土ドラ・個人差あります #04[字]【男でいられたらこんな失望も無かったのか】…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

土ドラ・個人差あります #04[字]【男でいられたらこんな失望も無かったのか】

妻としたら俺はまた女になるの?と不安が過った夫は妻の誘いに応えられず…。悩める夫に近づく異性化仲間に意外な過去が。人生が異性化に翻弄される。夫婦の決断は?

番組内容
晶(白洲 迅)はセックスをすることで再び女性に「異性化」することを恐れ、どうしても妻・苑子(新川優愛)の誘いに応じることができない。
「あんたさ、俺を抱いてみない?」
そんな折、「異性化」で女性になった真尋(紺野彩夏)が晶を誘ってくる。自分と寝て再度異性化するか試せばよいという真尋だが、晶は拒絶する。そこで明かされる、真尋の過去とは?
その後、晶の弟・勇気(片岡久道)の娘・のり(野田あかり)が
番組内容2
突然遊びに来る。天真爛漫なのりと疑似家族を経験したことで、お互いに子どもが欲しいという思いが高まった2人は……!?
出演者
夏菜 
新川優愛 
白洲 迅
 / 
馬場徹 
紺野彩夏
 / 
大浦龍宇一 
大水洋介(ラバーガール) 
ビッケブランカ
 / 
長野里美 
螢 雪次朗 
鶴田真由
スタッフ
【原作】
「個人差あります」(講談社「週刊モーニング」所載)
※「ます」は枡記号

【企画】
市野直親(東海テレビ)

【脚本】
ひかわかよ

【音楽】
yuma yamaguchi 
犬養奏

【主題歌】
JUNNA「曖昧な2人」(フライングドッグ)

【挿入歌】
ビッケブランカ「魔法のアト」(avex trax)

【演出】
紙谷楓(共同テレビ)

【プロデュース】
河角直樹(東海テレビ) 
水野綾子(共同テレビ)
スタッフ2
【制作】
東海テレビ 
共同テレビジョン
ご案内
【公式サイト】
https://www.tokai-tv.com/kojinsa/

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra

【公式Instagram】
https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/

【公式TikTok】
https://www.tiktok.com/@dodra_tokaitv

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 彩乃
  2. 自分
  3. 真尋
  4. 大丈夫
  5. 異性化
  6. 苑子
  7. 雪平
  8. 美沙
  9. 部員
  10. 里見
  11. ハァ
  12. 気持
  13. 後悔
  14. 磯森
  15. 一人
  16. 苑子先生
  17. 横山
  18. 奇跡
  19. 奇麗
  20. 子供

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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んな露骨な顔しなくても。

だって 戻らなかったら
それだけだし。

もし また あんたが
女になっちゃったら

もう一回やりゃ…。
ふざけんな。

そんな都合良く…。

人の気持ちも考えないで
よく言えんな。

こっちには妻がいるんだよ。

君みたいに
若くて 怖い物知らずで

自己中でも生きていけて

この先の人生
どうとでもなる立場から

適当なこと
言われたくねえんだよ!

君と会うのは これが最後だから。

(ドアの開閉音)

浮気したくせに。

(雪平)《家族がいるんだよ。
子供がいるんだ》

《こっちには妻がいるんだよ》

《何が がっかりだよ。
同じこと 言ってんじゃん》

《人のこと
自分の都合で見たいように見て

勝手に失望してりゃ 世話ないわ》

(美沙)うちは
まあ そういう日もあるよね

って感じかな。
うーん さっぱりしてるね。

はい エマ。
(エマ)ありがとう。

はいよ~。

最初のころは
ごめんとか言われたけど

何か 謝られるのって
やじゃない?

うん。 謝られて
大丈夫だよっていうのも

違う気するしね。

君の期待に応えられなくて ごめん
って感じがしちゃうんだけど

こっちは
そこまで気にしてないっていうか

むしろ そこに至るまでも
同じぐらい大事じゃない?

そう。 ただ 妊活ってなると
毎回だと ちょっと困るな。

毎回 そうなの?

あっ いや
まだ始めたばっかだから。

(美沙)何だ。 だったら あんまり
難しく考えない方がいいよ。

うん。 まっ いずれ
不妊治療ってなったら

ここに経験者がいるし。
頼もしい。

妊活はさ どっちかが無理しちゃうと
しんどいよね。

目指してるのは
幸せな家庭なのに

夫婦の絆が揺らいじゃ
本末転倒だしね。

ホント そうだよね。

何か こういう話
人としたことなかったな。

苑ちゃん
友達ミニマリストだもんね。

友達少ないって
言ってくれていいよ。

あっ ねえ 異性の友達っている?

いるわけないじゃん。
(美沙)じゃあ つくってみたら?

えっ? 何で?

(美沙)そんな構える話でもないよ。

恋愛感情も
上下関係もない異性と話すと

単純に面白いからさ。

美沙はいるの?

うん。 エマが生まれてからは
会えてないけど

連絡は取り合ってるよ。

それってさ…。

違う 違う そんなんじゃないから。
夫も知ってるし。

あっ そうなの?

何か やっぱ あたし
頭 固すぎんのかなぁ。

まあ 個人差あるから

どっちがいいとか
悪いではないと思うけどね。

うん…。

(男性)ねえ ちょっとだけだから。
大丈夫 大丈夫 何もしないから。

《ったく
ああいう男がいるから…》

大丈夫 大丈夫。

《ん?》
(真尋)ごめんなさい。

大丈夫 優しくするからさ。

お前 何してんだよ。

えっ…。
(男性)ちょっ… 誰ですか?

こいつの兄ですけど。
あなたこそ 誰ですか?

えっ…。

おい。

変なもん
飲ましてないでしょうね?

い… いや… あっ そうだ

部長に電話しないと
いけなかったんだな。

あ~ 急がないと…。

ハァ… お前 何であんな…。

おい。 大丈夫かよ。

♬~

何すんだよ。

家まで のこのこ上がっておいて
そりゃないだろ。

フッ… ハハハハ…。

何だよ!

いや 男の俺が そんなせりふ
言われるときが来るなんて

思わなかったわ。

若いのに昭和っぽいこと言うよな。

ふざけんなよ。

ほら ちょっとどいて。

トイレ 借りるわ。

《すっげえ ドキドキすんじゃねえか
あの野郎!》

《くっ… 男なのに》

《雪平さんも
こんな気持ちだったのかな》

《あいつは男。 100%男!》

悪いけど 何もないや。

んなことより
お前 具合悪いんじゃないのか?

あー あれ ふりだから。

はっ?
いや ホテルまで行ったら

金だけ もらって
逃げようと思ったんだよ。

ヒーローにでもなったつもりだった?
お兄ちゃん。

横山 お前なぁ。
あっ 「横山」って言った。

俺が異性化って知る前までは

「横山さ~ん」って
デレデレしてたのに。

ちゃかすなよ。

気持ちは男かもしれないけど
体は女なんだから

危ないことすんなって。

うっせえな。

手術費用のためか?

別に女になったって

健康に生きられてるだけでいいって
思わない?

あんた よっぽど恵まれてんだな。

えっ?
俺の人生はな

高3の夏 サッカーの試合で
頭打って異性化したときに

終わってんだよ。

(部員)
お前さ どうするつもりだよ。

えっ…。

いくら最後の試合っつっても
女子じゃな。

(部員)相手チームも
びっくりだよな~。

(部員たちの笑い声)

(部員)ウェーイ。
(真尋)何すんだよ!

(部員)ヤッバ。 いいじゃねえか
自分じゃ見放題だろ?

(部員)いいよな~
胸も もみ放題じゃん。

ねえ 俺にも もませてよ。

(彩乃)まーひろっ。
えっ またコンビニ?

(真尋)うん こんなことになって
親も参ってるみたいでさ。

あっ じゃあ あたし あしたから
お弁当 作ってきてあげる。

いや 悪いよ。
(彩乃)平気 平気 任せといて。

(真尋)彩乃のこと
異性化する前よりも

もっと好きになったよ。

そんな相手に出会えたこと
奇跡だって思ってた。

でも 奇跡は
続かないから奇跡なんだ。

(彩乃のしゃくりあげる声)

(真尋)そんな彩乃のこと
責められるかよ。

はい。 リクエストの
肉巻きアスパラ 入れたよ。

真尋が いきなり
難易度高いこと言うからさ

朝から大変だった…。
(真尋)彩乃。

(彩乃)ん?
(真尋)大事な話… ある。

(彩乃)何?

ごめん 私ね 異性化して
中身も女になってきててさ

もう 彩乃のこと

彼女だと
思えなくなってきちゃって。

そっか。

それなら仕方ないね。

今まで ありがと。

(真尋)仕方ない
誰も悪くないんだから。

学校だけじゃない。

母親は病んじゃうし

父親は自分を責めてたけど
俺に寄り添ってはくれなかった。

俺の居場所は
完全になくなったよ。

高校も辞めて働くしかなくて
住み込みでリゾバとか旅館とか

とにかく
受け入れてくれるとこ探して

とにかく働いたよ。

風俗とかも試してみたんだけど

おっさんの下心
目の当たりにすると きつくて。

手術費用のためって
自分を言い聞かせてたけど

やっぱ無理だった。

今考えたら 皮肉なもんだよな。

我慢して一発やっときゃ
元に戻れてたかもしんねえのに。

悪かった。

でも 俺は やっぱり
苑子を裏切れない。

はいはい 分かったよ。

あーあ。

何で 俺 あんたに
こんな話 しちゃったんだろ。

ハァ…。

あれ?

里見 苑子 好きなの?

呼び捨て すんなよ。

えっ。
ていうか 知ってんの?

里見 苑子先生の小説とか
無縁なタイプじゃないの?

いや ていうか… 妻。

ツマ…。

ええっ!?

いや 結婚する前の姓が
里見なんだよ。

何だよ 苑子さんって
あの里見 苑子先生だったのかよ。

ヤッバ…。

じゃあ 俺 里見 苑子先生の会計
担当してたってこと!?

まあ そういうことになるね。

うーわ マジか
あの人が里見 苑子先生…。

あんた 先生の足
引っ張ってんじゃないだろうな?

んなわけないだろ。
じゃあ いいけど。

分かった。

あんたは 二度と
先生のこと裏切んなよ。

いや だから
俺は そう言ってんだろ。

はあ~あ こうなったら
適当な男でもつかまえて

リバースするしかねえか~。

また 適当な男って。

じゃあ する?

大人を からかうんじゃない。

晶って 女友達いる?

(せきこむ音)

えっ 何? 急に。

あぁ… 晶が友達と飲んでくる
っていうとき

誰とか聞かないけどさ

女友達でも おかしくないんだよな
って思って。

あっ いや
浮気 疑ってるわけじゃないよ。

私は 友達自体 少ないから
男友達もいないけど

晶はどうなのかなって 単純に。

うーん…。
《あんたは 二度と

先生のこと裏切んなよ》

《何で あいつが浮かんだ?
横山は女友達?》

《いや むしろ
同性の友達って感じだよな》

そんなに悩む?

いやいや… ほら
俺 異性化 経験したからさ。

その 女友達っていう概念が
よく分かんなくなったっつうか。

フフ そんな ビビんないでよ。

いや だって…。
ごめん。

あたしさ
一人で突っ走る癖あるよね。

美沙に言われたの。
あたしが 頭 固すぎるから

「異性の友達でも
つくってみたら?」 って。

何だ そういうことか。
何? 後ろめたいことでもあった?

ないよ。 あるわけないじゃん。

いや 子供のこともさ

一人で突っ走っちゃってたな
と思って。

焦ったり 無理するんじゃなくて

晶と私が
2人で納得し合って進まなきゃね。

じゃないと
私たちが夫婦でいる意味ないもん。

私 晶と楽しく暮らしたい。

うん。

俺も 苑子と仲良くいられるのが
一番大事。

よかった。
うん。

俺 風呂入ってくるね。

うん。

《俺は いつまで こんなこと…》

《目の前にあった障害物が
ちょっと遠のいただけじゃねえか》

磯森。

あっ おはようございます。

ちょっと。

お前 大丈夫か?
何がですか?

昨日 見たんだよ。
何の話ですか?

若い女と一緒にいただろ。

色々あって
大変なのは分かるけど…。

何言ってんですか。

雪平さんに心配されるような
ことじゃないです。

《何だよ 久しぶりに
話し掛けてきたと思ったら

今度は彼氏面か?》

うおっ!
うわっ!

部長… おはようございます。

おはよう。

(澤)磯森と何かあった?
(雪平)えっ?

ないです。
(澤)そう?

(雪平)
あるわけないじゃないですか。

(澤)異性化を経験して
また元に戻った磯森への対応って

言葉で言うのは簡単だけど
一番近くで接してる雪平には

俺には分からない苦労が
あるんだろうと思ってね。

俺に できることある?

いえ。
すいません ご心配おかけして。

気に掛けるのは
部長の仕事だから。

(澤)こういうとき
女子の方が楽なんだよな~。

えっ?
(澤)いや 女子でも個人差あるか。

愚痴とか悩みとかを吐き出す
ハードルが

低い人が多い気がするんだよね。

それ
俺は いいことだと思ってる。

だって 話すだけで
軽くなることもあるし

自分の気持ちが
整理されたりもするからね。

(澤)それを よしとしない
というのも分かるんだよ。

人に嫌な思いを
伝染させたくないとか

そもそも
弱音を吐きたくないとかね。

もちろん 他に話せる相手が
いるならいいけど

一人でため込んだ結果
暴発でもして

誰かを
ひどく傷つけることになるなら

やめてくれと思う。

部長としてじゃなく

人生の先輩として
聞いてもらってもいいですか。

大して先輩でもないけど
いいよ。

いや…
ホント情けないんですけど

俺は 肉体的に受け入れられたら

自分が優位に立てると思うような
人間だったんですよ。

ただいま~。

あれ?

晶 おかえり!
のり!

家出!?
うん。

6歳で?
うん 6歳で。

いや うち来たことあるとはいえ
よく一人で ここまで…。

それくらい できるもん。

とにかく 勇気さんに
連絡してあげないと。

ああ そうだな。

のり 帰らないよ。
だって パパが悪いんだもん。

何で?
(バイブレーターの音)

あっ 勇気だ。
(バイブレーターの音)

もしも…。
(勇気)のり 知らね!?

風呂出たら いなくなってて
あちこち電話してんだけど。

いるよ 今うちに。
マジ!? いや~ よかった。

無事?
無事だけど お前 何したの?

いや ちょっと
知り合い 呼んでたら

のりと鉢合わせて…。
知り合いねぇ。

まあ お前も独身だし
責めないけどさ。

どうする? 迎えに来る?

やだ!
のり パパに会いたくない!

聞こえた?

のり 今日から
晶んちの子になる!

はっ? ちょっ… の… のり!?
えっ? はっ!?

♬~ どこかに元気を落っことしても

(吉高)おっ ラスイチ
♬~ コロッケひとつと 「トリス」にソーダ

おぉ 新ラベル

(泡の音) シュワー
♬~ 変わらない街並みが 妙に やさしいよ

<人間っていいナ。
新しい「トリス」>

(黒木)≪帰れば 「金麦」≫

≪帰れば…きん…むぎ…≫

≪無いんかーい!!≫

お願いします

≪帰れば!≫
<帰れば 「金麦」>

(店員)どうぞ。
(澤)ありがとうございます。

磯森より優位に立つっていうのは
どういうこと?

その… 焦ってたんです。

追い越されるんじゃないかって。

あいつ 最近 すごく
さえてたじゃないですか。

純粋な性欲とか恋心なら
まだ ましでした。

でも 男に戻った あいつを見て
気付かされたんです。

(澤)寝たところで
優位に立てるわけじゃないと。

はい。

あと 自分が そういう

ゆがんだ認識を
持っていたってことに。

自分が情けなくて…。

そりゃ 女心も分からなければ

商品開発だって
うまくいかないなって。

こんな俺にも刺さる
ゲーテの名言 あるんですか?

「焦ることは何の役にも立たない」

えっ? それ 名言ですか?

まだ 続きがあるから。

「後悔は なおさら役に立たない」

「焦りは過ちを増し
後悔は新しい後悔をつくる」

後悔もですか。

相手にも失礼だと思うんだよな。

2人が合意でしたことを
後悔するのって。

そうですね。

焦らず 正攻法で頑張れよ。

はい。

(澤)あと 家族の大切さって

失って分かるものの
代表格だからな。

ホント そこだけは甘く見るなよ。

説得力 半端ないっすね。

遊んだら お片付けしなきゃでしょ。

ママ 前にも言ったわよね?

晶。 もう ご飯だから
手洗ってきなさい。

苑ちゃんは ママのお手伝いね。
はーい。

何か始まったぞ。
おままごとだよ きっと。

ままごと? 俺もやんの?

いいから早く手洗ってきなよ。
はい。

フフフ…。
苑ちゃん お皿 取ってきて。

あっ はーい。

はい お皿です。
(のり)ありがとう。

今日のご飯は ギョーザでーす。

うん ありがとう。
はい どうぞ。

いただきまーす。

晶!
「いただきます」してからでしょ。

はい。 いただきまーす!
いただきまーす。

おいしい?

うん。
おいしい。

《そうか。
これが のりの中にある母親像》

あれ? 今 自分で食べた?
食べてないもーん。

《この年で母親がいないって
どんな気持ちなんだろう》

晶 スマホ貸して。
現代っ子だなぁ。

ねえ。
はい。 はいよ。

撮るよ 早く入ってくださーい。

はい チーズ。
(シャッター音)

撮れたよ~。
撮れた?

お~ いいね。
イェ~。

よし! じゃあ そろそろ
飯 食いに行くか。

何食べたい? のり。
おうちのご飯!

えっ でも せっかくだしさ。
いいよ ご飯 作ろう。

やった~!
のりちゃん お手伝いしてよ。

ホットプレートなんて
うちにあったんだ。

2人だと なかなか
使う機会なかったからね。

のりちゃん
ギョーザじゃなくて ごめんね。

ううん。
フフ。

あっ そろそろ いいかな。
よし いってみるよ。

せーの ほっ。

お~ 上手!
のりも やる!

ホント? やってみる?
のり 思い切りが大事だぞ。

いくよ。

(3人)せーの…。
ほっ!

お~ うまい!
もうちょっとで食べられるからね。

早く食べたーい。
ねえ おなかすいたね。

めちゃくちゃ おなかすいた。
めちゃくちゃ おなかすいたの?

≪(チャイム)

のり ごめんな。

一緒に帰ろ。

パパは 世界で一番
のりが大事だよ。

ごめんな 付き合わせちゃって。
ううん 全然。 楽しかった。

のり 苑子に お母さんを
重ねてたみたいだったな。

楽しんでくれてたならいいけど。

だな。

あっ そうだ
さっきの写真 見してよ。

ああ。

はい。
へぇ~。

フフ。
よく撮れてる。

カワイイな~ のりちゃん。

また晶んち行っていーい?

いいけど
今度は勝手に行かないでくれよ。

ヘヘヘ…。

げっ これ プリントアウト
しなきゃいけないじゃん。

ハァー。

お邪魔しまーす。

≪(足音)

あっ…。

あっ いや… 違うの これは。

せっかく
のりちゃんが撮ってくれたし

奇麗に写ってるなと思って…。

ハハハ…。

♬~

あの… 見ていきませんか?

安くするんで
ゆっくり見てってください。

こういうのって
どうやって選べばいいんですか?

えっと…。
《親父 早く帰ってこいよ》

あ… 誕生石とか?

あっ そうですね。

《って 誕生石なんて
一個も分かんねえ》

あっ でも
あんま こだわんなくても

直感で好きって思ったやつが
いいと思います。

直感か… ん~…。

あっ。

それ めっちゃ奇麗ですよね。

《あなたの奇麗さには
負けますけどね!》

一点の曇りもなくて。

《奇麗だな~》

《もう買わなくていいから
一生そうやって見てて!》

(宏)トイレ めっちゃ混んでたわ。

《何で帰ってくんだよ》

おい お客さんの前だぞ。
ん? あっ どうもすいません。

すいません。
あっ これ 幾らですか?

それは 六千…。
500円でいいです。

えっ?
えっ?

いいよな? なっ?
(せきばらい)

じゃあ 特別に。

ああ… ありがとうございます。
(宏)はい。

(宏のせきばらい)

まだ 見て回るんですか?

あっ でも いいのが買えたから。
そうですか。

ちょうどで。
来月 また

違う石を持ってきますんで
ぜひ のぞいてみてください。

ありがとうございます。
ありがとうございました。

500円じゃ大赤字だよ。

晶 補填しろ。

いいよ 安いもんだ。

あの!

連絡先 交換してもらえませんか?

えっ?
その… また いい石が

入ったときとかに よかったら
連絡させてもらいたいんですけど。

お願いします。

俺 苑子のこと ずっと好き。

えっ?

出会ったときから ずっと
ずっと好き。

どうしたの?
真面目に言ってんの。

うん。

これからも 永遠に好きだし
ずっと一緒にいたい。

そこに 俺らの子供がいたら 最高。

いや 最高超えて
もはや奇跡じゃない?

うん。

♬~

♬~

ハァ~ 最高。

うん。
ハァ… よく眠れそう。

おやすみ。

おやすみ。

おはよ。 何時? あ~。

体が…。

ちょっと… 鏡 見てくるわ。

(ドアの開く音)

(ドアの閉まる音)

ハァ…。

何で こんなことに
なっちゃったんだろ。

知ってたの?

えっ…。

私は 朝起きたら
晶が女になってて

すごい驚いた。

でも 晶
あんまり驚いてないよね。

こうなるって
分かってたみたいだった。

男に戻ったきっかけも
セックスだったの?

今まで
子供つくろうって言いながら

避けたり 駄目だったりしたのは
それが理由?

答えて。