概要
ツイフェミとは、主に日本のTwitter上で活動する「過激派フェミニストの一種」とされる存在のこと。「ツイッター・フェミニスト」の略。
以前は、他称としては「ツイッターレディース」という表現が多く使われていたが、現在では「ツイフェミ」という名称のほうが自他ともに広く使われている。(後述)
また、「広くインターネット上での活動を行うフェミニスト」として「ネトフェミ(ネット・フェミニスト)」という呼び方も見られる。
日本在住の日本語話者を中心とするグループであり、言及先も日本国内の事例の比率が大きいが、その行動や内部対立については日本国外、世界のフェミニズム情勢とのリンクがみられる(トランスジェンダーに対する認識など)。
AbemaTVなどのメディアでも議論のテーマに取り上げられ、日本における代表的なラディカル・フェミニストとして認識されている。
詳しくは後述するが、ツイフェミとして活動する人の多くはその主張から「フェミニズム」というよりは「ミサンドリー」(男性嫌悪)の側面が大きいのではないかという指摘もある。
また、誰が「ツイフェミ」と見做されるかの明確な基準はなく、後述の特徴に当てはまれば、たとえツイフェミと対立していた人であってもツイフェミと呼ばれることもある。
また、フェミニズムの思想信条を持たない者がツイフェミになりすました事例も存在(なりすましの項目の「釣りフェミ」の節を参照)、正確な特徴把握のためにもネットリテラシーが必要である。
ラディカル・フェミニズムとは
フェミニズムの項目も参照。
直訳すると「急進的・革新的フェミニズム」となる。
ツイフェミ勢の大半が奉じるラディカル・フェミニズムは、1970年代以降にフェミニズムの主流となった思想で、男女を全く別の存在として捉え、女性の身体的・政治的主体性に重きをおいている。
「身体的有利者である男性が身体的不利者である女性を抑圧・支配するようにつくられた社会の仕組み」=「性の政治」と定義し、男性が経済的主軸として機能している家庭(いわゆる「家父長制」)や、男女間での恋愛・結婚についても「女性を抑圧する元凶」として強く反発している。
基本的に「男と女はその利害が競合・敵対するもの」と主張しており、「女性」という性を一つの大きな組織と捉えている(反対に、「男性」も一つの大きな組織として捉えている)。
また、性産業について買う側の男性と売る側の女性の関係は「人身売買」であるという見解を示し、反ポルノ・反売春を活動の軸の一つとしている。
たとえば男性向けに女性を性的客体化した創作物が広く普及していることを「女性を一般に性的なものとして落とし込むことであり、男性の利である」とし、「性的鑑賞物とされる女性にとって害だと定義する」などの主張がある。
これ以前に主流だった、個人主義を前提とした男女平等・ジェンダーフリー、女性の性の開放などを主張し、集団としての男性と戦う必要はないと考えるリベラル・フェミニズムとは深刻な対立関係にある。
ある程度派閥があるものの、特に反出生主義者と既婚者・子持ちとの間には大きな溝がある。あくまで「女性の権利を確保し、社会的地位を高めること」が本来のフェミニズムの目標であるため、過剰にミサンドリーに寄った存在は批判の対象となる。しかしながら、後述するようにラディカル・フェミニズムに大きな影響を受けているツイフェミとされる層には、ミサンドリーに近い意見を述べる者も少なくない。
政治的には左派に近い見解を示す者が多く、リベラル系メディアに称賛されることも少なくない。しかし、男性は勿論のこと、リベラル・フェミニストに対しても「名誉男性」「偽善者」だとして批判を浴びせることさえある。
アメリカで批判される宗教保守との協調は、日本語圏ではあまり見られない。反トランスジェンダーで一致するTERFの場合、保守派由来の海外の言説(PragerUなど)を持ち出す例は見られる。
また、かつてのフェミニズムから批判されることの多かった専業主婦や家事手伝いなど、男性に経済的依存をする女性に寛容なのもラディカル・フェミニズムの特徴であり、ネットで支持を受ける理由として挙げられる。
言動の先鋭化の原因としては、当事者同士が結託し情報交換を積極的に行う中で、本人たちにとって耳障りのいい・都合のいい情報だけを取り入れるようになってしまうエコーチェンバー効果やバブルフィルターなどが挙げられている。
特徴
ツイフェミではない側の存在が「ツイフェミ」と言った時、単純に「Twitterアカウントを所持し、発信を行なっているフェミニスト」のことを指すというよりは、以下に挙げるような思想・言動の特徴を持った人物を指すことが大半である。また主観的には下記の特徴に当てはまらない人物であってもツイフェミ側に近い見解を示した場合、当然だが批判を受けてしまうことも多い。
- 男性に対し「ジャップオス」などの差別的な呼びかけを行う。ときに直接的な性器の名称で呼ぶことまである。女が「まんさん」などと呼ばれることへのミラーリングらしいが、Twitterの監視強化の影響か減少傾向にある。
- 「♂は氏ね」(※これは実際にピクシブ百科事典上で使用された )などミサンドリー(男性や男らしさに対する嫌悪・蔑視)を直接的に下品で暴力的な言葉で表現することもある。
- 他人だけでなく家族についても同様に攻撃的な態度を取る者もいる。父親、男兄弟、夫、自分の子供(男児)に対してもである。
- 男性差別に対して基本的に肯定的である。男性差別に抗議する者をことごとくミソジニー(女性蔑視者)と認定したり、キモオタ・クソオス・インセル・犯罪者予備軍などといったレッテル貼りを行う。その反面で女性を実際に性的搾取している事が多いホスト・半グレや、女性の人権侵害で有名なイスラム過激派などの相手に対しては大人しい事が多い。実際に性的加害を行った人間であっても、思想が同じであれば擁護することもある(参照)。
- 女性が性的魅力を意識して描かれるような男性向け作品は(仮に肌の露出してないようなものであっても)「性的搾取」と非難するものの、女性向け作品(特にBL)における18禁作品に対しての批判は比較的少ない。また、「ミラーリング」として男性への性的搾取・加害を表す作品を発表することもある。これは女性が性的搾取されているとされる創作物の描写を男性に置き換えることで、女性に自然に付与されている性的描写を表面化するという目的があると主張しているが、単に「男性の性的魅力を好意的に描いた作品」にカテゴライズされることも少なくない。BL作家や愛好家がフェミニストを自称している例(いわゆる「腐ェミ」)もあるが、現実の男性に対してはホモフォビア・男性嫌悪を隠さない人という人も多い。なおセクシーな表現は女性蔑視とは無関係であるという研究結果がある為、完全に思い込みである。
- 内実の伴わないLGBTほか性的少数者への理解を表明する者も多い。しかし、実際の当事者にはフィクションと現実の区別がつかないまま現実にいる同性愛者をポルノとして性的搾取する腐女子を毛嫌いしている者も少なからずいる。ただフィクションが現実に全く影響を与えないという過激な主張に反発している場合もある。
- 同じ女性の中でも特に、男性の性産業にかかわる女性。例えばセクシー女優や風俗関係者、成人漫画家への差別は激しい。「男性が女性を性的搾取することに貢献している」などといい差別や誹謗中傷を行っている。この事から、日本版イスラム原理主義、あなたの為なのよと言いながら虐待する親などと呼ばれている。たぶんイスラム原理主義の方に失礼だろう。
- 自由主義者のコミュニティに馴染めず、男性を自称して男性らしさをアピールしながら男性差別主義者として振る舞い、女性からの支持を集める「ちんぽ騎士団」も存在する。
- 「海外の男性は~」という言い回しでよく外国人男性と日本人男性を比べ、外国人男性を賞賛して日本人男性を貶す。この種の女性は「欧米出羽守」と呼ばれることもある。具体的なエピソードを交えて投稿する女性もいるが、作り話ではないか?と指摘されて削除するケースも多い。他国での表現規制を肯定的に語る者もいるが、日本在住のツイフェミが肯定的に語ることがない「日本人女性はモテる」、「他の国の女性より優れている」という旨の投稿を繰り返す人もいる(フェミニズム寄りの投稿者にはむしろ「(リベラルで無い)外国人男性からアジア人、日本人女性が好まれる理由」について警戒する立場が優勢)。最近は他のものと比べ目撃されにくくなってきている。
- その事実性はともかく、日本語を操る白人男性>外国籍取得者>欧米人との婚姻関係>海外在住>帰国子女…などの属性をプロフィールに記載、発言でアピールするケースも見られる。その内にも緩いヒエラルキーがあり、概ね前記の不等号に従う。
- 女性優遇を求める。女性が働きやすい職場を求めることは当然だが、休職中でも通常と同様に昇進昇給しろとか、生理休暇を有給休暇扱いにして女性にだけ多く有休を付与しろとか、休まず働く人から見れば優遇要求と解釈して差し支えない要求をしている。
- 女性が徒党を組んで男性と闘うことを主張しているが、同じ女性の言動に対して「女を売りにして男から庇護を得ようとしている」「名誉男性」として女性=仲間とは見做さず誹謗中傷する者も存在する。直接関わる事がなくても、例えば意中の男性と結婚して幸せな家庭を持った女性に対して飯炊きオナホなどと暴言を浴びせるなどの行為も確認されている。
- 反出生主義とも結びつき、結婚、出産した女性及びその夫を誹謗中傷することもある。ツイフェミの思想の一つに、出産における身体的苦痛は全て男のせいであるというものがあるため。
- 自浄力の欠如。普通、自分と同じ思想や信条、主義主張をする者がその主義を背景とした問題行動をしていれば諫め、咎めるなどの行動をするものだろうが、「一人一派」「一日一派」などと言い、黙認を正当化している。たまに内部抗争をするときもあるが、誹謗中傷の応酬であることが大半でありとても自浄してるとは言えない状態である。
- 憎悪の再生産。ツイフェミではないTwitterユーザーがツイフェミの意見や体験談に触れてしまう事で、自分が一切嫌な目に遭っていなくても男性に対して憎悪を抱くようになり、ツイフェミと同じ意見を持つようになる。負の無限ループである。
- その主張や行動にはルサンチマンも少なからず含まれていると指摘する意見も見られる。社会に対する不満から、リベラル派政党やヴィーガンなどと言った革新的な事柄との親和性が高く、現自民政権に批判的であったり、先述の欧米への憧れとも相まって反日的である事が多々ある。実際に、元々ツイフェミであった女性が結婚し子供を産んでからツイフェミをやめるケースも多々ある
- 女性差別には反対するがそれ以外の差別は正当化する。上述の通り男性差別もそうだが、九州や東北といった、都心から離れた地方のいわゆる「田舎」を差別する事が多い。都会は先進的でリベラル、田舎は保守的で男尊女卑が未だに残っているという偏見に基づくものと思われる。(参照)また、LGBTQ+、中でもTへの差別が激しくTERFなどと呼ばれる。
- 統計調査などの数値より自分の感情を優先する。自分の主張を統計の数字などで反論されると「はいはい統計坊や登場」などといい、数字よりも自分が思ったことが全てであるかのような言動を取る。そのくせ自分に都合の良いデータは、調査方法やバイアスを無視して殊更に取り上げる。日本のジェンダーギャップ指数が低い事を取り上げるなどがそのいい例である。ジェンダーギャップ指数は「経済活動への参加と機会」、「政治への参加と権限」、「教育」、「健康と生存率」四分野から算出されるが、評価点として高く設定された科目で優秀な成果を出している(例えば女性の国家元首が居る等)場合、治安が悪かったり女性への差別的制度が存在している国の場合でも総合ランキングにおいて日本より上位に算出される事がある。分野ごとのランキングの場合は日本もそこそこ上に来ることもある(第2回 誰もが平等な社会 ジェンダー平等を目指して)。
- この場合ジェンダーギャップ上位の国の実状をほとんど把握せず、「女性がやむを得ず社会に出て働かざるを得ない」「性犯罪の発生率とジェンダーギャップの差は関係がない」…等といった事実を知らない事が多い。
- 性犯罪に関して、統計上では日本はかなり少ないが「暗数がある」といって日本が危険な国であると貶める。確かに検挙されているのが全てではないとはいえ、海外には暗数などないと都合のいい考えをする。
- カタカナ言葉を使って言い逃れをする。暴言を咎められればトーン・ポリシングといい暴言や罵詈雑言を正当化。主張の根拠を求めればシーライオニングといい根拠なしの妄言を吐き散らかすことも正当化。懇切丁寧に説明、反論するとマンスプレイニングなどという。他にも色々と変なカタカナ言葉を使ってくるので確認次第追記されたし。
- 都合よく歴史や記憶の捏造改竄隠蔽を行う。下記のような行為を行った事を「私たちはそんなことしていない」と真っ向から否定する。そんなつもりはなかったとかいうレベルではなく、そもそも私たちはそんなことに一切関わっていないというハイレベル。
- わざわざ性的なフェチの用語を追加してand検索したり、時にはニッチ過ぎる内容のAVを検索して叩きにいく謎の積極性を持つ。フィルタリングなんぞ知らないのでバッチリ出てくる検索結果に憤慨。
- 更に言うと「○○は実質男性器」「○○は実質女性器」と色んなモノを性器に結び付けて、酷いこじつけを展開する。頭が性欲に支配されているのだろうか?
まとめると「現実がうまくいかないことを自分のせいではなく自分の性別や社会のせいにして、被差別者という弱者の立場で擁護されつつ、他人を差別し加害する強者かつ正義の側に回りたい人間」という事である。女性差別解消には全く貢献しないどころか、新たな差別すら生み出す存在といえる。
フェミ騎士
女性(であることを自称する)ツイフェミの印象が強いものの、バーチャルで匿名性の高いサービスである都合上、現実における身体的な性別の区分は関係ない。また、数は少ないもののツイフェミ的見解を示す、フェミニストを自称する男性ユーザーも存在する。
ツイフェミでない側が、ツイフェミとして活動する男性(ここでは、性自認が男性である人物を指す)を、主がどうあろうと仕える騎士に擬え「フェミ騎士」と呼ぶ事がある。フェミ騎士の中には、ツイフェミ側として味方をする人物がいる一方、あわよくば…という下心を持っていると疑わしき人物もおり、中には過去に明らかに女性に対する加害欲求が表現されたツイートを投稿している者もいる。
「フェミ騎士」が実際に性加害の前歴を持っていた例として、元HystericBlueのメンバー「ナオキ」=「Maggy」について紹介する。
ナオキはバンド活動休止後の2004年に性犯罪(強制わいせつ罪。その後余罪も発覚している)で逮捕され、2006年には懲役12年が確定し服役。2016年に出所している。
ナオキは出所後「Maggy」という名前を用い、身分や経歴を隠してTwitter上でフェミニズムや革新的な政治にまつわる発言を投稿していた。また、女性に対し性犯罪に注意するよう呼びかけるようなツイートをしていた他、複数のツイフェミたちとの交流を持ち、オフ会も開催していたことが確認されている。
しかし、2019年に「Maggyによって被害を受けた女性から依頼を受けた」というある人物によって、「ナオキ=Maggy」であることが暴露され、ツイフェミたちの間での信頼を失いアカウントを削除する。
ナオキは2020年に性犯罪によって再び逮捕され、2021年には懲役1年2ヶ月の実刑判決を受けた。
「フェミ騎士」と呼ばれる人物全てが女性への性的な加害欲求を持つわけではないが、このような人物が紛れ込んでいる可能性があることには、ツイフェミ当事者も注意すべきである。
また、フェミに成りすまして人々を釣りあげる通称釣りフェミの存在がある。度を越した差別発言を繰り返すことでフェミ全体への印象を下げる事や世間的注目を浴びる事などが理由として考えられる・・・が、過去の炎上を見ればわかる通り釣りフェミより本物ツイフェミの方が釣りっぽいという異常事態になっている。
賛否
投稿する内容の多くが徹底的な男性憎悪・男性差別で溢れているため、フェミニズムの根幹にある「男女平等」、それに由来する「女性尊重」の姿勢から逸脱した「女性至上主義者ではないか?」という指摘もあるがこれに対しては「それの何が悪いの?」と開き直る意見もある。Female(女性)+ism(主義)だから直訳すればそうなるが。
しかしながら、先に挙げたように「一人一派」「一日一派」「一秒一派」というスタンスのため、全ての事象を全員が同じ尺度で論じているというわけではない。「ツイフェミ」の代表格的存在であるこれを「言動に一貫性がなく、気分で攻撃しやすい相手を選んでいるだけ」と批判する意見も見られる。
それゆえに同じツイフェミに対しても意見の相違が起こると容赦なく攻撃を加えるケースも少なくない。
フェミニストの中には「自分に都合良い女性」のみを尊重して思想に合わない女性を差別する過激派も少なからず存在している。参照ツイート
その手のフェミニストは表面上は「女性のため」と掲げてはいるものの、やっている事は女性をダシに使った善意の押し付けや後述のコンテンツ叩き等、思想に溺れてイキっているだけで「救ってやってる自分は正しい」という上から目線な考え方なのは間違いなく、当然ながら救われる側の配慮などは一切行っていないと思われる。
過激な発言、種々の差別発言ゆえにTwitterでは凍結処分を受けるユーザーも多い。しかしそれでも大量にアカウントを作成しており、Twitter上で最も大きな勢力の1つになっている。自らも「敵」に通報による攻撃をしているため(下記の「過去に炎上した例」を参照)、あたかも戦争のような状態を惹き起こす。またブログや匿名掲示板、Q&Aサイトで活動する者も増えており、Twitter以外にも広がってきている。
そもそも、「情報の更新や拡散が早く感情的にヒートアップしやすい側面を持つTwitterは、冷静かつ対等な議論の場に向きにくいのでは」という指摘もある。
例えばジェンダー論を専門とする社会学者の千田有紀は、後述のキズナアイ問題についてツイフェミ的な視点からのみ言及した記事が、直接閲覧したオピニオンリーダーから大量の指摘を受けた、つまり間接的に内容を把握されたことで閲覧数が上がらなかったこと、一度炎上状態に陥ると本人が否定しても全く意見が届かなかったことなどを理由に「ツイッターは議論するには向かないのでは」と吐き捨てている。
また、ネット論客の青識亜論は「『ツイフェミ』は 差別やハラスメントの告発などの否定しづらい『正義』の問題に安直に接合し、感情的になりがちである」と主張している。
セクシュアリティの話題に詳しい人間科学者の小松原織香は、自身がフェミニストとして、現実世界でのフェミニズム活動に重きを置いており、思想的に彼・彼女らとの重なりがないことを明確にした上で「ツイフェミは『フェミニスト』を名乗る以上フェミニストの一部ではあるが、自身はフェミニストとして同じくフェミニストを名乗って活動するツイフェミを批判することはある」という姿勢を明かしている。
現実にフェミニズムに関する活動を行なっていながらTwitter上でツイフェミと同調して発言を行うフェミニストもおり、これを「ツイフェミ」とする見解もあるため「どこからがツイフェミか」というのは個人の主観によるところが大きいと言える。
乙武洋匡はAbema Primeに出演した際、ツイフェミの受け止められ方について「(フェミニズムの根源にある)男女同権、男女平等には賛同できても、いわゆるツイフェミと呼ばれる方々が女性至上主義のように受け取られ、ウザい、あいつらなんなんだ、という反応になっている気がする」とコメントした。
政治家の米山隆一は、本人と妻室井佑月が、フェミニストとして活動する石川優実・仁藤夢乃と論戦になった際に、石川の発言を引用する形で「「『ジェンダーの問題に取り組んでいる女性たち』です。『この世に存在する全女性たち』なんて言っていない」って、それはもうフェミニズムじゃなくて、「フェミニストイズム」ですよね。私はフェミニズムには賛同しますが、フェミニストイズムには共感を感じません。ご自由にと思うだけです。」と発言しており、ツイフェミと呼ばれる層は「全ての女性のためのフェミニズム」を支持しているのではなく、「フェミニズムに主体的に取り組んでいる女性の活動」を支持しているのでは、と指摘している。一方、そもそもこの論戦についてはそれぞれの発言や思想にまったく非がないというわけではなく、発言が出たのも「フェミニストとしてフェミニストへの支持を示した石川」と、「室井と石川のやりとりに横槍を入れて揶揄した米山」という文脈でもあるため、留意が必要である。
言葉の由来
男性差別的なユーザーは半ば匿名が保てるTwitterにおいて観測されたと思われるが、元々言われていた「ツイッターレディース」の命名はなんJの住民が、過激な発言で暴走を繰り返すことから「珍走団の女性版、レディースのようだ」という意味合いでこのように呼ぶようになったと言われている。2016年ごろにはすでtwitter上でにこの名称が使用されていた(『ツイッターレディースは本を読め』、外部リンク参照 )。
なお、(「レディース」の語源を無視すれば)響きが思いの外クールなためか、当事者たちにもそれなりに好意的に受け止められていたらしい(femiwikiの専門用語集より )。
のちに「ツイフェミ」の名称が広まり、フェミニストとして活動する現実の人物がTwitterで積極的に発言するようになったこともあり「ツイッターで活動するフェミニスト」として当事者からは用いられるようになった。
一方でそれ以外の、特に批判的な側からは「ツイッターでフェミニズムのようなことをやっている人」として「現実社会での活動家」としての側面をあまり重視せずに用いられている。
なお、「ツイッターレディース」から「ツイフェミ」に呼称が変遷した要因としては、時代が進み「レディース」という言葉が廃れた事や、語呂の良さが挙げられる。
ちなみに海外の人達もツイフェミの異常さを問題視しており(ソース)、「フェミオーク」「世界的な癌」と海外からも酷評されている。
過去に炎上した例
もちろんこの項目以外にも数々の問題行動を起こしている。その為「あの事件がないじゃん」と思ったらぜひとも追記されたし。
献血の広告ポスターが標的にされ炎上し、その中での過激な言動や抗議行動(特にこれ)が問題となった。詳細は宇崎花を参照。本件でツイッターレディース(ツイフェミ)なるものの存在を知った人も少なくないのではなかろうか。
また同作のアニメ第2期決定後同様の論争及び炎上騒動が高頻度で相次ぎ、(この記事には書かれていない著名な例としてこれがある)ネット上では「宇崎ちゃんのアニメ第2期製作決定が発表されたことで、一部のフェミニストの間で溜まっていたフラストレーションが爆発した結果、見境をなくして暴走していることが原因なのではないか」という声が上がっている。
この一件で、献血事業におけるいわゆるオタク層向けの広報キャンペーンそのものにも目をつけられてしまい、他の作品とのコラボ企画についても同様に批判する者や、コミケ会場での献血に対して「オタクの血は汚れている」などと発言するツイフェミが複数確認されている。当然であるがこの発言はあからさまな差別である。また、コミケ会場の献血はその規模による人数で集まる量は決してバカにできない程であり、C98の開催中止ではその年の献血量のうちコミケの分が無かった事で下回ったとされる程である。
個別に記事があるのでリンク先を参照。
沼津市のJAとコラボした際に用いられた高海千歌のイラストが性的であると批判を受けた。このほか騒動の中では沼津市の農業関係者や千歌の声を担当する声優に対する誹謗中傷も巻き起こったことが大きな問題となった。特に件の声優に対する誹謗中傷については、女性たちが主体となって表現の自由について考える活動を行なっている「女子現代メディア文化研究会」が抗議声明を出す事態にまで発展している。(参照)
また過去には同シリーズの別作品における声優オーディションにおいて、応募資格が「15〜22歳の未婚の女性」とされていたことに対しても批判が相次いだことがあった。この件で目をつけられたのか2022年7月にららぽーと沼津とのコラボイラスト(該当イラストの登場は上記の出来事よりも前)が槍玉に挙げられた他、ラブライブのコラボイベントの参加者を性犯罪者予備軍呼ばわりする者もいる。ついには「中止にならなければ、8月5日に小中学校から濃硫酸及び濃硝酸、濃塩酸を盗んだ上で会場にぶちまける」「子どもをスタンガンで気絶させた上で誘拐する」などと脅迫文を(無関係な自治体に)送る者が出る事態にも発展した。同じ差出人が後述する安倍晋三氏国葬に対しても脅迫文を送っている事などから、前述の特徴の関係上ツイフェミがこの脅迫文を送った可能性が高い。(参照)
三重県志摩市の元公認キャラ。海女をモチーフとしている。キャラクターデザインや設定が、海女という職業への差別的視点、体のラインを極端に強調した不愉快なデザインであるなどとして猛批判を行い公認を取り消させた。宇崎ちゃん事件前からツイフェミと敵対していた者の中には、この事件が対ツイフェミのきっかけとなった者もいる。
作品のお色気描写を巡って論争が起きた際、批判派のあるネットユーザーがある擁護派のタレントに対して発した暴言があらゆる意味で問題となった。
ティファナ・ドットコムが提供するAI接客サービス「さくらさん」を、「AI駅員」として高輪ゲートウェイ駅で試験的に採用したところ、存在そのものだけでなくその受け答えも含めて女性差別を招くものだと猛批判を受けた。また、意図的に「機械だから」「女性だから」と性的な問いかけを行う利用者も確認されており、これについての批判もあった。
- 茜さやへの誹謗中傷
2020年初頭、ぱくたそ等で活躍するグラビアアイドルの茜さやについて、ツイフェミの男性アカウントから、ぱくたその写真素材に関して「胸を強調している」と難癖をつけられたことをきっかけに、他のツイフェミ、フェミニストを自称する弁護士や大学教員からも攻撃される憂き目にあう。(参照1)その中には『胸を小さくする手術をしたら?』という言い訳のしようがない誹謗中傷も含まれていた。
茜はこれらの攻撃にも毅然と対応したことで株を上げることになった(参照2)ものの、以降も同様の中傷被害が事あるごとに相次いでいる。
- 岡村隆史の発言
岡村がラジオ番組で女性軽視・職業差別とも取れるような発言をしたことに対し、批判するコメントが多数寄せられた。発言自体は岡村に非があり、また本人もラジオ内で謝罪を述べているが、当番組とは無関係な岡村が司会を務めるあるテレビ番組の降板を求める署名活動や、岡村が以前精神的な不調を理由に休業したことを引き合いに出した誹謗中傷、他にも番組や深夜ラジオという文化そのものを否定する発言が飛び出すなど、岡村に対する過剰な抗議行動や暴言が問題となった。
「女性の健康週間」に合わせて公開された東京都福祉保健局主催の、女性への健康に関する情報を届けるサイト『TOKYO女子けんこう部』において、「健康」や(サイト内の文章にて)「身体」がひらがなで書かれていることに対して「女が漢字を読めないと思って馬鹿にしている」と批判した。また、サイトそのものについても「いかにも男性主体で考えられた『女性向け』な企画」「『男子けんこう部』も作ればいい」という指摘もあった。
理由について、当時の都の健康推進課長は「(ひらがなは)目立つかなと思ってつけたデザインのようなもので、特別な意図はありません」とコメントしており、課には多数の女性職員がいて、決して男性主体の企画ではないこと、課長本人も女性であることを明かしている。
2021年3月、同作と舞台である小金井市でコラボイベントが行われたのだが、地元の女性団体が同作の一部の場面(トイレシーンやキャラクター同士が胸の大きさを比べる場面など)を槍玉に上げた上で支援の取り消しなどを求めて抗議街宣に来るという出来事があった。
しかし小金井市長はこれらの抗議に対し支援取り消しはしないなどと毅然と対応したため、他の項目のような大事には至らなかったようである。
またこの出来事から派生してあるライターによって同作及びまた別の作品を槍玉に上げた上で「エログロの深夜アニメで町おこしをするべきではない」****「このようなアニメで町おこしをすることは、例えば青少年の健全育成や治安維持の面から問題が大きいといえる。」という記事が書かれたが、この記事に対しておまえは何を言っているんだと言うような反論がネット上に溢れ返ったことは言うまでもない。中には「反発する側の不満がつもりに積もった末、その中から店を襲う人が出てくる可能性があるという点では治安維持の問題があるといえる」という、皮肉めいたものも。
NHKの企画したノーベル賞に関する解説サイトに採用されたことを受け、服装などが不愉快なデザインであると一時批判を受けた。また、一部にはデザインを担当した森倉円が既婚女性であることを理由に攻撃する者もいた。
また、創作活動向けに一般公開されているキズナアイの3Dモデルを用いて「フェミニストのキズナアイ」と題した動画を投稿するユーザーも確認されている。これは利用規約の中にある「特定の信条や宗教、政治的目的のため利用しないこと」に違反するのではないかという指摘があったが、当該のユーザーは「特定の信条ではない」「表現の自由」として問題ないとしている。さらに、「フェミニストのキズナアイ」の動画の中で「女の子の体は女の子のもの」という発言があるが、キズナアイは「アバターとしては女性の姿だが、AIなので実質的に性別はない」という設定があり、この点を踏まえて批判する意見もあった。キズナアイという女の子の体を勝手に使って変なこと言ってるのはそっちだろというツッコミも。
- 「ミサンドリー刀剣男士」
Twitter上のなりきりアカ。「刀剣男士」や
「艦娘」などの版権キャラを用いて男性蔑視的な投稿をしていたが、小説家の森奈津子が「差別発言がツイッターの規約違反にあたる上、キャラクターのセリフとして自分の意見を代弁させる、キャラを汚すような行為だ」と批判し、通報を呼びかけたことでアカウント凍結に至った。
- 小田急電鉄でのデモ活動
女性の刺傷事件が発生した際「幸せそうな女性を狙った」と犯人が供述したことから「小田急電鉄も女性を狙った刺傷事件が発生するような環境を作った加害者側である」とし、道路交通法を超越した無断路上デモを決行した。
また上記とは別に、Twitter上でこの事件の被害者支援を目的とした全国被害者支援ネットワークへの寄付の呼びかけがなされたが、フェミニスト側への寄り添いを表明しているとあるユーザーが「(寄付を表明したアカウントは)ネット誹謗中傷粘着ストーカー行為常習犯」などの暴言ツイートをしたことも問題となった。これについては呼びかけの発起人がそれに対して直々に抗議する事態にも発展している。
- ファミリーマート「お母さん食堂」
ファミリーマートのプライベートブランドである「お母さん食堂」の名称に対し、2020年末ごろに女子高生を自称する人物によって「『お母さんが料理を作るのは当たり前』という無意識的な偏見を助長する」という理由から廃止を呼びかける署名活動が行われた。その後、2021年10月に「ファミマル」という新ブランドに切り替わることが発表されたが、ファミリーマート側は改称について「騒動以前からブランド切り替えは決まっており、実際には無関係である」と明かしている。 (参照)
千葉県松戸市のローカルVtuber。2021年9月ごろに公開された千葉県警とのコラボ動画が、全国フェミニスト議員連盟の要求により削除に追い込まれた。ネット上では議連の主張がまるでイスラム過激派のようであるということから、同時期にアフガンを制圧したタリバンと厚かましい態度の中年女性を指すオバタリアンにかけてオバタリバンと呼ばれる珍事が発生した。
この件で目をつけられたのかたびたび営業妨害を受けている模様で、運営事務所は法的措置を検討していると発表している。この事案があり、フェミ議連には公開質問状が寄せられたが回答することなく黙殺している。また、「警察が勝手に削除しただけ、我々が命令したわけではない」と宣っている。繰り返すが、全国の議員連盟である。その後のフェミ議連の動向
ある著名フェミニストのツイートが発端となり温泉むすめ事業に対して脅迫や営業妨害などが相次ぎ、中には「温泉に毒が混ぜられるような出来事になってもいいのか?」(全文)とテロリストのような文言が目立った。事業本部は実害が続くようであれば法的措置を検討し、現在関連団体と異議申し立てを進めていると表明している。
なお、最初に批判を投稿したフェミニスト側からは「この件に言及してから自身への誹謗中傷や殺害予告などが届き、運営法人への送り付けなどの嫌がらせも受けている」と一方的に主張している。
詳細は当該項目を参照のこと。
因みにこの騒動の副産物として玉袋ゆたかが誕生したが、こちらも詳細や作者となった人物の発言については当該項目を参照のこと。
- 草津への誹謗中傷
ある女性町議が町長に性的暴行を受けたと訴えた。町長は事実無根だとして名誉毀損で逆提訴をすると宣言。そして女性市議は市民のリコールによって解職となった。この事件に対してツイフェミ共が草津町及び町長に対し「草津温泉には行かない」「セカンドレイプの町草津」などという誹謗中傷を重ねる事態となった。町長はこれらの誹謗中傷にも法的措置を検討している模様。
ちなみにこの騒動が、先述した温泉むすめを巡る騒動の大規模化の一因になった可能性を指摘する声が上がっている。
- マイメロママグッズ販売中止
雑貨ブランド「イッツデモ」とマイメロディのコラボグッズで、『おねがいマイメロディ』に登場するマイメロママのセリフを使用したグッズに対して、女らしさ、男らしさを決めつけるジェンダーバイアスを助長するとの批判が相次ぎ販売中止となった。「女の敵はいつだって女なのよ」などの表現が問題となったとされる。
グッズの企画者は女性で、グッズ自体も女性をターゲットとしたものであることから「女の敵は女というのが証明されてしまった」と皮肉る意見も見られる。
- 障害者差別
もともとはあるユーザーによって投稿された
「支援級に在籍する中学生男子が、高校への通学の練習として一人で電車に乗ろうとしたところ、偶然女性専用車両に入ってしまい通報された。もしヘルプマークを身につけている若い子が(女性専用車両に)いたら、通報の前に少し声掛けをしてほしい」
という主旨のツイートに対し、反出生主義・フェミニストを自称するアカウントが差別的・攻撃的な引用リツイート・リプライなどを送り問題となった。中には元ツイートを投稿した人物が自閉症の子供を持つ親を名乗っていたことも絡め、貶めるような投稿をする人物さえいた。
流石に障害者やその家族に対する差別については、他のツイフェミたち自身からも批判は多かった。しかし、2022年になって再び急増傾向にある。
ちなみに女性専用車両は、女性だけでなく障害を持つ方や高齢者・傷病者など社会的弱者全般が優先される車両である。
参照ツイート(※該当アカウントは凍結している)
- サイゼリヤデートへの批判
2022年2月、あるユーザーが投稿した「サイゼリヤ(※実際には『サイゼリヤと思わしき店』)で食事を楽しむ女性」のイラストに対し「サイゼリヤ程度で喜ぶという安っぽくて都合のいい女に対する願望が込められている」「こんな女性はいない」「デートスポットにサイゼリヤはありえない」などと反応し炎上。炎上の中ではこれを実写化した人に対する誹謗中傷やそれに関連したイラストを描いた別のTwitter絵師がアカウント凍結に追い込まれるという出来事もあり、それらに対する批判も起きた(ついでに言うと前者リンク先の人もその後Twitterアカウント凍結に追い込まれている)。
なお以前からTwitter上ではツイフェミ勢に限らず、いわゆる「夜職」(キャバクラや風俗店などに勤務する人物)や美容系、婚活系などを中心に「真剣な交際におけるデートで、サイゼリヤなどの安い価格帯のチェーンファミレスを選択するのはあり得ない」「安い店に連れて行って文句もない女というのが美徳、と無意識に見下している」という意見を持つ女性ユーザーは少なからずおり、これに対する(時に職業差別やルッキズム的視点を持った)反論も多数寄せられていたという経緯がある。余談だが、このイラストが投稿される数週間前にもサイゼリヤでデートの描写がある漫画を投稿した人物が、ツイフェミから誹謗中傷を受けたとして法的措置を仄めかすツイートをしているのが確認されている。
そもそも、サイゼデートに肯定的な層と否定的な層では「デート」として想定しているカップルの状況や目的が全く異なるのでは、という指摘もある。これについては一例として、ライターの白饅頭(御田寺圭)が一連の騒動を『令和4年サイゼの乱』と名づけ、双方の意識の齟齬について解説している。
また(ツイフェミを名乗る)複数のアカウントからも「イラストや作者、サイゼリヤに問題があるのではなく、作品をネタに『デートにサイゼはありえない』と主張する層へのカウンターとしてだけ反応し、茶化しているような層に問題がある」という趣旨の反応がなされており、作品や作者への攻撃を行なっているのはごく一部と見られている。このため、単純にツイフェミにのみ非があるとは言い難い状況である。
同様の事例に、アクセサリーブランド「4℃」を贈る行為などがある。ブランド側からすればとばっちり・風評被害である。
その後2022年6月にはあるTwitterユーザーによる「サイゼリヤで満足する人は貧しい」という発言がきっかけでこの件の炎上が再燃。それについて料理研究家・YouTuberのリュウジ氏が「サイゼリヤで満足するのが『貧しい』のではなく相手が心から楽しみ、美味しいと思ってるものにケチつけて否定してしまう心が一番『貧しい』」と反論したところ、複数のツイフェミからアンフェだのミソジニストだのと罵られるという問題が起きた。
- 「嫁」「花嫁」という表現に対する批判
実際に、2021年には松山ケンイチの発言で炎上した他(ソース)、2022年には『劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のあるプロモーション企画が炎上した末に企画名の変更に追い込まれたという事例がある(ソース)。
ただし配偶者への「嫁」という表現は関西では一般的な言葉であり、関西出身の人物のテレビ出演により広まった経緯がある以上、これはこれで関西地方やその方言への差別になりかねない面は充分注意すべきだろう。
また、『コナン』の事例についても炎上の実態はファンからの批判が大きいと見られている。実際に「女性キャラクター限定人気投票というファンの間でも意見が分かれそうな内容な上、投票先には小学生や老人・既婚者までいる」、「『理想の花嫁』を選ぼうという表現を使っているが、既に恋人がいるキャラクターは、その相手からすれば『理想の花嫁』そのものなのではないか」、「映画のプロモーションなどでウェディングドレスを着たキャラクターが登場している、いわばそのキャラクターが本作における『理想の花嫁』であるのに、別のキャラクターが『理想の花嫁』に選ばれる可能性がある形の企画は不適切ではないか」といった指摘があった。
騒動になってからもツイフェミ層から「花嫁」という言葉に限定して噛み付くようなツイートはそれほど投稿されておらず、一部では「アンチツイフェミが『ツイフェミのせい』として問題を一方的に処理し、対立を煽ろうとしたのではないか」という見解もある。
またこれに関連して女編の漢字そのものに対して嫌悪感を示し、奴・嫌と言った漢字を「男又」「男兼」と置き換えて使う者もいる。
- 月曜日のたわわ騒動
しかしながら、炎上の流れが『宇崎ちゃん』や先述のラブタイツなどの事例と類似することから「日経新聞はこうなることも予測した上で広告を掲載したのでは?」などという声も上がっている。余談だがこの際に「月曜日のもっこり」なるカウンターを考案するもこの漫画を思い浮かべる人が多かった。
- 洋服ブランド炎上
※ブランドでは「胸の大きな女性」をターゲットに、体のラインが美しく見えるような洋服を発売していた。
社長は漫画を読んだ上で「あの広告は性的だとは思わなかった」「どんな性でも性的な魅力で異性を応援したってよくない?」と発言していた。この時点である程度批判があったが、批判を受けて開設したスペースでは、ブランドの愛用者の「ブランドの代表として、どういう意図であのような発言をしたのですか」「(胸が大きいことで嫌な思いをしてきた経験から)強調していると誤解されて性的な目線で見られたくない。ブランドコンセプトではそういった誤解を与えないようにしたいとあったのでそれに賛同していた」というような意見に対し「未成年を性的に見るのは悪いことですか?」などと反応。炎上がさらに拡大した。→スペースの実況・感想をまとめたTogetter記事
なお、社長は以前「(Instagramのライブ配信で)『胸大きいね、セクシーだね』といったコメントが寄せられたがやめてほしい。胸が大きい女性はたまたま胸が大きいというだけ、ライブは胸が大きな女性が服を選ぶために開催したもの。一方的に身体的特徴を指摘して性消費しないでほしい」という趣旨のツイートを投稿しており、これらの発言との落差も批判の対象となった。
- 吉野家常務発言問題にまつわる反応
当然この発言はまごうことなき女性差別発言であるため反ツイフェミ層からも批判の声が上がったのだが、当のツイフェミの多くは先述した月曜日のたわわ騒動を続けている状態だったため、「なぜツイフェミは動かないのか」「たわわよりそっちの方が問題だろう」という声が上がった。
そしてしばらく経ってからツイフェミも批判の声を上げ始めたものの、今度は従業員への応援として吉野家で食事をしているツイートを投稿した青識亜論のツイートがツイフェミによって炎上させられる出来事が起き、それもそれでまた問題となった。ちなみにこの出来事は先述の白饅頭によって青識牛丼罪と名付けられ、Twitterトレンド入りするまでになった。
- AV新法について
- 出演契約から撮影までの強制猶予
- 撮影から公開までの強制猶予
- 猶予期間中は出演者側から無条件に契約解除できる
というものであった。業者から見ればハイリスクそのものであり、この影響で既に撮影が決まっていた女優が中止になり収入を失うことや廃業せざるを得なくなる女優も大量発生している。そしてこの法律制定に関わったのはAV業界関係者どころか女優の1人もおらず、フェミニスト系団体であったことも判明した。そしてこのような現状を嘆く女優たちの意見を全てブロックして一切聞かないどころか仕事を失った女性たちに福祉提供をするというマッチポンプ貧困ビジネスも繰り広げられている。一つの業界を潰して大量の女性を路頭に迷わせた挙句に食い物にしているということである。
- 年の差婚
- 安倍晋三銃撃事件への言及
ましてや弾圧や抑圧を最も嫌うはずのリベラル、フェミがこの発言である。また、かつて「くたばれ」とか「死ね」と安倍氏に暴言を浴びせていた人の中にツイフェミも多数含まれているが、「表現の自由」として正当化した。
- 2022参院選結果
- ごちうさ展脅迫に対する反応
脅迫文の文面中に阪神ファンにとっては屈辱でしかないであろう例の数字が入っていたためツイフェミの仕業である可能性は限りなく低く、またツイフェミも特に特筆するような反応も動きも見せていないものの、Twitter等の反ツイフェミ層の間では一部でツイフェミの仕業かと推測する声が少なからず見受けられた。完全に偏見に基づいた声でしかないものの、ここにも上げたような一連の前科を考えたらそう思われても仕方のないことではあろう。
- マッサージフリークス騒動
しかしその数日後、「マッサージフリークス」というVRで女の子にマッサージする体験ができるゲームがニンテンドースイッチで発売されることになり、案の定ツイフェミ共がギャオった。なんだよこの手のひらの返し方の早さは。
なお同ゲームについてはゲームキャラの名前が日向坂46のメンバーの名前に酷似しているとしてそういった面での批判も多く上がっており、これについては後になって運営側が名前の変更を宣言している。
そして遂に販売延期となることが決定した。
ついでに「 弊社の業務妨害につながる虚偽の風説の流布、悪質とみなされるSNSへの投稿、拡散等に関しましては法的処置を進めております。(原文ママ)」とのこと。
- #私たちは寛大すぎる
これに対してツイッター上にて「#私たちは寛大すぎる」という言葉がツイフェミによって言われたが、疑問を呈した人を誹謗中傷したりするなどとても寛大とは言えない言動をした。
ネットではこの発言を受け「私たちは尊大すぎる」「私たちは狭量すぎる」などと大喜利のネタに。
- ユニチャーム初任給デマ騒動
- 女子大生集団ネットリンチ騒動
関連用語
男女間の差別に関しポリティカル・コレクトネスの考えを過剰に用いる勢力を指しているが、現在はほぼ死語に近い。
- ツイッターレディース
男性嫌悪・男性軽蔑主義のこと。今ではフェミニストと名乗らず、自らミサンドリストを称し、徹底的に男性差別的な投稿を繰り返すユーザーも珍しくはない。対義語はミソジニーで、アンチツイフェミに対しミソジニーとレッテル貼りをする行為も見られている。
急進的・先鋭的なフェミニストを指す語。ナチスのような振舞であることからこう呼ばれた。アメリカ由来の表現で、もともとは中絶を容認するリベラル・フェミニストに対する蔑称としてキリスト教保守派が用いていたようである。
- アンチフェミ
表現規制反対派の「男性向け」ジャンルの漫画・アニメ等のファン層以外にも「女性(男性)の本能・本性」的な言辞を用いる「男女論」系の勢力を含む。インターネットミーム「負の性欲」概念も後者から広まったもの。
「女(の人生)はイージーモード」という主張もみられ、「マンコパワー」といった語も使われる。
アンチフェミを構成する両勢力の共通点として、人工妊娠中絶に反対する者がまず見られない点が挙げられる。
ただし、アメリカ合衆国の宗教右派、トランプ支持派から思想的影響を受けているフェミニズム批判ツイッタラーには人工妊娠中絶の権利に対し懐疑的、否定寄りな者も存在する。
関連項目
フェミニズム フェミニスト クレーマー
社会問題 差別 男性差別
SJW ソーシャルモンスター
女の敵
ジャップオス:男性への罵倒語
男の子牧場:男性差別的なSNSアプリ
旦那デスノート:閲覧注意・人として尊厳を踏みにじる行為
男殺しの音頃さん:フェミニスト漫画(?)
ミソジニー
恥さらし 日本の恥
ザマスおばさん:『エロ母と暴力息子』に登場するキャラクターで、ツイフェミを完璧に体現したような存在として描かれることが多い。
連合赤軍・永田洋子 : 過激思想だけではなく類似性が指摘される事がある。特に永田は「ヒステリックな気質」「自己中心的」「美人を敵視していた」事によるもので有名な残酷すぎる内ゲバ事件を起こした。
オウム真理教 :過激思想という点ではここも…。あちらは実際に世間を震撼させた事件を引き起こしていた。
記事
関連外部リンク
- ツイッターレディースは本を読め
- ツイッターレディース界隈の差別丸出しツイート、ツイッターの凍結システムを悪用し、成人向けの絵描きアカウントを凍結させている集団がいる模様。
- 【ツイッターレディース】絵師さんへの無差別凍結の件と、絵師さんが取るべき行動について。
- 【反応追加】、ツイッターレディースが絵師さんへの無差別凍結だけでなく不正アクセスも行っている恐れがあるとの事。
- 入門・まなざし村
- いざ「禁止される側」になるまで、「自分の好きなものも規制の対象になるかも」ってのは意外と想像が及ばない。
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