小資本で開業できることを謳い文句に「セルフエステ エンリケ」の
フランチャイズオーナーをSNSで募集したエンリケさんですが
スタートからわずか1年で6店舗のオーナーから訴えられているようです。
なんでも「1000万円を超える損害を被った」のだとか…
そこで今回は
- エンリケFC店とは
- エンリケ自身が宣伝することはなかった
- 訴えた全員が半年で大赤字&閉店
- エンリケ空間に仮差押え命令がでている
について詳しくご紹介します。
エンリケFC店とは
3日で2億5000万円を売り上げた伝説のキャバ嬢として実績を持ちながら
実業家としても活躍するエンリケさん。
そんなエンリケさんの会社「エンリケ空間」が2020年秋にスタートさせたのが
新事業「セルフエステ エンリケ」です。
小資本で開業できることを謳い文句に「1年で全国100店舗を目指す!」と
自身のSNSでフランチャイズを募集しました。
目論見通り人が集まった
エンリケさんのフォロワーでもある30代~40代の一般女性が
フランチャイズのオーナーであるフランチャイジーに名乗りを上げだそうです。
そのおかげか短期間で全国115店舗を達成しました。
加盟金は200万円
「セルフエステ エンリケ」のフランチャイズ加盟金は200万円。
初期投資としては妥当な金額のようですね!
加盟金の額は、安いところで10万円、高いところで1000万円と様々ですが、調査によると、加盟者が店舗を用意するフランチャイズの場合、平均額は197万円となっています(経済産業省商務情報政策局サービス政策課「フランチャイズ・チェーン事業経営実態調査報告書」[平成20年3月]。以下、「調査報告書」といいます。)。
引用:フランテック法律事務所
ここだけ見るとエンリケさんに非はないように感じますが…
プレゼン資料では月858万円以上可能と記載
「セルフエステ エンリケ」の加盟店のプレゼンの資料では
売り上げの半分以上は途中導入のコース
そもそも、最高売り上げ70万円の半分以上は
途中から導入された「一生コース」という高額チケットのおかげ。
15万~30万円程度のそのチケットを購入すれば
該当のセルフエステのコースを以後ずっと使い続けられるというものです。
るまり、一度打ったお客様には二度と売れないため
これを売り続ければ経営は破綻します。
また、店舗によっては「一生コース」を売ったとしても
売上月がたったの数万円から20~30万程度で
プレゼン資料と大きな差があることが分かります。
エンリケ自身が宣伝することはなかった
エンリケさんは自身のSNSで「あなたのお店は宣伝するので集客体制は万全」と
謡っておきながら、実際にエンリケさんのInstagramでおこなわれたのは
24時間で消えるストーリを各店舗あたり2回ずつ流したのみでした。
また、エンリケさんが店舗に直接顔を出したのは一回きり。
それも1時間にも満たない短期間だったそうです。
加盟するだけさせておいて、アフターフォローがなっていないようでした。
訴えた全員が半年で大赤字&閉店
加盟金200万円に店舗内装費500万で初期投資は700万円。
さらにエステ機械のリース代などもかかり
半年の売上総額は数十万円だそうです。
エンリケさんを信じたことで1200万ほど損をした計算になります。
違約金300万円
訴えを起こしたAさんはエンリケ空間の担当者に
「売り上げも立たないし、このまま続けていくのは難しい」と相談したところ
違約金300万円払うように迫られました。
払えないことを伝えると「違約金を払わずに店舗を占めるのは不可能です」と言われ
らちが明かないと弁護士を入れたそうです。
自身のお金で返却したオーナー
原告らの中には店舗を経営できなくなったあと
「一生コース」を購入したお客様に対し自身のポケットマネーから
全額返金した方もいるようです。
責任を感じ多額の返金に追われる…
「リスクはある」と理解して始めたとしても残酷ですよね。
エンリケ空間に仮差押え命令がでている
訴えを受け2021年12月訴訟に先立って東京地方裁判所が
「エンリケ空間」に仮差押え命令を出しました。
これは「エンリケ空間」が被害者に対して損害賠償できるようにするためなんだとか。
また担当弁護士も、東京地裁も不法行為があったことを
ある程度認めているのではないかと考えているようです。
まとめ
エンリケFC店がやばい!すでに6店舗から訴えられていた?
について詳しくご紹介しました。
まあ…オフホワイトというか、グレーというか…(笑)
何かあり次第追記しますね!
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