こんにちは。カピライフです。
私は日頃笹原氏のTwitterを見て、危機感を感じていました。
私はQアノンで熱烈なトランプ支持者ですが、この方の流す情報は信頼性が低いと思っています。
たとえば先日もこんなツイートをしています。
そもそもなぜこの方が、その事実を知っているのでしょうか。
現在ベーシックインカムは、実験的に実施している国以外では導入されていません。
そもそもこの問題は住民投票か議会が決めべきものですが、そんな話も聞きませんし。
それをふまえて彼の言葉を読むと、「日本だけがBI(ベーシックインカム)支給手続きが遅れているようですね」とあることから、直接事実を知っている訳ではなさそうです。
また「反対しているのは主に財務省の官僚でしょうね」とありますが、これも言い方からすると推測にすぎないようです。
今回私はこの方の発信スタイルを分析する上で、いくつか気付いたことがあります。
それは最初は単なる推測のはずなのに、途中からまるで事実であるかのように早変わりすること。
詳しくは後で述べます。
私が今回この記事を書くきっかけになったのは、あるブログの記事を読んだことです。
笹原 俊(シュン)氏から直接私に質問頂いたツイートのやり取りで、私が明確に理解した事
どうやらこの方lilac(ライラック)さんは、私とスタンスが似ているようです。
基本的には世界が良い方向に変わることを望んでいるが、Q界隈に流れる大量のデマには看過しがたいものがあるとお考えのようです。
lilacさんはTwitter上のやりとりから、笹原氏の核心部分について言質を取っています。
まず下の引用の前提として、lilacさんは笹原氏がいつも言っている真偽不明の情報について、不信感を表明しています。
安易で嘘の情報が多いということを仰りたいようです。
その後lilacさんは、そういう嘘の情報は洗脳に近いのではないかと仰っています。
その後のやりとりは以下の通り。
笹原氏
確かにその可能性もあります。しかしそれは、同時代に生きている方にはわからないことでしょう。時間がたって振り返ってから、初めて確認できることです。同時代に生きる私たちは、自らの信念に従って、行動するのみだと私は考えております。
lilac氏
「可能性はあるけれど、同時代に生きている方にはわからない」とはどういう事でしょうか?仰る事が抽象的過ぎて説得力を感じません。
笹原氏
すべての未来が見えている者はいないので、ある程度は賭けになるのは事実です。私はトランプ光に賭けていますが、E-bland さんもそうしろとは言いません。お互い最善を尽くし、信じる道を歩んでまいりましょう。
lilac氏
光の存在はルッキンググラスで全てが見通せるのではなかったのですか?こういう主張にも矛盾があり過ぎて、私は説得力を感じません。
笹原氏
トランプさんは持っていますが、私は持っておりません。
lilac氏
笹原さんには「ある程度は賭けになるのは事実」という認識がお有りだという事が、今回はっきり分かりました。これは大事なポイントです。
lilac氏
笹原さんは「ある程度は賭けになるのは事実」と仰いました。そして自分はルッキンググラスを持っていない=自分は未来を見通す事は出来ないという事を自覚されておられるという事が、今回のやり取りで私は明確に分かりました。ありがとうございます。
lilac氏
笹原さんはつまり「ギャンブルの様な感じでトランプ氏に賭けている」という事ですよね?なのにいつも「誰にも確認出来ていない情報」を確信的に流布される所に問題がある様に私は思います。444グループさんもそうですが、そうした伝え方は多くの人が事実だと信じ込んでしまうからです。
lilac氏
賭けであるというならば、もしその賭けに失敗した時、あなたの「賭けであるにも関わらず、確信的な発信」を信じ切った多くの方達にぬか喜びの希望を与えた分、どれだけ失望を与えてしまうかという事も考慮すべきではないかと私は感じました。
より分かりやすくするために、誰の発言か補足してみました。
非常にスリリングなやりとりではないでしょうか。
私はこのやりとりで、笹原氏が偽情報の可能性があることを認めていることが興味深いと思っています。
こういう本音はなかなか出てきません。
ちなみにこの方は、何事もすぐに陰謀に結び付けてしまうところがあります。
以下は上のツイートの続きです。
しかし今はパソコンもTwitterもできているようですから、闇の攻撃かどうかは知りませんが、なんともなかったのではないでしょうか。
またある時は、こんなツイートがありました。
陰謀かもしれないと、言外に匂わせていますね。
彼のブログ「笹原シュン☆これ今、旬!!」では、Googleの広告を貼っています。
自動広告かどうかは分かりませんが、今現在はGoogle広告が表示されています。
そもそもGoogleの自動広告は不具合が多いことで有名ですから、ブログの知識のある人はほぼ使っていません。
少し調べたら、いくらでも情報が出てきます。
何か異変があると、すぐに陰謀かもしれないと考えるタイプの人なのかもしれません。
もう1つご紹介すると、以前こういうツイートがあって、私はしばらく注視していました。
どうやら彼は自分へのネガティブなツイートが消えたことを、ディープステートがいなくなった証拠にしたいようです。
しかしその後も時々、こういうツイートが散見されます。
私はこの種のツイートを好みません。
しかしこういうツイートがあるということは、まだDSのお掃除が完了していなかったということなのでしょうか。
確かに彼に対するリプは、他の同系統の人に比べてネガティブなコメントが少ないかもしれません。
それは彼がよく引用したり、リツイートする人との比較でもいえることです。
彼が引用リツイートした時でも、元ツイートの方では異論が多いのですが、笹原氏の引用リツイートでは異論は多くありません。
そこに不自然な感じがするのは私だけでしょうか。
しかしブロックを多用しているのであれば、それも何ら不思議はありません。
ただブロックしているから、批判的なコメントが少ないだけなのかもしれません。
確かにブロックしていないのに急に批判がなくなったのであれば、何か異変があった可能性があります。
しかしもしかしたら自分で批判的な人をブロックしておいて、一方ではそれをディープステートの掃除が完了したと主張してはいないでしょうか。
もしそうであれば、そこには意図的な歪曲がないでしょうか。
【同日追記】
記事をアップした後以下の情報が寄せられましたので、共有いたします。
牧瀬空さん、ありがとうございました!
追記ここまで。
先程のlilacさんとのやりとりでも、彼は自分の発信している情報が確証がないことを認めています。
しかし日々発信する情報では、断言していることが多く、多くの場合根拠には触れられていません。
それなのに事実であるかのように発信しているわけです。
たとえばこんなツイートをしていますが、これは本当に事実なのでしょうか。
ディズニーやコカ・コーラあたりのイメージ産業の法務部門は、質量ともに充実しているものです。
ただ都市伝説の類に対しては、いちいち取り合うことはありません。
なぜなら個人を相手にしてもそれほど多くの賠償金は望めませんし、不特定多数の人を相手にしても、キリがないからです。
逆効果になるリスクもありますし。
しかし2万人のフォロワーを持つ発信者がこういう発言をしたら、看過できないとして、弁護士が動いてもおかしくありません。
この件について私は注意喚起をしたいだけなので、これ以上事を荒立てるつもりはありません。
私は自粛警察みたいことはしたくありませんから。
しかし何かこちらに不都合が発生した場合、Amazonの規約に抵触している可能性など、他の件も合わせて問題提起させていただくつもりです。
私はデマの発信を憂慮しているにすぎません。
ただでさえ笹原氏の発信しているデマは、多くの人の怒りを買っています。
三橋広行氏は、フォロワー数が1万2千人の保守系論客の方です。
賛同いただきありがとうございます。笹原俊はあることないことでっち上げて、夢物語を語る詐話師です。注意深く読めば怪しいとわかります。どの情報が正しいか信じられない今、聞く耳を持つ人が増えているのかもしれませんね
— 三橋広行 (@mitsuhashih1) March 16, 2021
この件は一般人を覚醒させる為に、クローンやダブルが何度も逮捕されているというよく分からないツイートでした。
本当にどういうことなのでしょうか。意味不明です。
一回の逮捕ではだめなのでしょうか。
しかしこの件についても、根拠は示されませんでした。
この件も根拠を示してくれれば、それで済む話です。
そうしないと、そのデマを頭から信じてしまう人が出てしまいます。
このツイートは3月22日のものですが、一ヶ月近く経過した今でも緊急放送は確認されていません。
先程申し上げたように、この方の論理には一つ特徴があります。
確定情報ではなく推測にも関わらず、断言してしまうということです。
その良い実例として、もう一つツイートをご覧ください。
上のツイートの「彼」とは、習近平のことです。
笹原氏は最初から習近平がホワイトハットだったという説に否定的です。
それ自体は別にかまいませんが、その後「彼がもともと光だというのは、中共の行動を正当化したい、工作員が流したデマでしょう」という発言がありますね。
最初に「私も確定情報は得ていません」と言っておきながら、最後の方では違う意見の人に対してデマだとしています。
私がこの方の言っていることを信じられないのは、こういう推測と事実のすり替えがあるからです。
私は彼が「こんなのは常識だけどみんな知らないのかなあ」みたいな感じのツイートをすることや、何か断定的に発信する時、いつも根拠は何だろうと不思議に思っています。
根拠を示さず、いきなり事実のように言うのですね。
しかし先程のlilacさんが直接確認したことからすると、あくまで推測した内容を発信しているだけのようです。
それでもいつも不思議と断定しているんですよね。
現に上の例でも確定情報が得られた訳でもないのに、違う意見をデマと一刀両断しています。
実際彼のツイートのコメントに、根拠を求める書き込みがあっても、私の知る限り根拠が示されたことはありません。
もし根拠を示さなくていいのならば、私もデマの証明がどんなに楽かと思います
たとえ異論を唱える人をブロックしたとしても、デマを発信してばかりいたら、盲目的なイエスマン以外は冷たい目で見ることでしょう。
きちんと根拠と論理をふまえて発信すること、そして願望や推測と事実をきちんと区別して、結果的に間違えた情報を伝えないように気を付けること。
私が肝に銘じていることです。
デマがまかり通れば、真実が見つけられなくなります。
もしかしたらデマを発信することで、真実を遠ざけようとしてはいないでしょうか。
もしこのままデマを流し続ければ、周囲との軋轢が高まり、Qアノンの信頼を失墜させてしまいます。
もし本当にQやトランプを支持しているのであれば、嘘の情報を発信することは、味方の足を引っ張ることになると自覚すべきだと思います。