26日午後、沖縄県知事選挙の候補者が那覇市で演説中に、女性に銃弾のようなものを投げつけられました。

26日午後6時半ごろ、那覇市の県庁前の広場で、県知事選挙の演説中だった自民・公明が推薦する候補者に女性が銃弾のようなものを複数投げつけました。けが人はいませんでした。

女性は県内在住のチョウ類研究家で、以前からアメリカ軍の返還地で見つかっている銃弾などの廃棄物の撤去を求めて活動しており、RBCの取材に対し「アメリカ軍の廃棄物の問題を知ってもらうための政府・自民党への抗議と皆さんへのアピールだ」などと主張しました。

自民党沖縄県連と候補者の陣営は「今回の行為は民主主義の根幹である選挙活動の公正を汚す暴挙であり、厳しく非難する」などと抗議する声明を発表しています。

警察は女性から任意で事情を聴き調べを進めています。