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速報「ふるさとダービー福井」
前検日風景(2000.8.30)
いよいよ明日(2000.8.31)から「ふるさとダービー福井」が開幕する。
開会式の準備も万端。リハーサルも行われ開会式を迎える準備は整った。メインスタンドから見るバンクの風景はいつになく華やかだ。
明日から熱戦が繰り広げられる福井競輪場は、残暑厳しい中、更に燃え上がりをみせることだろう。連続30日以上真夏日という福井は、このビックイベントとともに暑く燃えている。
この日のために福井施行者はじめ近畿自転車競技会、地元選手会は一生懸命に準備してきた。是非とも成功裡の内に終了してほしいものだ。
全国から選び抜かれた精鋭99人のS級軍団が福井の地に集結し、検車場はプレス関係者も行き交い活気に溢れていた。
気温35℃を越える猛暑の中、選手は汗を掻きながら自転車の整備に追われていた。
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市田佳寿浩 選手 (福井・76期・25歳)
地元期待いや今開催の優勝候補、市田佳寿浩選手も笑顔で前検入りした。
この開催に向けて照準を合わせてきた。今年の春に結婚式を挙げたときは、色白の若様という感じだったが、真っ黒に日焼けし、練習の充実度を物語っている。
テレビ・ラジオ・月刊ウララ(ローカルエリアマガジン)等にもばんばん出演し、名前と顔が知られている。
「ふるさとダービー福井」の優勝は、この人において他にいないことを信ずる。
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内林久徳 選手 (滋賀・62期・36歳)
Tシャツとジーンズというラフな格好でテレビ局のインタビューに応じているのが内林久徳選手だ。琵琶湖のピラニアと異名をとる彼の走りは迫力満点で近畿強力布陣の足場を固めている。
市田選手との相性も良く、披露宴にも招かれている。2000年3月千葉ダービー、2000年8月名古屋全日本選抜と共に市田選手と決勝に乗ったことは記憶に新しい。
明日の第10R・特別選抜レース〔2,025M発走予定時刻 15:45〕では、1番車で出場予定で7番車の市田選手との連携が注目されている。
3度目の正直で、市田選手共々決勝に勝ち上がり、ワンツーフィニッシュを期待したい。
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吉岡稔真 選手 (福岡・65期・30歳)
ご存じF1先行・吉岡稔真選手。行くところ取材陣に取り囲まれ、快くインタビューに応じていた。
9年前(1991年7月)、二日目の冠レースで吉岡選手の後位を巡って繰り広げられた中野浩一選手(福岡県)と井上茂徳選手(佐賀県)の壮絶な闘い(大競り)は、今でも強烈な印象として語り継がれている。
決勝は井上選手に差されたものの圧倒的な車券の売れ行きもあり、強烈な印象を残した吉岡選手。今回は密かに復活の優勝を狙っているかも。
彼の走りを福井競輪場で見たがために競輪ファンにのめり込んだという人も実際に知っている。(その人は富山競輪にも吉岡選手の走りを見に行ったという。)
市田選手の先行を吉岡選手が捲る展開になることが予想されるだけに、二人の対決が今から楽しみである。
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8月31日(木)第1日・第11R・特別選抜レース
〔2,025M発走予定時刻 16:25〕
3番車で出場予定
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