥大島を2着頂いたそうで、
その大島を洗い張りに出して、
こちらの会のお仲間で、和裁士をされているマダムさまに
お願いして、2枚の大島を片身変りの着物に仕立て直した着物を
素敵に着こなされていました。
 
 
そこに、真黒な繻子の帯をシックに合わせられて
本当センスがいいな~といつもながら
うっとりと拝見させて頂きました。
 
 
 
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そして、いつも物凄く個性的でお洒落な
コーデをされてる50代のこちらのマダム。
いつも半幅帯を素敵なアレンジ結びでお召しになります。
 
いつも誰も着こなせない様な柄の着物を
さらっ・・・と、自分の物として素敵にコーデして
着られていて刺激をいつも受けるお洒落マダムさま。
 
この日は、縞の素敵な着物に
濃いグリーンの半衿と帯揚げを合わせて
とってもキッチュなコーデでした。
 
 
 
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帯は、可愛らしい千鳥格子の半幅帯に、
こちらの会のお仲間で今年膵臓癌で亡くなられたマダムが
私達会のメンバーにアクセサリーや帯留めなどを
形見分けして下さって、その時亡くなったマダム様から頂いた
大振りのネックレスをご自身でリメイクして帯締めにされた
素敵なネックレス帯締めをされていました。
 
 
 
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こちらのマダムは、本当にお洒落な方で
成人を過ぎたお嬢様もいらっしゃるのですが
独身・・・で通りそうな位若くて可愛いマダムさまです。
 
千鳥格子の半幅帯に合わせて
うそつき襦袢のお袖も、千鳥格子の洋服地を買って
自分で作って来たそうですよ。
お洒落ですね~。
とつてもこだわりのあるコーデです。
 
 
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そして、半幅帯のアレンジ結びに
パールのブローチをあしらって。
 
髪の毛は、いつもダウンスタイルをされていたのですが
こちらの会で3月に私が講師を務めさせて頂いて
着物ヘアの講習をしたのを見て
特訓されて、短い髪の毛なのですが
自分でまとめてアップスタイルにされていました。
 
 
ここで注目なのが・・・・
背中に、一ツ紋の変りに市松柄のダイヤ型の
ボタンを背中に縫いつけているんですよ。
 
お洒落ですね~と言うと、
『しゃれ紋の変りに付けて来たんだけど
他の着物通のマダムに、しゃれ紋の変りにするならば
紋は襟から6㎝の所よ・・ってアドバイスしてもらったのよ』・・・っと
しったかぶりをしないで、
いくつになっても、人からの教えを素直に受け止めて
自分の物に出来る器量もある素敵なお洒落マダムさまです。
 
 
いつも、着物の達人達のコーデに刺激を受けて
沢山着物の事を教わっています。
 
生きた素敵なお手本がこんなに沢山傍にいてくれると言うのは
本当に幸せな事です。
 
 
 
こんな素敵な着物マダムに囲まれていたら
女性として年齢を重ねて行くのは
怖い事では無くて、逆に楽しみでもあるんだと再認識させられます。
 
 
 
女性は、いくつになっても乙女。
 
 
 
身の丈と、自分の年齢に合った
背伸びをし過ぎない着物のお洒落を楽しんでいけたら・・・と思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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