京都府立医大の研究で、「新型コロナが高齢者で重症化するのは、血管の老化が関係」として、
・新型コロナは『エンドサイトーシス』で血管内皮細胞に感染
・老化した血管内皮細胞は非常に感染しやすい
・ウイルス消失後も広範な遺伝子の発現が変動(特に老化血管内皮細胞)
・血栓の形成に関係の可能性
スレッド
会話
返信先: さん
何度も書きますが、私は2年以上前から、「新型コロナは血管内皮を傷害する、血栓(塞栓・梗塞)に要注意」と指摘していました。
このことがあまり知られず、「コロナはただの風邪!肺炎にならないなら大丈夫!」などという誤った認識が広がっていることを懸念しています。
引用ツイート
CAN
@canchemistry
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いわゆる「路上でいきなり倒れた症例」については、「急性の循環器障害だろう」と考えていましたが、『ウイルス血症を介した全身症状の一環』と考えると矛盾がありません。
全身の血管内皮細胞(ACE2発現)が脱落し、血栓を形成・脱落、梗塞・塞栓といった急性の循環器障害を引き起こすと思われます。
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本研究では
・以前からコロナはエンドサイトーシスと言われていたが、「血管内皮への感染もエンドサイトーシス」
・老化した血管内皮細胞は若い細胞と比べて非常に感染しやすい(感染早期で800倍)
・感染によって、血栓の形成に関する多くの分子の発現が変動
論文はこちら↓
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コロナの初期に「プロテアーゼ(TMPRSS2)阻害剤であるカモスタットがコロナの細胞侵入抑止に有効だろう」とされていましたが、私は「コロナの細胞侵入経路は複数あり、エンドソーム経路(エンドサイトーシス)には、カモスタットは無効だろう」と指摘していました。
引用ツイート
CAN
@canchemistry
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カモスタットメシレートは、すでに慢性膵炎・逆流性食道炎の治療に使われている認可薬ですが、新型コロナウイルスによる肺炎へは適応外であり、治験が待たれます。
また、その性質上、エンドソーム経路(カテプシンを利用)と、重症肺炎時(免疫細胞のエラスターゼを利用)には無効かも知れません。
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(参考)
麻黄剤は、「麻黄」が主剤として含まれる方剤群で、証(体力≒免疫反応力、症状)によって使い分けます。
・体力のある人は麻黄湯
・胃腸が弱い人は葛根湯
・病弱な人は麻黄附子細辛湯
また、麻黄は循環器への影響、甘草は偽アルドステロン症に注意が必要です。
引用ツイート
CAN
@canchemistry
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(説明)「麻黄剤」は、『傷寒(寒気で始まる風邪)』のうち、『太陽病(寒気・発熱のある段階)』の病期に有効です。
代表的な麻黄剤
◎麻黄湯 インフルエンザに有効
◎葛根湯 胃腸症状、肩こりなど
○麻黄附子細辛湯 高齢者の悪寒
・麻杏甘石湯 咳などがある場合
・小青竜湯 鼻水などがある場合
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