安部元総理の国葬が9月27日に日本武道館で行われることが決定しましたが、日本国内でも賛否両論意見が分かれていますね。
その大部分が、安倍晋三元総理の葬儀の形式が国葬となり、費用はすべて国の税金で賄われるため、国民が納めた税金の無駄遣いなのではないかという厳しい意見が目立ちます!
安部元総理の国葬にかかる費用はいくらぐらいなのでしょうか?
歴代の総理大臣の葬儀にかかった費用を参考に、安部元総理の国葬にかかる費用を予想していきましょう!
ということで、今回は安部元総理の国葬にかかる税金はいくらくらいで、それは本当に無駄遣いなのか、様々な情報を元に検証していきます!
どうぞ最後までお読みください!
歴代の総理大臣の国葬にかかった費用はいくら?
戦後、国葬令が廃止になって以降、元内閣総理大臣の葬儀は合同葬として、一部を国費で支払い、残りは遺族や政党が支払うという形で行われてきました!
国葬の場合、費用はすべて国費(税金)で支払われます!
歴代の元総理大臣の葬儀にかかった費用と、そのうち国費(税金)から支払われた費用の内訳はこちらになります!

※約〇〇万円と書かれた部分は詳細な数値は不明な部分です。詳細な数値はわかり次第追記します!
戦後に国葬令が廃止になってから、国葬として執り行われ、全額国費(税金)で支払われた元総理大臣は吉田茂元総理たった一人です!
その他の歴代総理大臣の葬儀は、国民葬の佐藤栄作元総理、あとは皆合同葬として内閣と国が折半で費用を支払ってきました!
つまり、葬儀にかかった費用の約半分が国税(税金)ということになります!
吉田茂元総理がいかに異例だったかがわかりますね!
歴代の総理の中でもっとも葬儀費用が高額だったのは三木武夫元総理で、総額は2億円を優に超え、税金だけでも1億円を超える費用がかかっています!
そして、一番記憶に新しいのは、2020年のコロナ禍に行われた中曽根康弘元総理の合同葬です!
費用は内閣・自民党と国が折半で支払いましたが、9600万円もの国費(税金)が使われるということで、コロナ禍の中税金の使い道に疑問や非難の声が上がっていました!
この時感染対策も含め、規模は縮小して行われたと報道されていました!
しかし、このように見てみると、中曽根康弘元総理の葬儀費用は相場に近いものであったようです。
では、これを踏まえて、9月に行われる予定の安部元総理の国葬にかかる費用はいくらくらいになるのでしょうか?支払われる税金額について予想していきましょう!
安部元総理の国葬にかかる費用(税金)はいくら?
それでは、安倍元総理の国葬にかかる費用(税金)について、過去の情報などをもとに見ていきましょう!
国葬にかかる費用の内訳
国葬にかかる費用の内訳は主にこのように分かれています。
①会場の使用料(日本武道館)
②会場や要人の警備費用
③葬儀にかかる一般的な費用(供花・会場設置費用・人件費など)
④照明や音響などの費用
⑤参列者の接待費・交通費・宿泊費
など
安部元総理の国葬にかかる費用の予想額
安部元総理の国葬にかかる費用(税金)はおそらく過去歴代最高額の2億5千万円超えとなると予想されます!
その理由について説明していきます!
それは、今回の事件を受け、各国の首脳ら要人たちも弔問に訪れる可能性が高いため、警備費用が今まで以上にかかると予測されるためです!
今回、安部元総理の突然の訃報は、警備体制が十分ではなかったことも原因ではないかと報道されています!
そんな中で行われる国葬だからこそ、海外の要人たちが弔問に訪れた際に、万が一のことがあってはならないので、国家として警備体制は強化して行うことが推測されます!
そのため、歴代の総理大臣の葬儀よりもコストは高くなる可能性が高いです!
今まで葬儀にかかった費用で一番高額だったのは、三木武夫元総理で、総額は2億円を優に超えていました!
詳細な数字は出てきませんでしたが、税金として支払われた金額が1億1873万円ということは、単純計算で2倍とすると、葬儀費用の総額は約2億3700万円ということになります!
安部元総理の国葬にかかる費用はこちらを優に超えてくると考えられ、全額税金で支払われるため、少なくても2億5千万円は超えてくるのではないかと推測されます!
【追記】国葬にかかる費用は2億4950万円で決定か?!
政府は26日の閣議で、故安倍晋三元首相の国葬を行う費用として、今年度予算の一般予備費から2億4940万円を支出することを決めました。国葬は来月27日に日本武道館で行います。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来、戦後2例目となり、全額を国費で賄います。https://t.co/kSvQXwaabV
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 26, 2022
安倍元総理の国葬にかかる費用(税金)については、8/26に詳細が発表され、当初の予定より約5000万円上乗せされた2億4940万円となることがわかりました!
こちらに含まれている費用の内訳としてはこちらになります!
①会場(日本武道館)やバスの借り上げ代金:約3000万円
②会場の設営費用:2億1000万円
・葬儀にかかる一般的な費用(供花・会場設置費用・人件費など)
・照明や音響などの費用含む
⇒合計約2億5000万円
こちらを見て頂いたら、お分かりになると思いますが、肝心な「会場や要人の警備費用」がこちらの国葬費用約2億5000万円には含まれていません!
つまり、これとは別に警備費用がかかるということです!それでは、警備費用はいくらくらいかかるのか見ていきましょう!
【追記】警備費用なども合わせた国葬の費用は約37億円?!
菊の花だけで2千万円!安倍元首相の国葬に消える血税約37億円https://t.co/dMXl4IwiLr
世論調査では国民の半数が反対している国葬。
会場の飾りや設営に1億3600万円、武道館の会場費1200万円、献花に700万円、警備に35億円となると、少なく見積もっても国葬にかかる費用は総額36億5500万円という。— ニコニコニュース (@nico_nico_news) August 8, 2022
さらに驚くべき情報がはいってきました!
国葬時にかかる警備費用が35億円との情報があり、総額が約37億円になるのではと推測されているのです!
ただ、こちらについては政府からは一切発表されていないので、まだ正確な金額についてはわかりませんが、諸外国から数多くの要人たちが訪れる予定になっており、国を挙げて警備体制を整えていくことが推測されます。
来月の安倍元総理大臣の「国葬」に伴い、国土交通省は、会場の日本武道館を中心に半径およそ46キロの上空に飛行制限区域を設け、航空機などを使った上空からのテロに備えることにしています。https://t.co/uxYjSb9sO2#nhk_video pic.twitter.com/4gO8v5EbRi
— NHKニュース (@nhk_news) August 26, 2022
このように、国土交通省は、会場の日本武道館を中心に半径およそ46キロの上空に飛行制限区域を設け、上空からのテロに備える対策を用意したり、会場周辺の広範囲な警備体制、要人たちの移動に伴う警備体制など、大掛かりな警備体制が必要になり、その費用は膨大な費用になることは私たちでも推測できますよね!
この費用も合わせると、歴代内閣総理大臣の葬儀費用の中で、安倍晋三元総理の国葬が群を抜いて高い費用となりそうです!
これにはさらに反対意見も多くなりそうですね!
安部元総理の国葬にかかる費用は税金の無駄遣いなのか?
それでは、安部元総理の国葬にかかる費用は、税金の無駄遣いなのでしょうか?
これにはネット上でも賛否両論分かれており、激しい議論が繰り広げられております。
その一部を見ていきましょう!
みんなの口コミを検証
安部元総理の国葬にかかる費用は税金の無駄遣いだと主張する方の意見はこちらです!
冗談じゃないですよ
安倍元首相の愚策でどれだけ無駄なお金が使われた!? やりたいなら自民党の自腹でどうぞ政治家の
国葬なんて
要らない— 五猫 (@Bros119K) July 11, 2022
消費税を下げるどころか増税するほどの状況だと言うクセに、国葬とか無駄な事に税金注ぎ込む政府はイカれてるとしか思えません。
やりたい人達の実費でやりなさいよ。
税金は正しく使いなさいよ。自民党のお小遣いじゃないのよ。— mickey@消費税は不要です。 (@melo99345872) July 14, 2022
貧しい家庭、子どもの給食費もって飲みに行く父親が「これも付き合いだ」「社交だ」「無駄じゃない」って言ったらどう思いますかね。安倍の「国葬だって無駄じゃない」論はこれと同じですよ。
— 自己検閲済みの特権意識でゆがんだクルアンビンしか聴かない森さん (@moriteppei) July 16, 2022
吉田茂現在価格で2億
昭和天皇の国葬24億
安倍元総理34億
天皇越えちゃってる— ☆真田幸村☆ (@sanada196) August 9, 2022
安部元総理の国葬にかかる税金は無駄ではないという意見はこちらです!
「生きてる人の為にお金を使え」と国葬に反対する方は、この記事をご一読ください。
故人を供養する為の葬儀を、損得で勘定するのも大変失礼な事ですが、「無駄遣い」などと言う方には、国葬を行う事は、生きたお金の遣い方であり、決して無駄ではないと申し上げたいです。 https://t.co/dGdi7HT1Ky— 三浦マイルド (@miuramildinfo) July 14, 2022
国葬でかかる費用なんて全部国内の業者に支払われるんだから何も無駄にならんだろ。新しい仕事を生むんだよ。税金なんてそのために使うんだろ。
— 最終平和兵器 (@daioujyou) July 17, 2022
「国葬とか国民無視して無駄金使いやがって」って意見を見るけど、各国が個別に弔問に来るのをいちいちもてなすよりはかなり安上がりな気がする
— たま (@tama44697988) July 17, 2022
安倍さんの国葬の費用、2億かかるとしたら国民1人あたり2円とかでしょ…
私は出すよ、そのくらいなら
20円の買い物の消費税から持ってって「私の納めた税金を使われたくない」って人がどの程度いるか知らないけど、
「私は20円、200円、2000円出してもいい」と言う人もきっとたくさんいるだろう— どらごん (@dragtw) July 15, 2022
#めざまし8
安倍さんの国葬に賛成します。海外からの評価、ちゃんと見てない人多すぎる。
1人あたり2円程度の税金がどうのとか言うなら全額国費じゃなく、クラウドファンディングや寄付を集めても良いと思います。— あぷあぷ (@2525applechan) July 14, 2022
安部元総理の国葬にかかる費用を仮に2億円だとした場合、2億円という金額は一般国民にとっては、高額ですが、国民一人あたりに換算すると1人あたり約2円程度という計算になります!
ただし、国葬の費用総額が37億円となると、国民一人あたり約31円程度
これを高いと感じるか、安いと感じるかはそれぞれの価値観によるのかもしれません。
それすらも無駄だと主張している方は、税金は生きている国民のために使ってほしいという意見もある一方で、葬儀費用として支払われる税金によって、新たな仕事が生まれ、それを担った国民に支払われるのだから、決して無駄ではなく、経済を回すことにつながり、生きた税金の使い方だと主張する方もみえます!
また、外交費用としてみたら、この国葬にかかる税金は、むしろお得なのではないかという意見もあります!
この全額税金から支払われる国葬の費用は、見る角度によって様々な意見があり、今後も激しい議論が繰り返されるでしょう!
まとめ
いかがでしたか?
安部元総理の国葬にかかる費用は、全額税金で賄われ、発表されている費用は2億4950万円ですが、警備費用などすべての経費を入れると約37億円にまで膨れ上がるのではないかと言われています。
これについては賛否両論分かれており、「税金の無駄遣いなのではないか。」という声も多く聞かれ、議論の的になっていますね!
1人あたり31円の税金負担を無駄だと思うか、無駄ではないと思うかは、個人の価値観で大きく異なってくるようです。
安部元総理の国葬にかかる費用について、今後も注目していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。