『白軍付属の海軍に所属する正規軍人。心理戦を得意とする。色素の薄い髪に赤眼。冷静な性格で使用武器はレイピア。歌が上手い。』
セシリアの実兄で、異国と日本のハーフ。15歳の時に来日して海軍へ入った。妹とは違い知的で日本語も流暢に話す。海軍内では主に外交官としての仕事をしている。穏やかな口調と落ち着いた雰囲気が印象的な公務時とは違い、実際は軽い冗談を言ったり音楽が好きだったりと年相応な青年。
レイピアを武器としていて軍支給の拳銃も扱う。戦闘自体はあまり行わず、いつも海軍基地に籠って書類に埋もれる日々を送っている。戦闘力は人並み。頭脳戦や戦略を練る方が得意。
セシリア同様音楽が好きで歌が上手い。小さい頃から音楽を習っていたためある程度演奏もできるものの、演奏よりは歌っている方が好き。物心ついたときからずっとクラシックばかりを聴いていた反動か、10歳くらいのころにロックミュージックを知ってからは曲調の激しいものを好むようになった。
四六時中ヘッドフォンを耳から外さず、それは公務中も例外ではない。その姿を上司に見つかっては注意を受けているが、やめようという意思は絶対に持ち合わせない。強い意志。
最近は時と場所を考えない妹からのいたずら電話に頭を抱えている。