最終更新日:2021年11月25日
泣き入りひきつけを解説!大泣きしたあと、息が止まってびっくり!!
こちらの記事の監修医師
すずきこどもクリニック
鈴木 幹啓
大泣きした直後、子どもの息が止まり顔は真っ青に…。突然のことにびっくりしますが、「泣き入りひきつけ」の可能性があります。
ちょっとしたケガや驚いたことなどが引き金に
泣き入りひきつけは「憤怒(ふんぬ)けいれん」とも呼ばれ、生後6か月~2、3歳までの子どもの20人に1人くらいにみられます。頭をぶつける、何かに驚くなどで大泣きした時にうまく息つぎができず顔色が悪くなり一時的に意識を失いますが、すぐに回復し何事もなかったようにと治るのが特徴です。
後遺症は残らない
泣き入りひきつけは良性のけいれんで、くり返すことはあっても後遺症や発達への悪影響もなく、4~5歳頃には自然と起こらなくなります。このけいれんは1分程度で治まるので、安全な場所で様子をみて、けいれんが治まった後はいつも通りの様子であれば、すぐに医療機関を受診しなくても大丈夫です。
鉄分不足が原因で起こることも
泣き入りひきつけの原因は、未熟な子供の脳が外界刺激に過剰反応することによるといわれていますが、最近では貧血状態のときに起こりやすいことがわかりました。貧血対策として鉄分を補うとけいれんが起こりにくいとされるので、けいれんをくり返す場合は医療機関で相談してみましょう。
子どもを泣かせまいとあまり神経質になる必要はありませんが、もし、子どもにけいれんが起こったときは落ち着いてまずは症状を観察します。泣き入りひきつけのような良性のけいれんであれば様子をみて、必要であれば病院にかかりましょう。
こちらの記事の監修医師
すずきこどもクリニック
鈴木 幹啓
【経歴】自治医科大学卒業
三重大学小児科入局
三重県立総合医療センター(小児一般病棟、新生児集中治療室、小児救急を担当)
国立病院機構三重中央医療センター(新生児集中治療室を担当)
国立病院機構三重病院 (小児急性期病棟、アレルギー・糖尿病・腎臓病慢性期病棟、重症心身障害児病棟を担当)
山田赤十字病院(小児一般病棟、新生児集中治療室、小児救急を担当)
紀南病院(小児科医長)
平成22年5月、新宮市に「すずきこどもクリニック」を開院
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- JR紀勢本線 新宮駅 徒歩10分
- 0735-28-0111
- 小児科 小児眼科 小児耳鼻咽喉科 小児皮膚科 小児神経内科 小児泌尿器科 アレルギー科
「すずきこどもクリニック」は、和歌山県新宮市下田にあります。こちらの院長は、親しみやすい人柄から「地域の良き相談相手」として多くの患者さんに信頼されています。院長は大病院での勤務経験や小児科医長の実績...
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