現役高校生のラーメン店長をリサーチせよ！

高谷 康平さん
神奈川県 横浜市長者町

ROAD 10の4月水曜日テーマは「高校生」。
今週、ゆっぴーが向かったのは神奈川県横浜市長者町。
ここ数年、ラーメンファンの間で超有名店「地球（ほし）の中華そば」。
開店から3年と少し。若いお店ながらオープンから常に話題を集めています。

『東京ラーメン オブ ザ イヤー』新人大賞を受賞し、その後も常連。
『ラーメンWalkerグランプリ2017』神奈川県総合1位。
店主 樋上正径さんが作るラーメンのクオリティの高さは折紙付です。

その名店でアルバイトするのが、高校3年生の高谷康平くん。
「緊張しています」と言っていましたが、いやいや。
ラーメンへの熱い思いと真摯な姿勢がビンビン感じられましたよね？

康平くんは中学生の時に美味しいラーメンを知り、将来ラーメン店をやると決めます。
そして、勉強のため食べ歩く中で出会ったのが、樋上さんのラーメン。
あまりの衝撃に「ここで学びたい」と思いましたが、アルバイト募集は18歳以上。
悔しい康平くんは「地球の中華そば」への思いをtweetしました。
美味しさを絶賛し、働きたい気持ちを綴る。
tweetを見た樋上さんは、熱意に打たれて、メッセージを送りました。
晴れて、康平くんは高１の時から、樋上さんの元で週2〜3回アルバイト。
仕込みを手伝い、接客をしながら、研鑽を積んで2年が経ちます。

家でラーメンを作り、研究している康平くん。
樋上さんは半年前、定休日に康平くんが店主の営業を認めました。
それが「こうへいラーメン」。
月に１度、不定期に、樋上さんと相談し、アドバイスを受けながらやっています。
舌の肥えた「地球の中華そば」ファンからも高評価。行列ができるほどだとか。

ゆっぴーが訪れたのは「こうへいラーメン」の日ではありませんでした。
でも、樋上さんが仕込んだスープで、ゆっぴーのための一杯を作ってくれました。
塩味の特製ラーメン。鶏・牛・豚に魚介類も使った澄み切ったスープは絶品。
いくつもの旨みが細麺に絡み合う美味しさにゆっぴーの顔も自然とほころびます。

高校卒業後は調理師学校への進学を考えている康平くん。
それも、幅広い食への見識を身につけてラーメン作りに生かすため。
高校生ながら、こんなにハッキリと将来のビジョンを持つ意思に驚きます。
父親であり、師である樋上さんとの出会いも、その気持ちが呼び込んだものでしょう。
自分のお店を持つまでには、まだ数年はかかると思います。
でも、独り立ちした康平くんのラーメンを食べるのが楽しみ。
そう思うゆっぴーでした。その前に「こうへいラーメン」に足を運ぶことでしょう。

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「地球（ほし）の中華そば」
神奈川県横浜市中区長者町2-5-4 夕陽丘ニュースカイマンション101
https://ameblo.jp/hoshino-chuukasoba/

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