大阪・堺市で、上半身に複数の刺し傷がある母親と娘の遺体が見つかった事件で、母親の顔に殴られたような痕があったことがわかった。
堺市東区のマンションで24日、住人の荒牧愛美さん(29)と娘のリリィちゃん(3)が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された。
部屋の鍵はかかっていて、室内に荒らされた形跡はなかった。
2人の上半身には複数の刺し傷があり、捜査関係者によると、愛美さんの顔には殴られたような痕があったことがわかった。
警察は、何者かが強い殺意を持って犯行に及んだとみて、殺人事件として捜査している。
また、同居するブラジル国籍の愛美さんの夫(30代)とは連絡が取れておらず、警察は何らかの事情を知っているとみて、夫の行方を捜している。