就職活動では、当初、大学で環境学などを学んでいたこともあり、下水道関連の企業や介護機器の開発メーカーなどを回っていました。OSTechの存在は合同説明会で知り、正直、最初は難しそうな業界だなと思いました。皆さん、技術志向が強く、技術者としての専門性を極めたいという人が多く、私には入社は難しいと思っていました。派遣という形態にはまったく抵抗がなく、むしろいろいろなことを経験ができ、学べる働き方に魅力を感じました。
その後、選考フローへと進んだ時は、自分の方が驚いたほどでした。実際、先輩社員の話を聞いたり、人事の方との面談を重ねていくなかで、OSTechという会社の雰囲気や社員の方に共感・魅力を感じるようになりました。そして何よりも、私のなかで、技術者として新しいことに挑戦しようという気持ちが芽生えてきたことが、入社の決め手となりました。
もともと車が好きで、車に関わる仕事がしたいと希望を出していたところ、現在の大手自動車メーカーへの配属が決まりました。現在、海外向けカーナビの新製品評価の業務を担当しています。一口に製品評価と言いましても、20種類以上のチェック項目があり、さらに一項目に100箇所近いチェックポイントがあります。海外向けの製品なので、仕様書も英語で書かれており、最初は苦労しましたが、OSTechの先輩やチームの仲間に助けられ、現在は1年目ながらサブリーダーとしてチームメンバーのタスク管理を行う役割も担っています。
他のメンバーがなかなか見つけられなかった不具合などをいち早く見つけた時は、品質向上に貢献できたとやりがいを感じます。最近は評価シート改善のために、ナビの負荷を測定し、どの機能を使用すると負荷が大きくなり、不具合が発生しやすいのかという調査の仕事も行っています。その結果も、測定値のみではなく、グラフ化するなど、私なりの付加価値をつけた提案ができるようになりました。
今、技術者としてまずまずのスタートを切れたと思っています。もちろん、一人前の技術者にはまだまだほど遠い存在ですが、いつかはOSTechの先輩技術者たちのように、自分の価値を堂々とアピールできるプライドをもった技術者を目指したいと思っています。それが決して夢ではなく、実際に実現できるフィールドがOSTechの魅力だと思います。
OSTechには私のような未経験者でも、挑戦する機会や舞台を与えてくれて、一人前の技術者に育ててくれる情熱と環境があります。技術者を目指す人は、ぜひ、OSTechの門を叩いてみてください。
2016年入社 | プロダクト開発課に配属。
大手自動車メーカーにて、カーナビの新製品評価業務を担当。 |
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2019年 | 立川支店へ異動。 |
仕事をしていくなかで、今まで知らなかったことを知る楽しさ、得た知識をすぐに試すことができる面白さ。その繰り返しが自信にもつながり、成長していると実感しています。本当にエンジニアになって良かったと思える瞬間でもあります。最初は専門的な知識がないために不安でしたが、今はむしろ知らないことが自分の成長を促進してくれています。将来は「伊藤に聞けば大丈夫!」と思われるような、深い専門性をもったエンジニアを目指したいですね。現在の業務に関しては、評価業務だけではなく、もっと車内の接続機器全体の知識を深めたいと思っています。