県内ニュース
08月23日 12:24
柏崎刈羽原発 再施工した設備の試験 原子力規制委員会の検査官の立ち会いなく実施
柏崎刈羽原発の7号機では消火設備の配管工事で不適切な溶接が発覚していて、東京電力は1580か所の溶接をやり直すとしていました。
原子力規制委員会は、再施工した設備の耐圧・漏えい試験に検査官が立ち会うことを求めていましたが、東京電力は規制委員会に試験の日程を伝えることなく、試験を終えていたということです。
検査官の立ち会いは義務ではないことから、原子力規制委員会は再試験の実施までは求めていませんが、東京電力に連絡を徹底するよう求めました。
東京電力は「今後、規制委員会とのコミュニケーションをより密にとっていきたい」としています。