【初心者向け】AmazonOEMの全貌
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【初心者向け】AmazonOEMの全貌
本noteを受け取っていただきありがとうございます!
お待たせしてすみません!(やることが溜まりすぎて公言してから着手するまで遅れてしまいました)
まだAmazonOEMについて知らない方向けに書いているので、既に実施している方は振り返り程度で読んでいただけると助かります。
▽目次 ※クリックしたら各章に飛べます
■国内Amazonの市場規模と成長性
◯国内EC全体の市場規模と成長性
まずはAmazonの話に入る前に国内EC全体の市場規模と成長性について説明します。
結論から言うとご想像の通り国内のEC市場は堅調に伸びています。
下記の図を見ると2020年のBtoC×ECの市場規模は19.3兆円ととんでもなく大きい市場かつ年々伸びていることがわかります。
2020年が前年比較でほぼ横ばいになっている理由は、コロナの影響でサービス系分野(旅行・飲食・チケット販売など)で打撃を受けているからです。
皆さんがイメージしているEC(物販)については巣ごもり需要もあり前年比+21%も成長しています。
これも皆さんのご想像の通りですが、更に今後もECの市場規模は拡大していくことが見込まれています。
2026年に29.4兆円まで成長するとの予測とのこと。30兆円っていうとGoogle誇るAlphabe社の1年間の売上くらいですね。
次にEC化率についですが、世界のEC化率が21.8%なのに対して日本のEC化率は8%とまだかなり低くなっています。
日本のEC市場やEC化が今後も伸長していくのは世界的に見ても間違いなさそうです。
◯国内Amazonの市場規模と成長性
Amazon日本事業の2021年の売上高は約2.5兆円、流通総額は5兆円を超えていると言われいています。
さらにさらにこの規模で右肩上がりで伸びており 2019年対比でも15.7%も成長しています(バケモノ企業。。)
※楽天は2021年の流通総額が5兆円118億円でAmazonと同等の市場規模で、Amazon・楽天が日本の2大ECモールサイトになっています。(次いでヤフショ・ZOZO)
長々と周知の事実をそれっぽく話していましたが、、w
この章で一番伝えたいのが
こんな伸びているAmazonの中でも”中小企業の販売事業者”が急成長している
という点です!!!
去年開催されたAmazonECサミットでの発表によると、国内Amazon全体売上の約”60%”が中小企業の販売事業者によるものとのことでした。 ※中小企業に私のような個人セラーも含まれます
「どうせAmazonで売れているのはAnkerみたいな大手ブランドだけでしょ」
と思っていたので僕はこれを聞いて衝撃を受けました。
実態は僕のような個人セラーも含めた中小企業の販売事業者のシェアがかなり大きかったのです。
またAmazonが出した「2020年中小企業インパクトレポート」では下記のようなデータが出ています。
このデータを見てお伝えしたいことは沢山ありますが、、
とりあえず中小企業がAmazonで今めちゃめちゃ稼いでいるということですw 年間売上の1兆円の市場規模をみんなで分け合っている感じですね。 ※僕でも年間売上3000万ペースなので納得の規模感です。
さらにアマゾンジャパンの社長ジャスパー・チャンが 「Amazonは創業当初から中小企業とスタートアップ事業の支援に注力してきた。ニューノーマルと呼ばれる新しい生活様式への対応が求められる中、日本経済を支える全国各地の中小企業ならびにスタートアップ事業の持続的な成長をサポートできるよう、イノベーションの創出だけでなく、より良いサービスの提供に取り組んでいく。」
と言っており、実際にかなりの金額を中小企業向けに投資しています。
下記のような中小企業キャンペーンを実施していたり
新規出品者には売上が最大1億1000万になるまで売上の5%(最大550万)をキャッシュバックするといったトチ狂ったようなキャンペーンを実施していますw ↓新規出品者特典プログラムの詳細はこちら
◯まとめ
1章から長くなってしまったのでまとめます。 まとめるとポイントは下記4つです。
①EC全体のトレンドは一過性のものではなくこの先も続く
②EC全体中でもAmazonは市場規模が大きく成長率も高い
③さらにAmazonの中でも全体売上の約”60%”が中小企業の販売事業者によるもの
④Amazonは中小企業を事業の成長ドライバーとして見ていてこれからも投資を続けていく予定
いかがだったでしょうか。
”沈みゆく船には乗らない”というのがスモールビジネスの鉄則だと僕は思っているので、このような業界全体のトレンドの分析・理解は重要かなと思います。
Amazonは個人でも法人でもまだまだBETする価値のある業界であるのは間違いないでしょう。
■AmazonOEMとは
◯AmazonOEMのビジネスモデル
「市場の理解はわかったけど、実際どうやって稼いでるねん!」 という疑問に対して説明します。
一言で説明すると 中国の工場で商品を開発・仕入れをして、自社ブランドとしてAmazon上に出品しています。
全然イメージが湧かないと思うので具体例を出して説明します。
◯AmazonOEMの具体例
例えばこの商品。 これは僕と同じようにOEMで出品されています。
売値は2,190円で販売されていますね。
中国の工場で仕入れると1個いくらで仕入れられるか見てみましょう。
アリババで画像検索したら同じような商品が沢山でてきました。
さて値段はいくらでしょうか。
なんとびっくり!1個100円もしないで仕入れられることがわかりました(大暴露) 原価率は驚異の10%以下! ※中国にはいろんな工場があるのでもっと質が高くてもっと原価が高い商品を仕入れている可能性も全然あるのであくまで一例として考えてください。ちなみに原価10%で仕入れられる商品はかなり稀で、大体20〜30%が平均です。
話がそれましたが次にどのくらいこの商品が売れているかを見てみましょう。
さらにびっくり!!!! 1ヶ月で600万円も売れていることがわかりました。
この売上はツールの仕様上過剰に反映されているので少なく見積もって200万の売上として利益を計算してみます。 (それでも1ヶ月で1000個近く売れていることになりますが、、w)
200万の売上から下記費用が差っ引かれたものが利益となります。 ・商品原価 ・FBA手数料 ・販売手数料 ・送料(中国国内・国外どちらも) ・パッケージ・同梱物費用 ・Amazon内広告費用 ・関税
この計算はめちゃくちゃ細かいので割愛しますが、間違いなく利益率で30%以上はあります。 下手した40%近くある可能性もあります。 となると、、? この商品だけで単月60〜80万の利益ですネ(白目)
さらにこういう商品を何個も出したら?夢しかないですね!
と簡単に言ってますが一応注意喚起しておくと現実はそんな甘くはなく、後発でこの商品に勝てるかといったらかなり厳しい戦いになると思います。
余談ですが「原価100円の商品を2000円で売るのはほぼ詐欺でしょ!」と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。 その商品の価値は購入したお客さんが決めることだからです。 僕らセラーは大量に仕入れることで単価を安く仕入れ、在庫リスクも抱えながら説明書やパッケージにもこだわって商品に付加価値をつけて提供しているのです。
その証拠にこの商品もかなりレビューが高く、レビューの中身を見ても「本当に買ってよかった」などのようなポジティブな感想で溢れています。
つまり売り手も買い手も満足し、社会にも貢献できるまさに三方良しのビジネスと言えるのです!!
誰かが被害を被るビジネスじゃないので金銭面以外の精神衛生的にも非常にビジネスモデルだと思います。
■AmazonOEMのメリット
ここからはAmazonOEMのメリット・デメリットについて説明します。
メリットは大きく6つあります。(多すぎて無理やりまとめて6つにしてます) それぞれ説明していきます。
◯市場規模の大きさと成長性
これは前章で説明した通りです。
追加であるとすれば、、 直近の決算でAmazonの中でも広告事業がかなり伸びています。
Amazonの広告事業はGoogle、Meta(旧Facebook)に次ぐ規模感です。 アメリカテック企業の広告事業において直近四半期の成長率は堂々の1位。
Amazonは主要事業じゃない広告事業でこの規模感と成長率を誇っているのビビりますね..
何よりAmazon広告ってこんな規模なんだと初めて知った人も多いんじゃないでしょうか。
記事の中にある通り、Appleのプライバシー保護強化の影響で各媒体で広告事業に大きな影響が出ています。 しかしAmazonはというとこのプライバシー保護強化の影響をほとんど受けないのです!!
記事の中で記載がある通りAmazonは自社のECプラットフォーム内でユーザーを囲っているので影響を受けないのです。
Amazonさん強すぎ!!!!
◯市場規模に対してプレイヤーが少ない(弱い)
2点目は市場規模に対してのプレイヤーが少ない(弱い)ことです。
これはあくまで個人的な感覚ですが、この莫大な市場規模に対してはまだまだ参入余地があると考えています。
数年前のようにとりあえず出品すれば稼げる!といった市場ではないのが確かですが、、 戦略さえしっかり考えられていればまだまだいけます。
特に日本人のセラーはまだまだ少なく、本当の競合は中国人セラーです。
中国人セラーは若干あやしい日本語でとんでもない量の商品を出品してAmazonの日本市場を牛耳っています。
ただ日本語が怪しいのとクリエイティブのデザインもレベルが低いものが多いので、このような中国人セラーに対してはちゃんと差別化できれば勝てます。 ↓こういうやつ
ただ厄介なのが中国セラーは資本力があるので、サクラレビューを金で買って大量に入れているような商品も数多くあります。
↓この商品もサクラだらけです
このような状況に対しての対応策としてはこういう商品カテゴリでは勝負しないこと、そしてちゃんと良い商品選定して付加価値をつけて届けることが大事です。
これができていればサクラなんて入れなくても中長期的に安定して売れるようになります。
↓僕が出している商品もかなり高レビューを維持できています。
話がそれてしまいましたが、まとめるとまだチャンスしかないです。
一緒に4億個ある商品の中から稼げる商品を見つけましょう!
◯不労所得(ほぼ)が得られる資産型ビジネス
これがAmazonOEMの最大で最強のメリットです!!!!!
どういうことか説明するとAmazonはすでにお客さんを大量に囲っているので出品さえできてしまえばそこまで手を動かして集客をしなくても勝手に売れていきます。 ※注意 完全放置ではなくAmazon内広告の調整や商品ページのテコ入れはする必要があります。
クライアントワークをしている方からするとこれは非常に魅力的なんじゃないでしょうか。 例えば動画編集者さんの場合、月に30万円を稼ごうとすると1本6000円の案件を50本こなさないといけません。
1本当たりの作業時間を2時間とすると月に100時間も稼働する必要があります。
さらに案件を獲得するための集客もする必要があるのでもう少し時間が必要になるでしょう。
体調を崩してしまえばその分稼ぎが減ってしまいますし、嫌なクライアントに当たればストレスも溜まります。いわゆる労働集約型の働き方になります。 ※注意 決してクライアントワークをディスっている訳ではありません。クライアントワークは再現性・即金性が高いのがメリットなので。これは後でAmazonのデメリットの部分でも説明します。
対してAmazonの場合はどうでしょう。
出品後にやるルーチン作業は下記だけです。
・Amazon内広告の運用調整(週に1回30分)※外注可能
・在庫発注(2〜3ヶ月に1回チャットするだけ)
・カスタマーサポート(お客さんから連絡あれば都度)※外注可能
・売れ行きを眺める(毎日)
信じられないかもしれませんが、週に1時間程度の稼働で毎月安定してお金が入ってきます。
月30万稼ぐのに毎月8時間の作業=時給4万円弱ということになりますw
僕の場合も直近7月はプライムデーもあり単月の利益が150万でした。 ※ちょっと画像の数値バグってて本来は150万ほどありました。
7月の稼働は10時間ほどだったので時給換算すると時給15万になる計算になります。 (僕の本業は会社員なので、会社の給料で換算すると月150時間稼働の時給4000円弱です←今すぐ辞めたほうがいいw)
さらにすごいのがこれが瞬間風速ではないということです。
このくらいの規模感の収入が”毎月安定して”入ってきます。 7月はプライムデーで跳ねたというのはありますが、最低でも毎月60万以上は安定して入ってきます。 ※注意 僕はまだ始めて1年も経っていないのでどこまで継続して売れるかは今後モニタリングしていく予定です。
ほとんどの方には十分すぎる金額感じゃないでしょうか?
さらにさらにAmazonOEMは資産型ビジネスなので商品数を増やせば増やすほど安定かつ収入の上限を上げることができます。
商品数が増えれば1つが例え売れなくなった場合でも収入を維持することができます。 株の分散投資のようなイメージです。
色々アツく語ってしまいましたがこれが僕が今Amazonに全注力している一番大きな理由です。
旅行しながら稼げるビジネスって他にあります?(怪しくないやつでw)
◯スキルがなくてもできる・1人でできる
「不労所得作るのなんてめちゃくちゃ難しいんじゃないの?」 「組織化しないとできないんじゃないの?」
と思うかもしれませんがどちらも問題ないです。
特別なスキルを持っていなくても家でたった1人でもPCとスマホさえあれば稼ぐことができるのがAmazonOEMなんです。 (めちゃくちゃ詐欺師臭いですが事実なんですw)
実際に僕よりPCスキルが全然ない実の弟にもAmazonを薦めていて、実際に始めています! まだ出品まではできてないのでどうなるかはこれから見ものですが、PCスキルのない弟でもできそう!と思ったということはそういうことです。
一応補足するとデザインなどは外注するので完全1人でというとそれは違います! ただ外注もデザインくらいであとは自分でできちゃいます。
これも余談ですがAmazon広告の運用は他の媒体の広告運用と比べるとめちゃくちゃシンプルです。 なので広告運用者からしたら運用は簡単すぎてびっくりすると思います。 (SEO順位を上げるための戦略は考える必要がありますが)
◯Amazonきっかけでの事業展開
次にAmazonきっかけでの事業展開について説明します。
EC(物販)業界のビジネスモデルはその市場規模の大きさから沢山パターンがあります。
①自社ブランド・せどり × ②国内・輸入・輸出 × ③各プラットフォーム Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング、ZOZO、ebay、メルカリ、BUYMA、Makuake、Shopifyなどなど
このような形で数多くパターンがある中で、AmazonOEMを入り口としていろんなビジネスモデルに横展開ができると考えています。
僕の場合はAmazonOEMで商品開発→販売までの流れを経験できたので、今度はAmazonのようなモールに頼らず自社ECサイト(Shopify)で何か売ってみようとか、逆に楽天に販路広げて売上を最大化しようなど時流に合わせて事業を横展開できるのもメリットの1つかなと思っています。
◯事業売却の選択肢
これはデメリットの方でも言及しますが、Amazonは良くも悪くも安定して稼げるビジネスです。
なのでアドアフィのように月利1000万!!! みたいなことはよほどのことがない限りあり得ません。
ただ唯一、一気にキャッシュを得る方法があります。
それが事業売却です。
安定して稼げるビジネスだからこそ資産価値が高く事業売却ができるのです。 ※アフィリエイトサイトの事業売却のようなイメージです。
まだ日本ではそこまで流行っていないのですが、アメリカではニッチなAmazonブランドを買収する会社がユニコーン企業になっているほど盛り上がっているそうです。
これは近い内に日本でも同じような流れがくると考えています。
実際にアメリカのユニコーン企業「セラシオ」はすでに日本進出していますし、国内にもAmazonブランドのM&Aを事業ドメインに入れいてる会社が複数あります。
事業売却をゴールにして特定のニッチなカテゴリのブランドを作るとか今後やってみたいですね。
■AmazonOEMのデメリット
ここまでの話を聞くとAmazon最強じゃん!!と思うかもしれません。
ただ残念ながら現実はそんな甘くありません。。
物事にはメリットがあればデメリットもあります。 ↓に資本集約型と労働集約型のビジネスモデルのメリデメをまとめてみました。
資本集約型=AmazonOEM 労働集約型=動画編集・せどりなど だと思っていただければいいです。
AmazonOEMは副業レベルといえど、1つの事業を立ち上げることになるので労働集約型のビジネスとは少し毛色が違います。
事業として成功させるためには時間もお金も投資しないといけません。 動画編集のように”このスキルさえあれば一定稼げる”といった再現性もありません。
こういったデメリットについて詳細を説明していきます。
◯一定の自己資金が必要
まず一番の壁が”一定の自己資金が必要”なことです。
動画編集であればスキルと時間さえあれば、資金を投資せずとも一定の金額を稼ぐことができます。
ただAmazonOEMについてはまず商品を仕入れる必要がありますし、他にも中国の代行業者との契約、クリエイティブ作成費用、商標登録、JANコードの発行、リサーチ・モニタリングのツール代など一定の自己資金が必ず必要になってきます。
自分の場合は初期費用は10万円、毎月のランニングコストが4万円程度かかっています。
これにプラスして商品の仕入れにかかる金額やクリエイティブ作成などのスポットの金額が加算されます。
なので初心者が0から始める場合は自己資金で100万円くらいは必要になります。 ※50万くらいでもできなくはないですが、仕入れられる商品がかなり限られるのでおすすめしません。
これを聞いて諦めるしかない方はわりと多いんじゃないでしょうか。
逆に言うとそれくらい参入障壁が高いので、結果的にプレイヤーが増えず稼ぎやすい市場になっているとも捉えられます。
この参入障壁の高さから僕の感覚だと個人でAmazonOEMをやっている層は40代以上がメイン層だと思っています。 ※一定の貯金があって金融投資するより事業投資の方がリターンが大きいと思って始めた層
そのため20・30代で自己資金があって40代以上の人が持っていないだろうマーケスキルがある人はかなりチャンスなんじゃないかなと思っています!
◯キャッシュフローが悪い
次のデメリットがキャッシュフローが悪いことです。
3ヶ月分の商品在庫を仕入れてから発売開始するまでに1ヶ月、そこから商品原価分の利益を回収できるのが2ヶ月後とすると3ヶ月の間キャッシュが凍結することになります。
例えば8月に50万円分仕入れて、実際に利益が出るのが11月とかになります。 しかもその後毎月20万円利益が出たとしても追加の在庫発注や新規商品の仕入れにその分の利益を使わなければいけません。
このように利益は出ているはずなのに、手元の現金として全然残らないというような事象が起きます。 ※生活費やカードで仕入れをしてしまうと黒字倒産になる恐れがあるので注意が必要です。
キャッシュフローが悪いと何が一番のデメリットかというとスケールさせづらいことです。
前述の通りスケールさせるには何個も商品をリリースする必要がありますが、キャッシュフローが悪いと資金がないので短いスパンで商品をリリースすることができません。
なのでOEM界隈の人は1商品リリースしてうまくいったら日本政策金融公庫などから融資を借りてスケールさせていくパターンをよく見ます。 ※最初から融資を借りることはおすすめしません。
結論、資本集約型の名の通りAmazonOEMは資金ゲーです!w
一応補足すると月利20万くらいだったら100万あれば全然いけるので、今すぐ月300万ほしいとかじゃなければ諦める必要はないです。
◯0→1の立ち上げが大変
次に0→1の立ち上げが大変なことです。
特別なスキルが必要ない代わりに作業量はかなり多いです。
タスク整理をしたら商品リリースまで30個以上のタスクがありました。
ググればわかることばかりなのですが、逐一調べて作業するのはかなり大変です。
さらに始めてから商品リリースできるまで短くても3ヶ月程度はかかるので期間的にもハードルが高いです。
結果的に短期で成果が見えないのでモチベーションが維持できず途中で辞めてしまうパターンはあるあるです。
稼げる確信がない中で作業を止めずに進めることはかなりの勇気が必要です。
僕も一番最初の商品の時は発注直後に
「こんなんで本当に売れるのか?」
「もっと良い商品があったんじゃないか?」
「売れなかったらどうしよう…」
とめちゃくちゃ不安になった経験があります。
OEMやっている方はめちゃくちゃ共感できるんじゃないでしょうか、、?w
このように資金以外にも自分の時間を継続して投資し続ける覚悟が求められるのがAmazonOEMなのです。
◯為替・プラットフォームなどの外部影響を受ける
次に為替・プラットフォームなどの外部影響を受けることです。
為替は皆さんご存知の通り直近は円安が進行しています。 円安が進行しているということは輸入時の商品原価が高くなるということです。
このように現時点だと1元あたり20円になっています。 2年前だと1元あたり15円だったので、2年前と比較すると25%も商品原価が高くなる計算です。
為替は利益率に直結するので正直AmazonOEMにとっては逆風です。
ただ円安だから輸出の方が稼ぎやすいんじゃないかというとそうでもないと思います。
ビジネスは需要と供給のバランスなのでみんなが今同じことを考えて輸出に飛びついていると思うとわざわざ今から参入する必要はないかなと。
結局円安になることを見込んで先に仕込んでた人たちが勝てるだけなんですよね。
そう考えると今逆風のAmazonOEMはチャンスとも捉えられます! (現に僕は今の為替レートでも単月150万利益出てますし)
他の外部影響で言うとデメリットになりそうなところは良くも悪くもAmazonというプラットフォームに依存してしまっている点です。
Amazonさんの言うことは絶対なので、AmazonがFBA手数料あげます!なんか君怪しいから垢バンします!とか言われたら一瞬でひれ伏すしかないです。
こればっかりはどうなるか読めないので今全力を出しつつ、他モール(楽天・ヤフショ)や自社ECなどに横展開していってリスク分散をするしかないかなと思います。
◯慣れると飽きる
最後に地味なデメリット、”慣れると飽きる”です。
AmazonOEMはめちゃくちゃ簡略化すると下記の作業しかしてないです。
売れそうな商品を探す→質の良い工場を見つける→クリエイティブ作る→出品
これ最初は大変ですが何周かしてると大体コツが掴めてくるんですよね。
慣れてくるとどうなるかというと
「あーこの商品いけそうだな」
「想定月間粗利は15万か」
「だるいけどやるかあ」
みたいな感じになりますw
月15万収益が増えるなんて普通に考えたら最高すぎるのにめんどくさくなってしまうんですよね。 これにはいくつか理由があるかなと思っています。
・Amazonはマーケットイン型なので自分が好きな商品が売れない(プロダクトアウトで簡単に売れるほど甘くない)
・利益の上限が事前にわかる(検索数や競合の売れ行きで)
・シンプルに作業がめんどくさい(でも時給換算するとめちゃ高い)
このようにあまりワクワクすることがなくなるのがデメリットの1つです。 まあどのビジネスも同じかとは思いますが、、
OEM中級者の方にはおそらく共感してもらえますw
■最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!!!
最初は軽く書くつもりでしたが書いている内に熱がこもってボリューミーになってしまいましたw
僕は普段は20代後半のただの会社員なんですが、このAmazonOEMで収益が出るようになってからは生活的にも精神的にも余裕ができて毎日幸せです。
ちょうどこのまま会社で働き続けても給料は上がらない(もし管理職に昇格したとしてもプレッシャーに対してコスパ悪すぎる)と思っていたので副業という手段で稼げるようになって本当に良かったです。
キャリアに悩んでいて今の仕事に全力で打ち込めていない会社員の方がいたらぜひAmazonOEMについて調べてみてください。僕はおすすめすぎて家族にも友人にも薦めていますw
とはいえまずは自分が本当に何をしたいのか、今最優先で何(本業、副業、趣味、遊びなど)を頑張ることが一番後悔しない選択なのか一度自己分析してみるのをおすすめします。
最後に、、、
僕お盆(8月12日〜16日)が暇なのでお話しませんか!?! 無料で何でも相談します!
・Amazonのこと(まだやったことない人もすでに始めてる人もなんでもOKです) ・キャリアのこと(転職経験あるので迷ってる方、レクチャーします) ・趣味のこと(僕はサウナが好きで毎日のように行ってます)
なんでも構いません!!
下記LINEを登録していただければ日程調整します!!
※万が一募集殺到したら先着順にしますmm
面談が難しくてもテキストでの相談でもいい全然いいのでLINEもらえれば返信しますー!
では最後まで読んでいただきありがとうございました!!