使ってはいけないシャンプーランキングと安全に使えるシャンプーをランキング形式でご紹介します。
人(髪質・頭皮地肌)によってシャンプーの相性は違うものですが、とはいえ使ってはいけないシャンプーとは頭皮トラブルやヘアダメージの原因にもなります。だけど毎日使うシャンプー、できるだけ相性のいいモノを使いたいというのが本音のはず。
せっかくのヘアケアも間違った選び方をしていると、結果的に髪を傷めていまい逆効果です。ここの記事を読んでいただいているあなたには、そういった失敗をなるべく少なくしてもらうために、どこよりも分かりやすく解説します。


きし
結論から言うと全員が使ってはいけないというシャンプーはありません。前提として髪質やダメージの度合い、肌質など人によって状況は違うため「このシャンプーを絶対に使ってはダメ」というのはないからです。
「ダメージヘアに不向き」「メンズ(男)に不向き」「敏感な地肌に不向き」というように状態によって違います。
だけど、シャンプーも安くはないし、使い切る前に頭皮トラブルや相性の悪いシャンプーだけはなんとしても避けたいですよね。
そこで、500種以上のサロン専売・市販のシャンプーを試してきた運営者が、個人の独断で選ぶ使ってはいけない・買ってはいけないシャンプーと髪や頭皮の状態が良くなったシャンプーだけ厳選していますので、シャンプー選びのご参考ください。
良いシャンプーを使うことで、美しい髪・頭皮を育む「第一歩」となるため、ヘアケアをするときの一番重要なポイントといっても過言ではないと考えています。シャンプー選びの参考にしてくだい。
累計で200種類以上の、「ドラッグストアの市販シャンプー」・「美容室のサロン専売シャンプー」などさまざまなシャンプーの中から、美容師が選ぶ女性でも男性でも使える本当に良いシャンプーランキングを作っています。下記事もチェック!
タップできる目次
美容師が教える
使ってはいけないシャンプーランキング

- ラウレス?ラウリル?
- 防腐剤?
- 価格?
前提としては、髪質や状態、頭皮地肌によっては相性の良いシャンプーは違います。そのため、シャンプーの良し悪しは人によって違ってきます。
十人十色というのは言い過ぎではありますが、それぐらいのイメージだと考えてください。それでも、一つの目安や指標にできるぐらいの使ってはいけないポイントというものはあります。そこでどんなシャンプーをどんな人が使っていけないのかを紹介します。
使ってはいけないシャンプー3位
高額 or 安すぎるシャンプー

まずは、高すぎる・安すぎるシャンプー。つまり価格が求めているものと合っていないシャンプーです。
シャンプー含め化粧品業界ってほかの業界と比べて原価が非常に安い業界だと言われがちです。1本5千とか1万円以上みたいなシャンプー、もしくは1本数百円とか。
高いものは高いもので、安いものは安いものでそれぞれ特徴はあるので全部が悪いというわけではありませんが、シャンプーやトリートメントでは成分の品質にも限界があるため、3000円ぐらいのものであれば、かなり良いものを使うことができます。
逆に成分コストを下げるのはいくらでも下げることはできるはずなので、ただ洗髪をするというのでなければ、価格帯を上げることで、シャンプーの自由度はかなり上げることができます。
つまり、洗髪+「α」によって価格を考えて、相性の良いものを見つける必要があります。
使ってはいけないシャンプー2位
髪質と合わない保湿系シャンプー

少し極端にはなってしまいますが、ベタつく・ボリュームをけずる・まとまりが悪くなる、など保湿系シャンプーにもデメリットがあります。これはもちろん髪質が合わない場合です。
髪質やヘアスタイルが合わないのに、とりあえず保湿力が高いものをと選べば、逆効果になることもあります。とくに猫っ毛や細毛ではベタつく原因にもなれば、ベリーショートやショートなど、フォルムやシルエットを重要視するスタイルの場合では、型崩れの原因にもなります。
さらに、皮脂量が多くなりやすい女性や男性の場合では、洗い残しにもつながることもあるため、ある程度の洗浄性にも注意が必要です。
スタイリング剤をよくつける、がっちりとセットするという方にも同じことが当てはまるので、使うシャンプーにはよく考えて選びましょう。
使ってはいけないシャンプー1位
洗浄性が強すぎる・弱すぎるシャンプー

シャンプー時、とくに注意すべきこととしては、「頭皮地肌の状態」です。とくに乾燥肌や敏感肌の方は、とくにシャンプーの影響を受けやすくなっています。
日本人は、洗髪をよくする習慣のため、「毎日、髪を洗う」というのが根付いています。よく洗うということは清潔になる反面で、乾燥・敏感な地肌の場合、頭皮のトラブルの原因にもなります。
使ってはいけないシャンプーとは、地肌や髪と相性が悪い成分を配合しているシャンプーのことをいいます。
例えば、乾燥肌の方は強い洗浄力を持つ洗浄成分を配合したシャンプーを使うと、より乾燥して頭皮のフケ・かゆみを引き起こす可能性があります。逆に弱すぎる場合では、汚れや皮脂か残ってしまうこともあります。
肌質や髪質問わず、使ってはいけないシャンプーに含まれる注意すべき成分を紹介します。
- 強すぎる洗浄成分(界面活性剤)
- 弱すぎる洗浄成分
- カチオン界面活性剤
- タール系着色料
- 防腐剤
毎日使うシャンプーの強い洗浄性・脱脂力には、注意が必要になります。
強すぎる洗浄成分(界面活性剤)
洗浄力の強いシャンプーを
使ってはいけない理由
- 頭皮が乾燥しやすくなる
- カラーやパーマのダメージをした髪には不向き
使ってはいけないとよく言われるのが洗浄力の強すぎるシャンプーです。
使ってはいけないと言われるシャンプーの洗浄成分は下記にまとめてあります。
洗浄成分の種類 | 成分一覧 | 特徴 |
---|---|---|
アルキル硫酸系 | ラウリル硫酸Na・ラウリル硫酸TEA・ラウリル硫酸アンモニウム・ココアルキル硫酸Na | 昔から使われる洗浄剤で高い洗浄力が特徴。よく泡立ち、phの影響も受けづらい。安価なシャンプーの洗浄成分としてよく使用されています。 |
ラウレス硫酸系 | ラウレス硫酸Na ・ラウレス硫酸アンモニウム・ラウレス硫酸TEA・(C12-13)パレス硫酸Na | ラウリル硫酸Naを改良し刺激性や負担を抑えた洗浄成分。安価なシャンプーの洗浄成分としてよく使用されています。 |
スルホン酸系 | オレフィン(C12-14)スルホン酸Na・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na | 硫酸系フリーとして最近よく見られる成分。ラウレス硫酸Na同様の洗浄力の高さが特徴ですが、アミノ酸系と組み合せになっていることが多く多様される。 |
石けん系 | カリ石けん素地・カリ石けん素地・ラウリン酸・ステアリン酸・オレイン酸 | 洗浄力が高くキューティクルを開くアルカリ性なのでダメージ毛のヘアケアには不向き。 |
表に記載の洗浄成分が主剤(水の次)に表記されていると洗浄力が高く使ってはいけないと言われることが多いです。
上記のように、乾燥や敏感な地肌の場合、洗浄成分の強さによっては、より乾燥しやすくなり、頭皮地肌のターンオーバーの邪魔になります。
ターンオーバーとは、地肌を清潔にするための循環、簡単にいうと「頭皮の作り変える」ということで、常に美しい状態を保っていますが、これの循環を阻害に繋がります。
強い洗浄成分とは、例えば、
- ラウリル硫酸Na
- ラウリル硫酸TEA
- ラウレス硫酸Na
- ラウレス硫酸アンモニウム
- ラウレス硫酸TEA
これらの界面活性剤などが挙げられます。
さすがに、「ラウリル硫酸Na」に関しては残留性、刺激性も「ラウレス硫酸Na」と比べると高いのでメインで使うシャンプーにはしたくないというのが本音です。ラウリル・ラウレス系に関しては詳しく知りたい方は下記事もチェック!
よくある硫酸系成分になりますが、これらが配合されているシャンプーにはとくに注意が必要になります。
ただ、ラウリル硫酸Naは国内のシャンプーではほとんど使用されていないです。
硫酸系
洗浄力と泡立ちが強い高級アルコール系。使用感の良い洗剤ですが、脱脂力が強く、乾燥を引き起こしやすい。敏感肌の方には刺激になることがあります。特に、ラウリル硫酸Naは刺激になりやすく、残留性も高いので注意が必要です。
石けん系
洗浄力が強く脱脂力も高いため、髪と頭皮が乾燥するので乾燥肌、アトピー肌には不向きです。また、洗い上がりの髪がきしみやすく、パサつきゴワつきやすいので使いこなすのが非常に難しい洗浄成分です。
スルホン酸系
硫酸系の代替成分として、市販シャンプーやサロンシャンプーに利用されることの多くなったオレフィン(c14-16)スルホン酸na。ラウレス硫酸系と洗浄力は同等といわれています。敏感肌、乾燥肌の方は注意しましょう。
海外シャンプーの場合は硬水地域でも泡立つようにいまだに使われていることが多いですけど。
界面活性剤が主な洗浄成分になり、皮脂や汚れを取り除いてはくれますが、上記のような成分では頭皮地肌はもちろん髪にとって強すぎるため、ダメージソースにもなってしまいます。そのため強い洗浄性というのは「買ってはいけないシャンプー」の目安になります。
「洗浄性の弱さ」にも注意
では逆に、「弱ければいいのか」と言えばそういうわけでもありません。
頭皮の状態にも、乾燥と逆の「脂漏性」というものがあります。つまり脂を分泌しやすい頭皮なので、弱すぎる洗浄性だと、逆に洗いきれていないケースもあります。
洗いきれていないとどうなるのか?
皮脂が時間が経つと
基本的には、アミノ酸洗浄成分が髪や頭皮には良いとされているのですが、ただそれだけでは洗い足りず、皮脂が残ってしまい頭皮のトラブルの原因にもなります。
- 洗浄性の強さ
- 泡の大きさ
- 泡立ちの加減
などの、洗いやすさも重要なポイントとなります。
カチオン界面活性剤
カチオン界面活性剤は、静電気を防ぐ効果があり、髪に滑らかさを出してくれる成分です。トリートメントには必ずと言っていいほど配合されています。
しかし、強い刺激性があります。ラウレス硫酸Naの何倍もの刺激があるといわれます。トリートメントの場合は頭皮につけなければ良いだけの話ですが、シャンプーに配合されている場合はそうはいきません。
- セトリモニウムクロリド
- ステアルトリモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムメトサルフェート
- ジステアリルジモニウムクロリド
- クオタニウム-18
- ベンザルコニウムクロリド
タール系着色料
シャンプーに色を付けて美しく見せる着色料。
酸化鉄や酸化チタンと石炭や石油系の原料から化学合成でつくられるタール色素の中には、皮膚障害やアレルギーを起こす危険性があるとされています。
タール色素は、「赤+数字」「青+数字」「紫+数字」など、色+数字で表示名が決められています。成分表を良くみればすぐに認識できるはずです。
- 青◯◯
- 赤◯◯
- 紫◯◯
- 黄◯◯
防腐剤
シャンプーの品質を維持するために配合される防腐剤。細菌やカビ増殖、腐敗を防ぐ役割があります。
防腐剤で使われるパラベンやフェノキシエタノールなどは、刺激を感じる人もいます。敏感肌の方、頭皮トラブル(フケ、かゆみ、赤み)がある方は避けた方が良いかもしれません。
ちなみに、無添加シャンプーなどでパラベンフリーとかかれたシャンプーの中には、フェノキシエタノールが配合されていることがあります。「〜無添加」、「〜フリー」と記載されていても、売り文句を鵜呑みにせず、成分表示をよく見ることが大切です。
- メチルパラベン
- エチルパラベン
- フェノキシエタノール
- 安息香酸
- 安息香酸Na
- サリチル酸
- サリチル酸Na
- ソルビン酸
- ソルビン酸K
イソチアゾリノン系の防腐剤
パラベンの代替品としてイソチアゾリノン系防腐剤が使用される商品がありますが、イソチアゾリノン系防腐剤で頭皮の湿疹やかゆみなどのアレルギー反応がでる方が増えているとそうです。イソチアゾリノン系の防腐剤もチェックしておきましょう。
- メチルイソチアゾリノン
- メチルクロロイソチアゾリノン
- オクチルイソチアゾリノン
使ってはいけない市販シャンプーの商品名
絶対に買ってはいけない市販シャンプー
買ってはいけない・使ってはいけないシャンプーのポイントをランキング形式で紹介してきましたが、実際に使ったシャンプーの中で「もう買わない」「絶対に使わない」と感じたシャンプーを3つご紹介します
これはあくまでも運営者の実体験に基づく感想なので、シャンプー自体を否定しているわけではありません。
01.
Dove(ダヴ)ボタニカルセレクション ダメージプロテクション シャンプー
ラウレス硫酸Naが主にした洗浄性は強く、長期で使うなら不安を感じるシャンプーの一つ。使用感自体はそれほど悪くはありませんので、使えないことはありませんが、私はもう使わないシャンプーです。
02.
h&s for men(エイチアンドエス フォーメン) 薬用シャンプー
脂漏性皮膚炎を改善する(抗菌効果と乾燥によるフケを抑える効果)ためのジンクピリチオン液をベースに頭皮用の薬用シャンプーとされていますが、実際に使ってみると使用感はかなり悪かったです。爽快感はかなりのものですが、髪や頭皮への負担は大きそうです。
03.
TSUBAKI(ツバキ)しっとりまとまる シャンプー
洗浄力が強いラウレス硫酸Naをベースに、低刺激で柔軟性がある洗浄成分のコカミドプロピルベタイン、高い吸湿性と保水性のある保湿剤でもあるソルビトール、またもや洗浄力のあるジステアリン酸グリコールと、安価な洗浄力がもりもりに構成されているのでシャンプー。使用感もかなり微妙だったので、個人的にはもう使うことはありません。
04.
エブリデイシア シャンプー&ベビーウォッシュ
身体も肌も頭も洗える上に、赤ちゃんにも使える低刺激のシャンプーではあるものの、髪を重要にする女性にはとても使える内容のシャンプーではありません。使用感が悪く、ヘアケアをしたい人には不向きなシャンプーです。
ドラッグストアの市販品の中から選ぶ
安全なシャンプーランキング

ここで、とりあえずは「安全」で「長く」使うことができるシャンプーをご紹介します。
本当は、髪質や特徴、状態に合わせてシャンプーは変えるべきではありますが、手っ取り早くおすすめを知りたいという方のための三品となります。
シャンプーカテゴリには、ジャンル別にまとめているので、興味ある方はそちらもご参考ください。
使ってはいけないシャンプーの前に本当に良い
シャンプーの解析・評価・検証方法
売れ筋の「市販品」のシャンプーを集め検証しました。
この記事を監修する上では、とても重要なコンセプトになります。たくさんの情報がある中で、当記事で大事にしているのは、
- 使用感・すっきり感
- 洗浄性・泡質
- 髪のまとまり
- 泡立ち・香り
- 成分内容
が、最も重要になると考えています。

使用感・すっきり感
シャンプーを使う上では、髪や頭皮にどのような効果があるのか、非常にわかりやすい目安になります。さまざまなシャンプーの成分内容を比較して評価しています。

洗浄力・泡質
洗浄性に求められるものは人によって変わってきます。当サイトでは髪と頭皮のことを大事にできるような洗浄性を重要として評価しています。

髪のまとまり
男女のモニターで実際に使用して、使い心地を検証。シャンプーを選ぶ上では最も大事な項目です。洗いやすさはもちろん、香りや、髪のまとまりや仕上がりなど評価。

泡立ち
泡立ちが悪いと頭皮に摩擦が起きやすく、洗浄後の爽快感も少なくなります。使用感を左右する泡立ちのよさも重要です。

香り
泡立ちと同様、シャンプーの使用感のよさを決める要素のひとつであるのが香り。商品の個性でもある大切なポイントです。

成分内容の評価
成分構成のバランスと内容成分自体を見ながらチェック。保湿成分や補修成分なども確認します。
すべての検証は運営者が行っており、実際に使用して評価してます

01.
ラサーナ プレミオール

「アミノ酸系洗浄成分」とフランス・ブルターニュ産「海泥」の力でダメージの蓄積した髪をいたわりながら洗い、頭皮に詰まった皮脂汚れを吸着し取り除きます。


浸透補修なめらか成分(イソステアロイル加水分解コラーゲン・スクワラン)によって、髪にツヤを与え、保水性も高いため乾燥によるパサつき、うねりをコントロールしやすくなります。
さらに毛髪内部に浸透し、キューティクルをなめらかに仕上げます。
- 静電気・髪のパサつきが気になる
- 髪のうねりや広がりが気になる
- 頭皮の乾燥・ベタつき・ニオイが気になる
- カラーやパーマによる髪のダメージが気になる
- 髪の悩みが慢性化している
- 香りにこだわって選びたい
- プレミオール シャンプー 130ml
- プレミオール トリートメント 130g
- プレミオール エッセンス 20ml
定期購入ではないのも嬉しいポイントです。また、トリートメントとエッセンスのライン使いができると香りが統一することができます。
\ プレミオールに定期購入はありません!/
02.
THERATIS by mixim (セラティス バイ ミクシム)
ナイトリペアシャンプー

一言でいうと
ヘアケアに最適なナイトケアシャンプー
- 寝癖コントロール処方
- 無添加・フリー処方で安心
- 快眠セラピストが共同開発のナイトアロマ
生コラーゲンやナノ補修成分など90%以上が美容液成分で構成さていて、寝ている間”に補修成分がしみ込む、新しい「寝ぐせ・うねり抑制ヘアケアブランド」です。
実際に使ってみました、たくさんの市販シャンプーを使ってきましたが、間違いなくトップクラスにおすすめできるほど、快適に使えるシャンプーでした。
まずは、爽快感のある洗い心地。アミノ酸成分はいいのはいいですが、弱すぎるケースもあります。ですがこのシャンプーは適度な爽快感もあるため、女性はもちろん男性でも使えるほどです。それでいてマイルド。
保湿性や補修力も高く、洗っている最中から、手触りがよくなるのを実感でき、洗い上がりもいい。くせ毛や猫っ毛など髪質の悩みを改善できる。といっても過言ではありません。
わたし的には、香りは好みではありませんでしたが、やっぱり「いいシャンプー」でした。髪の調子もいいので、やはり間違いはありません。

ゆきな
何よりも、このビジュアルです。まずドラッグストアで見かけると、気になるし、手にとって見たくなり、使うのが楽しみになります。やはりボトルやフォルムは大事です。
とはいえ価格は高めです。使うことで損することはありませんが、よく考えて試してみてください。
ブランド名 | THERATIS(セラティス) |
製品名 | ナイトリペアシャンプー |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 435ml |
主な洗浄成分 | ウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ココイルメチルタウリンNa |
香り | ナイトラベンダーアロマ |
生産 | 日本 |
メーカー | ヴィークレア |
03.
8THETHALASSO u(エイトザタラソ ユー)
CBD&リラクシングバブルスパ 炭酸泡シャンプー

一言でいうと
サロンクオリティの高濃度炭酸シャンプー!
- 炭酸濃度約3000ppm
- トリートメントの浸透導入で髪もキレイに
- 週1〜2回のスペシャルケア
お家で簡単にヘッドスパ気分を味わえるだけでなく、健康な頭皮やキレイな髪も簡単につくることができるアイテム
実際に使ってみましたが、まさに市販品クラスでは「最強」の炭酸シャンプーでした。
何が最強かというと、バランスが非常にととのっているので、男女問わずに使うことができ、万人受けしやすい内容になっています。
使用感でも書いていますが、使用感よし・香りよし・仕上がりよし、とまさに最強の炭酸シャンプーだと感じました。ぼくは美容師ですが、本当にサロンクオリティだなと思ったくらいです。
とくに市販品の炭酸シャンプーというのは、まだ数が少ないので、これだけクオリティの高い炭酸シャンプーはかなりおすすめできます。
ただし、長時間放置してしまうと、髪や頭皮にひっかかりを感じたので、保湿効果をよくするために「泡をつけたまま時間をおく」という使い方はやめたほうがいいです。

ゆきな
ブランド名 | エイトザタラソユー |
製品名 | CBD&リラクシングバブルスパ 炭酸泡シャンプー |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 170ml |
主な洗浄成分 | コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸Na、LPG、ココイルメチルタウリンNa |
香り | レモン✕洋ナシ |
生産 | 日本 |
メーカー | ステラシード |
04.
&honey creamy (アンドハニー クリーミー)
EXダメージリペア シャンプー 1.0

一言でいうと
ハチミツをモチーフにしたヘアケアシャンプー
- 90%以上が保湿&補修成分
- 高い水分量を実現する「次世代の保水ナチュラルケア」
- 熱・摩擦・紫外線・カラー・乾燥のダメージをケア
人気の&シリーズから超しっとりバージョンのシャンプー
まず洗浄性はやや強めなので、頭皮が敏感・乾燥を悩んでいる方には注意が必要。とはいえ強すぎるわけではないので、バランスがとれているという感じがします。
アミノ酸洗浄成分は優しいというのがメリットではあるものの、シャンプーによっては少し爽快感が足りない・洗い足りないケースもあります。このシャンプーではそれがなく、ほどよく爽快感もあり、洗い心地も良い感じに仕上がっています。
さらに、シャンプーだけでももっちりしたしっとり感があるのに、トリートメントはかなり満足のいく仕上がりでした。
シャンプーも良かったですが、トリートメントは間違いなくリピートしたくなる内容でした。
とくにくせ毛やロングヘアの方にはおすすめ。かなり満足のいくシャンプー&トリートメントでした。

ゆきな
ブランド名 | &honey(アンドハニー) |
製品名 | Creamy(クリーミー) |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 450ml |
主な洗浄成分 | ラウラミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココイルメチルタウリンNa、 |
香り | ジューシーベリーハニー |
生産 | 日本 |
メーカー | ヴィークレア |
05.
ululis(ウルリス)
ウォーターコンクコントロールシャンプー

一言でいうと
うねり・くせと相性のいい美容液シャンプー
- 10種類の水溶性美容液成分配合
- EXアクアコート処方
- 無添加、フリー処方
- ヒアルロン酸複合洗浄成分でうるぷるに
- シャボンローゼの香り
水溶性美容液(コラーゲン、セラミド、ハチミツ、ビタミン)などを使用し、髪の毛を補水、保湿しながら表面もコーティングし、潤いをキープしてくれるアイテム。
実際に使ってみましたが「洗浄性はやや強め」「しっとりしてくれる」「使用感はいいシャンプー」でした。
まずは、洗浄性はやや強めですが、これは人によって、かなり異なると思います。なので、仕事をしている人や普段忙しくしている女性は、汗をよくかくので、ちょうどいい洗浄性になるだろうし、逆に肌がとても敏感な方には、少し強く感じるだろうし、そういった意味では「ちょうど中間」ぐらいになると感じました。
個人的には、全然好きな感じです。
うねり・くせにアプローチしているシリーズなだけあって、かなりしっとりめに仕上がってくれますが、これが結構いい感じです。合わせてダメージ毛なんかにも良いはず。
それでいて、シャンプー自体の使用感もよく、泡立ちもいいので、とても気持ちよく洗えます。
基本的に、女性におすすめになるシャンプーです。かなり使いやすいのポイントです。

ゆきな
ブランド名 | ululis(ウルリス) |
製品名 | ピンクミー ウォーターコンク コントロール シャンプー |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 340ml |
主な洗浄成分 | 水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸TEA |
香り | シャボンローゼ |
生産 | 日本 |
メーカー | H2O |
06.
Sleek(スリーク)
バランスエフェクトシャンプー

一言でいうと
キューティクルからケアするシャンプー
- 6種類の厳選した優しい洗浄成分
- ウチワサボテンエキスによる高い保湿力
- 4種類ケラチン+ペリセアで深部まで浸透
- クリアアプリコットの香り
アミノ酸洗浄成分や保湿成分にこだわり、整髪成分によって細部にまでこだわっているヘアケアシリーズ
実際に使ってみましたが、「優しいのに爽快感がある」「さらっとした質感」「香りも優しくさわやか」でした。
こだわりのある洗浄成分としたスリークでしたが、たしかに気持ち良く洗える内容になっていて、デリケートや髪や地肌との相性は良さそう。それでいて泡立ちもあるので、普通に爽快感もあります。
洗浄成分はマイルドなものばかりですが、種類も多く、ただ優しいだけのものでなく、ほどよく洗浄性もあるため、仕事をしている女性にもピッタリ。
さらに、補修成分も多いため、ダメージ毛などと相性がよく、サラッとした質感にもなるため、とくに「猫っ毛」や「細毛」など絡まりやすい方に、とくにおすすめかも。
とはいえ、剛毛や硬毛など、しっかりした髪質の方には使えないというわけではありませんが、やや物足りなさも感じるケースがあるかもしれません。が、それを考えても良いシャンプーでした。
私自身も使ってみて、普通にリピートしたいシャンプーだと思いました。とても気持ち良く洗えるので、バランスも良かったです。

ゆきな
ブランド名 | Sleek(スリーク) |
製品名 | バランスエフェクトトリートメント |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 360ml |
主な洗浄成分 | ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ココイルグルタミン酸Na |
香り | クリアアプリコット |
生産 | 日本 |
メーカー | 株式会社AQUA・NOA |
07.
&bio
一言でいうと
新しい毛髪科学「保水バイオ美容」のヘアケアシャンプー
バイオテクノロジーとオーガニックの融合で、幅広く対応することができるシリーズ。バイオテクノロジー原料とは、最新のバイオ技術によって培養された植物から貴重な美容成分を抽出し、生まれた原料です。







ほぼ完璧なクオリティの市販シャンプー。もはや文句の付け所がなく、この価格帯の中でもトップクラスにおすすめできる。
実際に使ってみましたが、マイルドな洗浄力と、高い保水力&補修力で、髪をキレイにしたい女性(もちろん男性にも)には間違いなくおすすめするヘアケアシャンプーでした。
さらに、パワーがしっかりあるので水分力も高く、仕上がりがさらっとしているので、くせ毛で広がりやすい髪から、細くてベタつきやすい髪とも相性が良い内容になっています。これが結構、両立しないことがあって、パワーがあるものはよくベタつくし、サラっとしているのはパワー不足があったりと、中々良いものがないのですが、このシャンプーはそんな悩みを解消してくれます。
ブランド名 | &bio(アンドビオ) |
製品名 | ピュアモイスト シャンプー |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 440ml |
主な洗浄成分 | ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA |
香り | ホワイトブルーム |
生産 | 日本 |
メーカー | ヴィークレア |
市販品シャンプーの中で、実際に使ってみて安全にかつ、髪と頭皮をキレイにするためのシャンプーをまとめています。合わせてご参考ください。
買うべきシャンプーはどんなもの?
安いのに安全なシャンプーポイント

買うべきシャンプー・安全なシャンプーとなるのは、「髪や頭皮地肌の悩みを軽減したり、美しい髪を育む土台を整えてくれる」ものになります
例えば、「安いシャンプーは危険」「安いシャンプーは買ってはいけない」というのは、安易ではありますが、間違いではなく、1つの目安にもなります。というのも、上記のような買ってはいけないシャンプーのポイントでまとめた内容のケースが大半だからです。
ここでは、いくつかの「買うべきシャンプーのポイント」もまとめています。
POINT 01.
アミノ酸洗浄成分が配合されているシャンプーを選ぶ

シャンプーという大きなカテゴリでは、アミノ酸シャンプーをおすすめしています。
とくに女性の頭皮地肌というのは、デリケートなので洗浄性が強いものを使っていると、乾燥させてしまい、健康な髪をつくりにくい頭皮にしてしまいます。
「髪や頭皮をダメージさせない」ために、刺激が低い洗浄成分を配合したシャンプーを選びましょう。
洗浄成分 | 特徴 | 成分一覧 |
---|---|---|
タウリン系 | バランスが良く、適度な洗浄力でサラサラになる | ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNa、ココイルメチルタウリンタウリンNa、ミリストイルメチルタウリンNa、ステアロイルメチルタウリンNa |
アラニン系 | 適度な洗浄力と高い起泡性で爽快感がある、バランスも良くできている | ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンTEA、ココイルアラニンTEA、ミリストイルメチルアラニンNa |
グリシン系 | 洗浄力と泡立ちが高い、やや強めなので質感は微妙になりがち | ココイルグリシンNa、ココイルグリシンK、ココイルグリシンTEA |
グルタミン系 | 洗浄性は控えめで、しっとりとした質感になり、保湿力も高い | ココイルグルタミン酸Na、ココイルグルタミン酸k、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸k、ラウロイルグルタミン酸TEA、ミリストイルグルタミン酸Na、ステアロイルグルタミン酸Na |
アスパラギン系 | 低刺激で優しい、泡持ちも良いためバランスが良い | ラウロイルアスパラギン酸Na、アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA |
PPT系なら、加水分解ケラチン・加水分解シルク・加水分解コラーゲンなどがあり、弱酸性石鹸系なら、ラウレスカルボン酸、ラウレス-6酢酸などのような成分を選べば良いです。逆に硫酸系、例えばラウレス・ラウリルなどの洗浄成分は頭皮に刺激が強いため、避ける方が良いです。
POINT 02.
ラウレス・ラウリル硫酸Naの入ってないかチェック
ラウレス・ラウリル硫酸Naは、高い洗浄力と残留性もあるため、髪をキレイにしたいという目的にそぐわないですし、お肌の弱い方にも不向きです。
おすすめの洗浄成分はこんなものを選ぶようにしましょう。
- ラウレス-3カルボン酸Na(やや強めの洗浄性で爽快感がある)
- ラウロイルメチルアラニンNa(適度な洗浄性でバランス良し)
- ラウロイルアスパラギンNa(高い気泡・洗浄効果)
- ココイルグルタミン酸Na(低刺激で優しい)
- ココイルグリシンK(バランスの良い爽快感と低刺激な洗浄性)
- ココアンホ酢酸Na(安全性が高く、刺激を緩和させる)
- コカミドメチルMEA(起泡性・増泡性に優れている)
- ラウリルグルコシド(さっぱりとした洗浄性、起泡性がある)
それぞれ特性があるものの、優秀な洗浄成分です。ポイントになるのは、優し過ぎれば良いというわけではありません、あくまでも頭皮の状態に合わせる必要があります。
ある程度の自分の目的と髪の状態(髪質やダメージなど)を照らし合わせることで選びやすさが変わってきます。
POINT 03.
保湿&補修成分をチェックする

シャンプーには洗浄成分以外にも、髪や頭皮を保湿するための成分が重要になります。
髪をケアしたいのか、頭皮のケアをしたいのか、はたまた両方をしたいのか、シャンプーには容量が限られているので、できることの限度はありますが、自分の髪質や悩みに合わせて、シャンプーを選ぶと探しやすくなります。
それぞれに必要な成分もまとめてみました。
髪を保湿する成分としては、
- ヘマチン
- γ-ドコサラクトン
- ポリクオタニウム系
- セラミド
- アルギニン
この辺りが効果も高く、おすすめ。
頭皮地肌の保湿には、
- エキス系
- グリチルリチン酸2K
- ヘマチン
- ヒアルロン酸
このような成分が良いです。
手触りをなめらかにしたいなら、
- アルギニン
- グリセリン
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
ダメージが悩みの方は、
- 加水分解ケラチン
- 加水分解ヒアルロン酸
- 加水分解コラーゲン
- パンテノール
- ポリクオタニウム
摩擦・熱・紫外線から守りたい方は、
- 〇〇油
- 〇〇エキス
- シア脂
- γ-ドコサラクトン
などの成分が目安になるので、自分の悩みに合わせたものを使うのが重要です。
成分 | 特徴 |
---|---|
セラミド | 保水力が高い・キューティクルを整えてツヤ感アップ |
ヒアルロン酸 | 保湿力が高い・ダメージ保護効果もある |
天然由来成分 | 安全性と効果性が高い |
エキス系 | 頭皮や髪の保湿性が高い |
ヒアルロン酸 | ハリ・コシやボリューム効果がある |
コハク酸 | 美容成分の吸着を促進・弾力性アップ |
ヒドロキシエチルウレア | ダメージ部分の保水力向上 |
加水分解ケラチン | まとまりやおさまりを含めた補修効果 |
ヘマチン | ツヤ感向上、髪や頭皮の補修効果 |
加水分解卵白 | ハリ・コシを含めた保湿効果 |
加水分解コンキオリン | ハリ・コシ・ツヤ感の向上 |
パンテノール | 保湿・補修、ハリ・コシの向上 |
γ-ドコサラクトン | 絡まりを改善・ハリ・コシの向上 |
ポリクオタニウム系 | ハリ・コシの向上 |
スクワラン | CMCの脂質層を補修して水分の蒸散を抑える |
イソステアリン酸イソステアリル | 水素結合する部分を持ち、CMCの脂質層を補修する |
髪の主成分でもあるタンパク質を補給してあげることが何よりも大事になります。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- セラミド
- コレステロール
- ヘマチン
- グルタミン酸
- アルギニン
- ロイシン
- セリン
- グリシン
- スレオニン
- アスパラギン
ダメージ毛と同じくたんぱく質を補給しつつ、アミノ酸で負担を減らします。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解卵白
- セラミド
- コレステロール
- ヘマチン
- γ-ドコサラクトン
保湿成分が多い植物オイル系が非常に効果的です。
- アルガンオイル
- ツバキオイル
- シア脂
- ひまわり種子油
- オリーブオイル
抜け毛が気になる方は、地肌への刺激が低いアミノ酸洗浄成分か石鹸系をメインに配合し、抗酸化作用や血行促進作用のある成分が良いです。
- オタネニンジン根エキス
- アカヤジオウ根エキス
- センプリエキス
- ビワ葉エキス
頭皮のフケが悩みの場合、地肌への刺激が低いアミノ酸洗浄成分か石鹸系をメインに配合し、抗酸化作用や血行促進作用、何よりも頭皮地肌の保湿性のある成分が良いです。
- グリチルリチン酸2K
- カンゾウ根のエキス
- ヘマチン
一例ではありますが、こういった成分が非常に効果的です。
POINT 04.
デリケートな肌には「ノンシリコン」を選ぶ


きし
よくあるシリコンかノンシリコンの「2極論争」です。これはどちらの方が良いというわけではなく、髪質や悩み、ヘアスタイルによって使い分ける必要があります。
シリコーン成分は、手触りを「しなやか」「かろやか」「さらさら」にしてくれる特徴とメリットがありますが、逆にシリコーン成分・シリコン油には、デリケートな方にとっては肌トラブルを起こすデメリットもあります。
髪や頭皮に良いとされるノンシリコンシャンプーですが、実のところそういうわけでもなく、シリコンシャンプーの方が、ダメージ毛やくせ毛との相性が良いことが多いです。つまり一長一短あるということです。
シリコンに変わる保湿成分が配合されている、ノンシリコンシャンプーを選ぶようにしましょう。
シリコン成分としては、
- アモジメチコン
- シクロペンタシロキサン
- ジメチコン
- ジメチコノール
などが、基本的なシリコン成分となっています。
敏感肌の方の場合、コンディショニング効果のある界面活性剤にも注意が必要です。肌トラブルの原因になる恐れがあります。敏感肌の方は植物油がベースになっている&ノンシリコンのシンプルな処方の商品がおすすめ。
本来、シリコン成分とはトリートメントに配合されているもので、シャンプーに配合されているものが問題となっていました。洗浄性の強い洗浄成分が配合されていても、指通りの悪さを補うために配合されているケースが多く、結果としてシリコンが毛穴につまらせる原因とされていました。
とはいえ、これはあくまでも洗浄成分が強い場合に限ります。アミノ酸洗浄成分や低刺激の石鹸系などの場合、毛穴をつまらせるほどのシリコン成分は配合されず、むしろシリコン成分によって髪がキレイになるシャンプーとして使うことができます。
これは賛否両論ありますが、個人的な考えでは、シリコンシャンプーが全て悪いというわけではないということです。
美容師が答える
使ってはいけない&買ってはいけないシャンプーの質問
Q
洗浄力が弱い成分のメリットは?
A
毛髪や頭皮への刺激や負担が少なく、美しい状態をキープすることができます。
Q
市販のシャンプーは何が悪い?
A
全てが悪いわけではありませんが、とくに安価なものは洗浄成分が強すぎる傾向があり、頭皮や毛髪に刺激が強いからです。
Q
買ってはいけない・使わない方がいいシャンプーの成分は?
A
- 強すぎる洗浄成分(界面活性剤)
- 弱すぎる洗浄成分
- カチオン界面活性剤
- タール系着色料
- 防腐剤
これらのバランスが偏った成分には注意。
Q
ラックスを使ってますが、大丈夫でしょうか?
A
個人的には使いません。ラックスの中で一番良かったシャンプーは新作のバイオフュージョンです。
Q
パンテーンは安全ではないのでしょうか?
A
個人的には安全ではないと思ってます。まだ良いものは新作のエフォートレスです。
Q
いち髪は使えますか?
A
いち髪なら、プレミアムラインのものがおすすめ。
Q
ダイアンはどう思いますか?
A
洗浄性が強いものが多いですが、ビートゥルーダメージリペアシャンプーは保湿力が高く、気に入っています。
Q
ボタニストは危険だって聞きましたが、どう思いますか?
A
ボタニストは比較的安全に使うことができるはずです。
Q
エッセンシャルは使えますか?
A
種類にもよりますが、ザビューティはまだ安全に使えるラインではあります。
Q
良いと言われるシャンプーでもかゆくなるのですが?
A
頭皮を保護・保湿するものが足りないのだと思います。地肌メインでシャンプーを探すのをおすすめします。
Q
安全なシャンプーは子供でも使えますか?
A
子供でも使えます。実際に1歳の子供に使ってみましたが問題ありませんでした。ですが、これも肌質によって違うので、なにか問題あればすぐに変えてください。とくにマイルドなシャンプーならラッテがおすすめになります。
あとがき

もしも、いまの髪や頭皮が不調なら今回紹介した特徴に当てはまっているシャンプーを使っている可能性もあります。一度、シャンプーに記載されている成分を確認してみて、自分の髪や頭皮との相性もチェックしてみましょう。
今回安全なシャンプーランキングで紹介したシャンプーは実際に使用したうえで頭皮と髪の状態が良かったものだけを厳選しています。シャンプーを選ぶ時の参考にしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご質問やご感想は、以下までお寄せください。
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ビジネス・プライベートで、累計500種類以上のシャンプーを使用してきた経験を活かしてレビューします。
現在では、217種類のシャンプーをレビューしていますので、見やすくするためにカテゴリ別・髪質別・状態別にまとめ記事を作成しています。
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