大阪府堺市の集合住宅で母親と3歳の娘が死亡しているのが見つかった事件で、2人に数十か所の刺し傷があったことが分かりました。
きのう午前9時ごろ、堺市東区の集合住宅の一室で住人の荒牧愛美さん(29)と娘のリリィちゃん(3)が仰向けに倒れて死亡しているのが見つかりました。
2人の遺体が発見された当時、玄関や窓は施錠されていましたが、捜査関係者によりますと2人の上半身には刺し傷が数十か所あり、愛美さんの顔には殴られたような痕もあったということです。
警察によりますと、愛美さんはブラジル国籍の夫(33)とリリィちゃんとの3人で暮らしていました。
関係者によりますと、夫は今月22日の朝、当時の勤務先に「腕にけがをしたかもしれないから病院に行きたい」と連絡して以降、欠勤したということです。
夫とは現在も連絡がとれておらず、警察は何らかの事情を知っているとみて行方を捜査しています。
ADVERTISEMENT