今日は第1回小池塾でした。
早朝から報道陣が詰めかけ、人々も行列していました。1000人が4回転するのですから、すごい警戒態勢・警備も厳重でした。
会場は帝京平成大学。1000人ホール。
参加者は様々な世代で、18歳〜きているそう。
老若男女で、女性比率が4割。
なので、目玉は託児所!
参加者が「子連れで生きたいのですが」の一声で、都知事が「託児所やりましょう!」となったことで
スピーディーにオンラインで、安全安心に手配できる、キッズラインをお選び頂きました。
報道陣からの取材も多かったです。
そして、第1回の塾の様子ですが、
冒頭小池塾長からの挨拶に始まり、その後報道陣はすべて会場の外に出てもらい、
実際の、小池塾長から講義が始まりました。
■塾長開講挨拶は・・・
今回小池都知事が「希望の塾」を開講した理由について言及。
まず、たとえとして、女性が輝く社会、一億総活躍を目指しているのに、日本の指数は
101位から111位に落ちてしまった事を挙げて、
これは、決して日本がダメということではなく、他の国が努力していて、
スピード感が日本は遅れているのだとおっしゃっていて、
この、希望の塾で、みなさんには、行政のツボ、政治のツボを学んでほしい。
そして、ともに、都政や政治のグレードアップを高めていきたい。
なので、この場所で、インタラクティブに学び合いながら、
批評家ではなくプレーヤーを目指してほしいと、おっしゃってました。
現在の日本には、東京には、ありとあらゆるものがあるが、たった一つ足りないのは
それは「希望」であるとご指摘され「希望をみつけ、希望を実現しよう!」
をかけ声をあげて塾長開講挨拶としていました。
(その後、報道陣が退場し、帝京平成大学の方のご挨拶を挟み)
■塾長による記念講演
題名は「東京大改革。大義と共感の政治」というものでした。
今回小池塾は、4000人を超える応募で、合格者2902名だそうで、この場所を通じて、
学びとともに仲間づくり、人脈づくりをしてほしい。
そして、何よりの特徴は、女性が4割近いということ。
始めて政経塾で保育室を用意して、
もちろん、都知事も見学に
すこしお話させていただきましたが、
キッズラインの簡単な説明をすると
「そうよね、保育師さんが、育児しているから復職が難しいのよね。
キッズラインはベビーシッターのUberのようなサービスね」
と、すぐに本質を掴んでいただきました。
ママさんやイクメンのみなさんにも参加して欲しいとおっしゃっていました。
参加者は、沖縄から北海道まで。18歳から様々な世代と、
■小池さんの簡単な経歴とこれまで
小池さんは18歳の頃は留学をする事を考え、19歳でエジプトのカイロに旅立ったそう。
これからは国際的な社会、日本も開かれた国になると思ったのが留学の理由で、
カイロにしたのは、みんなが英語を勉強するので、違った言語をと。
また、ご自身としては、この日本はみんな束になって同じ事をするけど、
みんなで同じだから安心という事はない。
みんなで同じ事をして、身を削っている血みどろの海レッドオーシャンよりは、
自分は、先手先手を打って、ブルーオーシャンで磨いておきたいと。
政治も同じく、先手必勝が重要と述べていらっしゃいました。
なので、そのために「何を準備しておこう」という事が大事だと強調されていました。
■テレビ時代の女性としての経験とキャスターとしての経験
テレビで女性アシスタント時代は、女性アシスタントは「ハ行」を言っていれば良かった。
「は〜」「へ〜」「ほ〜」など。
自分の意見をいっていると「あの女を黙らせろ」と視聴者からクレームが来るほど。
また、生放送の経験は貴重で、もっとも学んだ事は、「分かりやすくつたえること」
短い生放送の中でどうやって視聴者の方に一瞬で伝わるようにするのか?
そこで、アイディアをだし、フィリップを工夫してつくっていた。
円グラフを書くのに、ゴミ箱の下の周囲をマジックでなぞったりしたほどだと。
つまりは「伝え方」が大事ということが分かった。
難しい事の中身をどうやって伝えるのかという事。それは政治にも生きている。
■政治家になったきっかけ
その後、メインキャスターの仕事をして、株価が最高値の頃、バブルの崩壊の頃、ソ連の崩壊と湾岸戦争
もたくさんのニュースを伝える中で、政治の役割が大きいと感じたけれども、
自分は批判することしかできないので、実際にプレイヤーを目指して転身しようと、
39歳のときに立候補することに。
テレビで人前で話す事はできるけど、
最初、街頭演説は最初苦手で、手をふるのもはずかしかった。
手を振るのが恥ずかしくて、小さくふっていたら、タクシーが止まってしまったほどと(苦笑)
■東京大改革について
〜政治にはスピード感が必要、そのためには情報公開
バブルのときも、金融引き締めをやれば良いのになかなかやらないを、
タイミングを逸しているのをみて(本体3年4年前にやっておくべき事なのに)
政治にはもっとタイミング、スピード感が欲しいと思っていた。
たとえば、女性政策もしかり。日本はやっているようだが、世界の方がもっと早い。
これからは、正しい政策を正しいタイミングでやるべき。
それが、東京大改革。情報公開の徹底。中身がみえる。
その事によってみなさまの共感を得る政治が可能。
■「希望の塾」名付けの理由
自分自身が希望という言葉も好き。
日本に東京に、ありとあらゆるものがあるけど、希望がない。だからそれをつくりたい。
■政治家としてのこれからの活動
いままで、「大義」「共感」を大事に政治生活をしてきた。
39歳で政治家になり、新党作りばかりやっていた。(決して転身ばかりしていたのではなく、党のMAばかりだったので結果としてそうだっただけ)
規制緩和なども数々行い、ある日小泉さんに呼ばれ、環境大臣になった。
通常のやるべき事以外に何かしようと、クールビズを考えた。
理由は、自分がエアコンが苦手で、なぜ日本の男性は、
高温多湿なのに汗かきながらスーツきてるのかわからなかった。
女性は寒そうに膝掛けを使っていたので、そこで、思いついたのがクールビズ。
地球温暖化対策の一つにした。
■政治活動で大切にしたい事
虫の目、鳥の目、魚の目で物事を見ていく。
鳥瞰図。鳥の目で見よう
虫の目は小さいところもきちんと見ていこう。
たとえば、保育園落ちた死ねというような小さな声が大きなメッセージに繋がる。
魚の目、トレンドをみる(魚群探知機)流れをみていく。
■サステイナブルな東京をつくりたい
予算規模、13兆円(スエーデンの国家予算に匹敵)人口1362万人(ベルギー国家と一緒)
国際空港世界第5位など、これらの地盤を活かして、
サステイナブルな東京ってどうやってつくるのかがテーマ。
次の世代の若者も希望の持てるcityにしていかなくては行けないと考えている。
・セーフシティー
・ダイバーシティー
・スマートシティー
上記の3つのキーワードで、これまで見た事のないような都政をしていく。
常に大きく高く掲げた大義と、皆様に共感いただけるような、ちょっとした工夫、愛情を込めたい。
だから「都民ファースト」「ワイズスペンディング」を掲げたい。
共感を得られるような東京大改革を見た事のない都政を繰り広げていきたい。
だからこそ、仲間が必要で、みんなと一緒にやっていきたい
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そう力強くおっしゃっていました。
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帰りに会場を出ると、報道陣がすごくて、私も、各新聞社やテレビの取材をたくさん受けました。
聞かれた事は
・講義の内容はどうだったのか?
・印象に残った点は?
・どんなきっかけで、なぜあなたは参加したのか?
・新党を立ち上げる話はでたか?
などでした。
私は、小池さんの登場したときのオーラとパワーがすごかったという話と、
講義内容で印象に残った事と、
そして、個人の意見として、これからは民間企業と国は近くなっていくと思うので、
民間ベンチャー経営者として、また、待機児童を解決したい母という立場の人間として、
政治がどのような決定プロセスになっているのかなどを学んで、自分の貢献できる事を探したい。
その目的で参加させていただいているなど、お話させていただきました。
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すこしでも、私たちのやっている「キッズライン」
保育園不足の問題を、保育園という概念だけではなく、
待機児童ほとんどは0歳1歳だからこそ、安全で便利な保育士ベビーシッターという方法で
潜在保育士を活用しながら、
(しかも保育園は毎月40万円の税金投入だけど、
ベビーシッターは用地もいらないし、近隣住民の反対もない。
病児でもそのまま預けられるので、ワイズスペンディングで都民ファーストだと思っています)
これからも、しっかり提案できればと思っています。
政治も勉強しながら、みなさまのお役に立てるサービス提供を目指します。